パピークラスの様子です
こちらもよろしくお願いします。
2017年
6月
23日
金
こんにちは、スタッフのすずきです。
今回は当院で手術、処置をする前の術前検査のお話ししたいと思います。
当院では麻酔を必要とする手術、処置をする前に、体が麻酔に耐えられるかどうか、麻酔からちゃんと醒められるかの検査をしています。
当院では術前検査として、朝お預かりしてからお昼の処置までの間に
・一般身体検査(体重、熱、心拍数、呼吸数など)
・血圧検査
・心電図検査
・血液検査(同時に術中点滴をするための血管確保も行います)
・レントゲン検査
を行います。
血液検査では肝臓や腎臓の値、貧血の有無など、出血が伴う手術の場合は血液凝固時間も測ります。(当院の血液凝固検査は新しい機械を取り入れより正確に測れるようになりました!)
レントゲン検査では心臓の大きさ、肺に異常がないかも診断します。他の臓器にも異常がないか診ています。
年寄りの子や上記検査で異常が見られる子は、甲状腺の血液検査、超音波検査などの追加検査が心要になる事もあります。
それらの検査結果を総合的に踏まえて診断し、その子の状態に合わせた麻酔を準備したり、術中点滴の速度を決めていったりします。
必要な子は術前に点滴する事もあります。
当院では最も安全性の高いセボフルレンガスを使用していますが、より安全にを心がけています!
次回は手術、処置に入ってからのお話しをしたいと思います(^^)
2017年
6月
15日
木
こんにちは、スタッフの天野です。
前回、ダイエットの工夫をお伝えしました。まん丸のフォルムが可愛い!と私もつい思ってしまいますが、これからの時期、わんちゃんも暑さが大敵となりハードな生活になります。
実際に太っていると体にどんなことが起きると思いますか?
なんとなく想像がつくところでは、「関節疾患」ですよね。体重過多になると当然、各関節に負担がかかるため関節炎を発症しやすくなります。また、椎間板ヘルニアのリスクも高まります。胴長のわんちゃんは特に要注意です!
「循環器疾患」も実は肥満と関係があります。肥満のからだ全体に血液を送るため、心臓に負担がかかります。肥満が直接の原因というよりも、肥満であることにより症状を悪化させてしまう場合があるのです。※発症してからのダイエットはかえって体調を崩す可能性があるのでお勧めしません。
そして、意外かもしれませんが「皮膚疾患」も。脇や股が擦れて蒸れる、感染症にかかりやすくなる。脂肪の中には皮膚炎を起こすことに関係のある物質もあるのです。
そのほか、糖尿病、呼吸器疾患、腫瘍、肝機能障害なども肥満と関係があります。
また、麻酔をかける手術・処置が必要な場合にもリスクが高まります。麻酔薬が皮下組織に一時的に蓄積されれるので麻酔の効きが悪くなり、多量に必要になります。また麻酔から覚めづらくなります。
太っていることでこのように病気に繋がることがあると思うと怖いですね。現在太っている子は、理想体重を目指してダイエットを開始してみませんか?
半年~1年かけてゆっくり落としていきましょう!
最近、我が家のシュナウザーもダイエットを再始動(^-^; ピークよりは痩せ、くびれもあるように見えますが、おなかがポヨン(*_*)
わんちゃんは自分ひとりではダイエットできません。飼い主さんが頑張って管理していきましょう!
2017年
6月
10日
土
こんにちは、スタッフの斎藤です。
みなさん、突然ですがおうちのワンちゃんやネコちゃんの肛門腺、溜まってはいませんか?肛門腺ってなに?という方もいらっしゃると思います。そこで今回は肛門腺についてお話します。
ワンちゃんやネコちゃんのお尻の穴の中には小さなニオイ袋が左右に1つずつあり、そのニオイを分泌しているのが肛門腺といいます。この肛門腺、すごいのが1頭1頭ニオイが違うのとその子によってでる分泌物が違うということです。ドロッとしたものだったり、パサパサしているものだったりとさまざまです。よくワンちゃんやネコちゃんの挨拶で見られるお尻の嗅ぎ合いですが、実はこの肛門腺を通じ、相手の情報を得ているんです‼ニオイで相手の情報がわかってしまうなんてワンちゃん、ネコちゃんはすごいですよね(゜o゜)
この肛門腺、通常であれば便と一緒に排泄されます。ですが、中には便と一緒に排泄されず溜まってしまう子もいます。お尻を地面に擦って歩く行動やお尻の周りを触ってみるとぷっくりと膨らんでいる箇所がある場合は肛門腺が溜まっているため、肛門腺を絞る必要があります。溜まったままにすると、お尻を擦りすぎて出血したり、皮膚炎になってしまいます。溜まりやすい子は定期的に肛門腺絞りを行ってあげましょう!
絞る場所がわからなかったり、難しいという方、うちの子の肛門腺はどうかな?と気になる方もスタッフまでお気軽にお声かけください(^^)
2017年
4月
13日
木
こんにちは、スタッフの鈴木さつきです。
最近診察後の処置としてエリザベスカラーを付けたわんちゃんの飼い主さんに“これ慣れますかね?”という質問をよく受けます。お顔の回りに輪っかが付いてしまってかわいそうに見えるかもしれませんが、答えは“慣れます(^-^)”
診療過程でエリザベスカラーを付けないといけない時はあると思います。その時に出来るだけストレスなく過ごさせてあげたいですよね!
今回は慣れるまでのちょこっとしたコツをお話ししたいと思います。
・エリザベスカラーを持ち出したら魅力的な物に見せるために「いいなー、かわいいなー(^^)」など、わざと楽しげに振る舞います。
・そして、付けた後も「かわいい♥」など、楽しげに振る舞います。
※この時飼い主さんが不安げな顔や可哀想にと思っていると動物に伝わってしまいます。
飼い主さんが大丈夫!とドンと構えていると動物も安心します。
実際にご飯も食べることが出来ますし、寝る事も、遊ぶ事も出来るので大丈夫ですよ!
・カラーを付けている間はいっぱい褒めてあげたり、おやつをあげたり、カラーをよい印象にします。
・治療目的で付けている時はカラーは外さない方がよいですが、もし外す事があるならば、その時は無言で外し、外した後も決して嫌だったねなど話しかけません。
※治療目的で付けている間は、人間が見ていられない時、特に寝ている間などは付けたままにしておいてください。
・カラーを付けている間の方が良い事がある!という事がわかれば、そのうちカラーが嫌なものじゃないという事がわかり気にしなくなります。
傷口を舐めてしまう、眼が傷ついてしまったなど、カラーを付けていれば早く治る症例もあります。その時に出来るだけストレスなく過ごさせてあげたいですよね!
当院のハッビーケアなどではカラーの練習なども行っています。
ぜび、ご相談ください。
カラーが付いていても上手に遊べます!
デイケアでカラーの練習をしている様子
2017年
4月
04日
火
こんにちは、スタッフの天野です。
わんちゃんも猫ちゃんも少し丸いくらいが可愛い!と思うのは日本人の感覚のようです。
ですが、わんちゃん猫ちゃんも肥満は万病のもとです。
年々増えた体重をそのままにしていると関節に負担がかかったり、他の病気を引き起こす要因になることがあります。
太ることのほとんどはカロリーの摂りすぎが原因です。適切な運動はもちろん必要ですが、それよりも食事の管理が大切です。
わんちゃん、猫ちゃんは人間の10分の1ほどの体のサイズです。こう考えると私たちが何気なく与えているおやつ(間食)は多すぎるのかも…と気が付かれると思います。
ごはんにプラスでおやつを与えている場合は、まずおやつの量を見直してみてください。
例えば、今までジャーキー1本だったものを3分の1にします。そして、ジャーキーをさらに細かく切って用意しておきます。わんちゃんは一度に大量に与えられえるよりも、回数が多いほうが喜びますので、細かく切ったジャーキーの数だけコミュニケーションを取りながら与えてみてください(^^)
そして、おやつをあげた時は、その分のカロリーを考えてフードを減らしましょう! フードとおやつの袋をお持ちいただければ、スタッフがカロリー計算します(^-^)
フードの量は袋に記載されている給与量をご覧いただき、今の体重ではなく、目標体重のグラムで与えましょう。フードの量を減らしすぎると必要なタンパク、ミネラルなどが足りず、かえって痩せにくくなり、体にもよくありません。
現在は、療法食で健康的に減量できるものもたくさんあります。
今年こそは愛犬、愛猫のダイエットを!とお考えの方はスタッフまでお気軽にご相談ください(*^^*)
※ただの肥満と思っていたら甲状腺機能低下症などの肥満を引き起こす病気であったり、そもそも肥満ではなかったり(妊娠、腹水など)ということもあるので、気になる場合は一度受診してください。
2017年
3月
30日
木
こんにちは、スタッフの鈴木さつきです。
先日、JAHA家庭犬マナーチャレンジ
を受けさせていただきました。
家庭犬マナーチャレンジでは、飼い主さんとわんちゃんが共に地域社会で幸せに楽しく暮らしていくために、必要なしつけやマナーを身につけているかを、実技テストと筆記テストで確認することができます。
実技テストの内容には
・ブラッシング、おいでなどの 家庭内マナー
・他の人や動物とすれ違っても吠えたり飛び付かないかなどの
お散歩マナー
・クレートで大人しくしていられるかなどの
旅行、おでかけマナー
・他の人に預けられても大丈夫、身体中を触られるなどの 動物病院マナー
があります。
ロコは初めての人やわんちゃんが少し苦手だったりしますが、近づく距離がここまでなら大丈夫とか、クレートで待つ時は食べるのに時間のかかるおやつを入れておけば大丈夫など、自分の子の事をよくわかってあげて、その子に合わせた対処が出来ている事が大切だそうです。
ロコは自分でいうのはなんですが、私との信頼関係と日々のトレーニングのおかげで無事合格することが出来ました(^^)
犬好きが犬嫌いをつくると言われないように、きちんとマナーを身につけ、社会全体が幸せに暮らしていけるようにしていきたいですね(*^^*)
お母さんがお話してる時はちょっと待っててね。
扉を開けた途端に飛び出しては危険です!お母さんが先に出るまで待っててね。
2017年
3月
12日
日
こんにちは、スタッフの斎藤です。
まだ肌寒い日もありますが、日中はだいぶポカポカと暖かな日が多くなりましたね(*^_^*)そろそろフィラリアの血液検査や狂犬病予防注射などの時期になります。そろそろ予定を立ててくださいね。
さて、もう来院して待たれてる間に水槽を覗いてくださった方はお気づきかもしれませんが、なんと…!!
熱帯魚の赤ちゃんが産まれました!!
私自身、熱帯魚の赤ちゃんを見たのが初めてだったため、出勤して水槽を覗いて赤ちゃんを見たときにはとても興奮しました(◎o◎)
少しずつ大きくなっていますが、まだまだ赤ちゃんサイズです。小さくて頑張って泳いでいる姿が可愛く、癒されます(*^^)
お母さんが黄色の熱帯魚なのでこれから綺麗な黄色が付き、どんどん成長していくのが楽しみです♪
まだ、赤ちゃんたちは大きな水槽内で隔離して過ごしています。待合室で待たれている間、可愛い熱帯魚の赤ちゃんをぜひ見てみてあげてください(^O^)
2017年
2月
28日
火
こんにちはスタッフの鈴木です!
今回はマイクロチップについてお話します。マイクロチップをご存知でしょうか?マイクロチップとは私たちでいう戸籍みたいなものです。写真にあるようにとても小さいチップです。この中に12桁の番号記載されていて、機械で読み取ることで登録した情報を照らし合わせてどこのおうちの子かわかるようになっています。
なぜマイクロチップが必要なのか?震災で離れてしまったときにマイクロチップが入っている子は機械で読み取り情報と照らし合わせることができほぼ家に戻ることができたといわれています。迷子や脱走してしまった時も同じです。迷子札を付けている方もいるとおもいますが古くなっていてとれててしまったり、首輪が外れてしまって住所が分からなくなってしまうこともあります。マイクロチップは一度入れるとなくなることはないので 安心です。
今後の猫ちゃん、わんちゃんのことを考えて是非入れてあげてください!
2017年
2月
23日
木
こんにちは、スタッフの天野です。
数回前から心臓や気管に関するお話をしてきました。改めて、様々な症状があることをお伝えしておきます。
・少しの移動ですぐに呼吸が荒くなる
・咳が出る
・あまり動きたがらない、散歩や運動を嫌がる
・普段から寝てばかりいる など
明らかにハァハァと荒い呼吸を繰り返していたり、今までは何ともなかったのに急に咳が出るようになれば、あれ?おかしいなと気がつくと思います。
ですが、シニアのわんちゃんはだんだんのんびり生活することが当たり前になり、「もう歳だもんね」と年齢を理由にこのような症状を見逃してしまいがちです。
いま一度、わんちゃんの日常の様子を振り返ってみてくださいね。
もしも気になる症状がみられた場合には、はやめに受診してください。(※症状がない場合でも心臓の病気になっていることもあります)
また、心臓の検査は“犬ドック”にも含まれていますので、現在 症状のないわんちゃんも 定期的な検診をしましょう(^^)検査をすることで早期発見につながりますし、健康な時の基準を知ることも大切です。
そして現在、心臓疾患のわんちゃんの中には、お薬で体調を維持している子もいます。 薬を飲ませる以外にも、心臓病のわんちゃんのために “毎日の生活でできること” もありますので、ぜひ心がけてみてください。
1. 興奮させない
2. 激しい運動をしない
3. 急激な温度変化に注意する
4. 塩分(ナトリウム)の摂りすぎに注意する
特に、夏冬は室温と外気温の差が激しいので、移動の際は気をつけてあげてください。
人間の食べ物は、わんちゃんにとって塩分が多すぎるので、与えないことがベストです!
そして、おうちで呼吸数を測ってみましょう。わんちゃんが寝ているときに数えるのがポイントです。呼吸数の変化は体調のバロメーターになります。
当院でも診察室で呼吸数を測っていますが、興奮してしまう子がほとんどなので、 おうちで測ってきていただくと評価しやすいです。測り方はスタッフがお伝えします(^^)
心臓病は残念ながら治すことはできませんが、少しの変化に気付いてあげること、先に書いた4つのことに注意を向けることで、生活の質を維持してあげられると思います。
のんびり、ゆったり生活できるようにケアしてあげましょう(*^^*)
2017年
2月
18日
土
こんにちは、スタッフの山﨑です。
私は今、パピーケアスタッフ養成講座に通っています。
全6回のセミナーの内、5回目を終了したところです。
共に学ぶ仲間もでき、刺激を受け、とても有意義なセミナーになっています。
わんちゃんやねこちゃんが人間社会で暮らしていくためには、私たち動物病院がよりよいサポートを目指すことが必要であるとセミナーを受けるたびに感じています。
当院で行っているパピークラスも、そのサポートのひとつになればと思っています。
パピークラスではもちろん、子犬のしつけについてのお話があります。
しつけについて考える際にまず確認していただきたいこと、
それは、私たち飼い主にとって、守らなければならない3つのルールです。
①飼い主がペットとの生活をたのしんでいること
②ペットが幸せであること
③ペットを飼うことで、周囲の人に迷惑をかけないこと
これらを守っていくために、子犬の時期に必要なことは何か。
大事な家族のことを考え、知るのは、とても大切なことだと思います(^^)
詳しくはこちらをご覧ください。
または病院までお気軽にお問い合わせください♪
ご参加お待ちしています!
2017年
2月
13日
月
こんにちは、スタッフの鈴木さつきです。
病院には特別スタッフという私たちの大切な仲間の動物たちがいます。
その中にラブラドールレトリーバーのウラヌス(うーちゃん)がいました。彼女は16歳ととても長生きをしてくれましたが、去年の暮れにとうとう虹の橋を渡ってしまいました…
私は13年くらい前から勤めていますが、うーちゃんは私より先輩でいつも私達の事をいやしてくれていました。
何か辛い事があったり、行き詰まった時にうーちゃんの所に行くと、優しい目で見つめてくれて、そっと体をすり寄せてきてくれて、そっと尻尾を振ってくれていました。ただそれだけで気持ちがすーっと楽になって元気になれました。本当にいつも見守ってくれているみたいでした。
大型犬で16歳ともなると人間でいうと100歳くらい、かなりの高齢なので覚悟はしていましたが、本当にその日が来てしまうと何とも受け入れがたい気持ちになります…
ですが、先生も仰っていましたが最後に“ありがとう”と言ってあげられるように日々接してあげたい。ごめんねよりも“ありがとう”
本当にそう思います。
お別れする事になってしまうまでの過程はそれぞれの家族や動物で違うと思いますが、最後に“ありがとう”と言えるように私達もサポートしていきたいと強く思いました。
うーちゃん私達の事をいっぱいいやしてくれて本当にありがとう!お空でみんなといっぱい走り回ってね!
仔犬の頃のウラヌス☆
この笑顔がたまらないです!
2017年
2月
08日
水
こんにちは、スタッフの斎藤です。
お家のワンちゃんやネコちゃんの便の様子を毎日チェックしていますか?
便はお家の子の健康状態を知るための重要な情報なんですよ(^^)/
では、どこに注目して毎日の便をチェックするとよいのかというと、匂い・形・色・硬さはいつもと比べてどうなのかがチェックするポイントとなります!!
理想的な便はある程度のツヤがあり、便を拾い上げたときに崩れず地面に汚れがつかないのが理想です。匂いや色は食べている物によって変わってくるので調子の良いときの便をしっかり確認しておきましょう(*^_^*)
それともうひとつ。便に異物が混ざっていないかを確認してください。異物が便と一緒にでてきた場合飲み込んでいた恐れがあり、まだその異物がお腹の中に残っている...なんていうこともあります。便と一緒にでてきたからと安心はせず、一度病院で確認をしましょう!また、白く細長いブツブツしたものが便と一緒にでてきたら寄生虫の可能性があります。ビニール袋へ入れて病院へお持ちください。
寄生虫かも!?と思ったり、いつもと比べて便が柔らかい・硬いなど今日の便はおかしいなと思ったら病院へお越しください。
また、その際に便を持ってきてくださるとどのような状態なのか一緒に確認ができるのでお持ちいただけると良いです(^^)
2017年
2月
03日
金
こんにちは!スタッフの鈴木です。
厳しい寒さが続いていますね。皆様体調を崩さないようお気を付けください。
1~2月は健康月間です。
皆さんはわんちゃん、ねこちゃんの詳しい健康状態を知っていますか?元気や食欲など普段の観察でわかる部分も気をつけたい点ですが、見えない部分を知っておくこともポイントです。
血液検査やレントゲン、エコー検査など健康診断でチェックしていきます。シニア期になると血液検査や尿検査などの値が気になり始めますが、若いときの値は今後の基準となり、小さな変化を見つけるために重要になります。病気が見つかったときにどれくらい悪くなっているのか、進行しているのかを今までの値と比べ判断基準にしていきます。健康時の値を積み重ねていくことでちょっとした変化や異常にも気づくことができ、症状がない早い段階で治療を開始していくことができます。早い段階で治療を開始することのは、治癒率を上げるこはもちろん、体の負担を小さくしたり、延命効果を期待することもできます。
私たちは1年で1歳年をとりますがわんちゃん・ねこちゃんは1年で4~7歳年を取ります。7才からはシニア期に入ります。実際私たちの年齢に換算すると思っていた以上の高齢で驚くこともありますね。わんちゃんやねこちゃんは歳を取るのがはやいので若いときは年1回、シニアになったら年2回定期的に検診をしてあげてください。1、2月は健康月間として健康診断や予防処置をお勧めしています。この機会にわんちゃん、ねこちゃんの状態のチェックをしていきましょう。
お電話でのご予約も承っています!
井口動物病院 0533-69-7711
2017年
1月
29日
日
こんにちは、スタッフの山﨑です。
早速ですが、当院では猫ちゃんを連れて来院される飼い主様に
「ネット(洗濯ネットなど)に入れたうえ、クレートなどに入れてお越しください」
とお願いをしております。
このことに加えて、
お家の、その子自身のにおいのついたタオルや毛布等をぜひお持ちください。(^^)
猫ちゃんが私たち人間や猫ちゃん同士やいろいろな何か物に、すりすりしているのを見ると思います。これは猫ちゃんが自分のニオイ(フェロモン)を相手につけることで安心するという性質からなのです。
このフェロモンは同種の動物のもののみ(猫なら猫、犬なら犬)鋤鼻器といわれる器官で感じ取っています。私たちには感じ取ることのできないもので、猫ちゃんを安心させるものです。
普段お家で使っている、そのこのにおいのついたタオルや毛布等を一緒にキャリーバッグに入れてお持ちいただくことで、診察室の中でも自分のニオイ(フェロモン)を感じ取ります。プチテリトリーとして移動することで安心の度合いが上がります。
自分のニオイがつき、自分の体を隠してくれる物の上で、おいしいものを食べる。
診察室を良い場所だと認識してくれるようになります♪
少しでも不安を下げ猫ちゃんに診察を受けてほしいので、ぜひ、お願いします。
みんな大好きな、猫ちゃんのチュールを準備してお待ちしてます!
2017年
1月
28日
土
スタッフの天野です。
最近は短頭種のわんちゃんもとても人気で、可愛がられている方がたくさんいらっしゃいます。
短頭種とはフレンチブルドッグ、パグ、ボストンテリア、シーズーなど、鼻の短いわんちゃんたちのことです。
やんちゃで興奮しやすい性格であったり、肥満体型の子は口を開けながらガーガーと呼吸していることも多くみられるのではないでしょうか。鼻呼吸をしていながら、いびき音が聞こえることもあるようです。
これが一般的と思われる飼い主さんもいらっしゃると思いますが、実はその呼吸は「短頭種気道症候群」の始まりかもしれません。
鼻から気道の入り口である咽頭部までの上部気道が狭くなってしまうため、呼吸がしづらくなります。そのために短頭種のわんちゃんはいつもより強い力で胸を大きく動かして呼吸をしようとします。そうするとさらに上部気道が狭くなり、もっと呼吸が苦しくなります。
短頭種のわんちゃんも鼻で呼吸することを望んでいるのですが、上部気道が狭く呼吸がしづらいため、やむなく開口呼吸を繰り返しているというわけです。
その状態のまま運動をしたり興奮すると、そのたびに呼吸がしづらく、舌の色が青紫になることもあります。 本人は動きたがらず、体温も上昇していることもあり、時には突然失神してしまうケースも…。
そうならないために、短頭種気道症候群の中の“軟口蓋の過長”が確認された場合には切除し、併せて“外鼻腔狭窄”(鼻のあなが狭い)のある子は外鼻翼切除も考える必要があります。
軟口蓋過長は麻酔をかけた時でないと確認は難しいのですが、このような症状がある子はほとんどが過長しています。
若いうちに対処しておくことが効果的ですので、早期の避妊・去勢手術と併せて行うことをお勧めしています。
気になっていらっしゃる方は一度ご相談くださいね
*1~2月中は健康月間です☺
軟口蓋という組織が長いと、気道が塞がれてしまい呼吸しづらいので、この組織を切除してあげることで呼吸が楽になります。
出典:interzooインフォームドコンセントガイド
外鼻翼切除をしてあげると鼻孔が広がり、呼吸しやすくなります。
*クリックすると画像が見やすく表示されます
2017年
1月
10日
火
こんにちは!スタッフの鈴木さつきです。
少し前の話になりますが、スタッフみんなでクリスマス会をやらせていただきました
みんなでお昼を食べて、ゲームをしてプレゼント交換をしました。先生発案で山手線ゲームもしました
ワンちゃん達もクリスマス衣装を来て参加しました(^ω^U)
クリスマス会担当者は数日前から献立、プログラムを考え、どこで何を買ってくるかを相談し、当日何が必要で、どのように進め、楽しい会にするかを練っていきます。
ただの楽しい会だけでなく、パピークラスやその他教室で活かせれるように、企画する事やみんなの前でお話しする練習のいい機会でもあります
今回担当の山崎は一番新人ではありますが、とてもどうどうと話しができていて、頼もしい存在に見えました☆
去年担当だった齊藤のクリスマス会もプログラムがよく練られていてとても楽しい会でした★
今年もスタッフが開催する勉強会にこれらの事を活かして楽しく有意義な会にしていきたいと思います!
2017年
1月
05日
木
スタッフの斎藤です。
皆さん、明けましておめでとうございます!早いものでまた新しい年を迎えましたね(*^_^*)今年も井口動物病院をよろしくお願いいたします!
さて、お正月といえばおせち料理や年越しそばなど美味しい食べ物の誘惑がたくさんですね(*_*)そして、ふと横を見るとキラキラした目をして「私にもください!」と言わんばかりにこちらを見つめているおねだり上手なわんちゃんは多いのではないでしょうか?ついついそれが可愛くてわんちゃんにも…とあげてしまいがちですよね(^_^;)
しかし、そこはぐっとこらえてお正月太りにならにように気を付けてあげましょう!肥満になってしまうと心臓や関節などへ影響するため、注意が必要です。
わんちゃんを上から見たときにくびれが見られなかったり、背骨のゴツゴツが触れない場合は肥満体型です。ごはんの量の見直しが必要になるので、お気軽に相談に来てくださいね(^^)一緒にダイエット計画しましょう♪
2017年もよい年をお過ごしください(^O^)
2016年
12月
26日
月
こんにちは!スタッフの鈴木です。今年もあと少しですね。どんな一年でしたか?こうくんが我が家に来て一年たちました。だいちゃんと2匹になり毎日遊んでいてにぎやかです(^^)
皆さんこの時期ノミ予防をしていますか?気温が低いから大丈夫とか外に出ていないから大丈夫と思っていませんか?ノミは私達の身近にいます。カーペットやベット、家具の隙間など普段触れるものに潜んでいます。
ノミのライフサイクルは卵、幼虫、蛹、成虫と4段階に分かれています。まず成虫が動物に寄生し吸血します。そして卵を産みます。この時多いと50個ちかくも産みます。とても多いですよね!孵化した幼虫は成虫の糞をエサをして1~2週間かけて大きくなります。蛹になり適切な条件になると成虫になります。条件はいくつかあるのですがそのうちの1つが温度です。私達が過ごしやすい温度18度~27度がノミにとっても繁殖しやすい環境になっています。そして成虫は近くの動物に寄生して卵を産み落として・・・このように繰り返していきます。ノミは1年中簡単に繁殖できてしまうのです。ノミがいることで強い痒みや皮膚炎をおこしたり、ノミを媒介し内部寄生虫に感染することも。動物だけではなく私たち人間にも移る可能性もあります。
猫ちゃんだけでなく私達をノミから守るためには予防がとても大切です。写真にあるのはスポットタイプです。首元にたらすだけで簡単に予防することができます。スポットタイプの他に飲み薬もあります。薬をたらして時々気にする猫ちゃんもいるのでそういう子には飲み薬がおすすめです。この時期もしっかり予防していきましょうね
(^^)
2016年
12月
21日
水
こんにちは、スタッフの山﨑です。
12月に入り、寒さが厳しくなってきましたね^.^
寒くなってきますと、どうでしょうか、お家の子は水分摂取量が減っていませんでしょうか?冬はとくにお水を飲んでもらうための工夫をすることや、トイレ環境を快適にしおしっこを我慢させないことが大切です。
なぜ水分摂取量が減ることや、おしっこを我慢させてはいけないのでしょうか。今回お話しする膀胱炎の原因の一つだからです。
膀胱炎とは、腎臓から送られてくる尿を一時的に溜めている膀胱に、炎症が起きている状態をいいます。
膀胱炎の原因は様々ありますが、その一つに細菌感染によるものがあります。
水分摂取量が減りますと尿が凝縮してしまい、細菌が増えやすくなります。
おしっこの回数が少ない子も、尿が膀胱内に溜まっている時間が長くなるため同じ様に細菌が増えやすくなるといえます。
そして膀胱炎を発症するリスクが高まります…!
膀胱炎の症状は
・頻尿
・尿が濁る
・排尿姿勢をとるがなかなか尿が出ない
・血尿
と言ったものがあります。こういった症状が見られたらすぐに受診してください。
治療が遅れてしまうと、膀胱炎の慢性化や膀胱結石へ発展することもあります。また膀胱から腎臓に感染が及ぶと腎盂腎炎を起こしてしまうこともあります。
腎盂(じんう)とは、尿管と腎臓をつないでいる部分です。膀胱炎と併発している場合の腎盂腎炎とは、膀胱での炎症が尿管を伝い、腎盂で炎症を起こしている状態です。腎盂腎炎は周囲に炎症が広がり、やがて慢性腎不全を引き起こすことも少なくありません。
ですので、膀胱炎は早期に、きちんと治していくことが大切です。
診察・超音波検査や尿の検査を行わせていただき病状にあった治療をします。
きっちり治すために症状が消えても気を抜かずに一緒に頑張りましょう!
2016年
12月
16日
金
こんにちは、スタッフの天野です。
前回は咳が出る疾患のひとつとして、気管虚脱のお話をさせていただきました。
今回はわんちゃんの心臓病の中でももっとも発生が多い「僧帽弁閉鎖不全症」についてお話したいと思います。
心臓は、肺に血液を送る右心系と、全身に血液を送る左心系に大きく分けられます。それぞれ心房、心室を持っていて全部で4つの部屋があります。心房、心室のあいだには弁がついています。
健康な心臓は収縮、弛緩、弁の開閉が規則正しく繰り返されることで、正しく血液循環していきます。
「僧帽弁閉鎖不全症」は、左心房と左心室のあいだの血液の流れをコントロールする弁“僧帽弁”が何らかの理由で厚くなり、ピッタリと閉じることができず、血液が逆流する病気です。
全身の血液が不足し、血圧が低下すると、からだは血圧を上げるために全身の血管を縮めます。そのため血圧は上昇しますが、狭くなった血管へ血液を送るために心臓はさらに働き、その結果、左心室を中心に心臓は肥大していきます。
この病気の初期の段階は軽い心雑音が確認できる程度ですが、進行すると、肺の中で血液のうっ滞が起こり、肺に液体が溜まり(肺水腫)、咳が出るようになります。 心臓の上に位置する気管支が圧迫されることで、咳が出ることもあります。
病気の進行を遅らせるために、縮んだ血管を広げるお薬(ACE阻害剤)や血圧を下げるお薬を使っていくことが治療のひとつです。
この病気、私の先代の犬(キャバリア)も患っていました。少しでも楽になるように、食事は塩分を控える、過度な運動を避けるなどなど、いろいろなポイントがあります。どんな生活をさせてあげたら楽になるのかアドバイスできますからぜひ聞いてください。
若い頃に比べて歩き方がゆっくりになった、散歩に行きたがらなくなったなど、一見、関節が悪いのかなと思われがちな症状も、実は心臓が弱っているサインかもしれません。少しでも気になることがありましたら、お気軽に相談してくださいね!
待合室の本棚にも心臓病に関する本がありますので、こちらもぜひご覧ください
本には心臓の働きがわかりやすく載っています
2016年
12月
11日
日
こんにちは、スタッフの鈴木さつきです。
最近大きな地震が多いですね… 地震を含め災害はいつ何時起きるかわかりません、今日はそんな時の備えのお話をしたいと思います。
環境省が出している「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」でもこれまでの大規模災害の経験から、飼い主さんとペットが同行避難する事が望ましいと考えられる様になってきています。
人の防災グッズの準備はもちろん、ペット達の防災グッズの準備もお済みですか?
一例として我が家の防災グッズを紹介したいと思います。
・1週間程のごはん(タッパーに入れておく事で食器にもなります)
・飲み水、食器
・予備の首輪&リード
・トイレシート、おむつ
・ゴミ袋(消臭機能付き)
・消臭液
・予防歴がわかる手帳
・暇つぶしのガム、コングなど
これら全てをリュックに入れて玄関に置いてあります。
そして、同行避難にはクレートの中で大人しくしていられる必要があります。突然の災害で動物が少しでもストレスを溜めないで生活出来るように普段からクレートを大好きな場所にしておいてあげましょう!
写真のようにクレートの上に1枚布を掛けておいてあげるとより安心できると思います(^-^)
また飼い主さんと一緒の時に災害に遭うとも限らないので、マイクロチップの挿入、迷子札の装着、人慣れ&おいでのトレーニング(救出されやすくなります)あと、飼い主さんと動物が一緒に写っている写真も引き取りの時に役に立つそうです。
避難所には動物好きな人ばかりではないですし、他の動物たちも居ます。そんな中でも一緒に生活出来るように基本的なしつけ、ノミ、ダニなどの各種予防処置を普段から行い、動物達を含め、みんなが少しでも気持ちよく過ごせれるように普段から準備しておきましょう。
もっとお伝えしたい事はいっぱいあります!これらのトレーニング、お話は当院のハッピーケアで行っています。ぜひ、大切な家族のためにご参加ください!
給水器からお水を飲めるようにしておくと便利ですよ!
2016年
12月
06日
火
こんにちは、スタッフの斎藤です。
突然ですが、動物の痛みのサインといったら、どのようなものを思い浮かべますか?食欲がなかったり、元気が無かったり・・・・。
動物は話すことができない為、代わりに私たちがよく見て、いつもと違う様子の変化に気づいてあげなければなりません。症状により痛みのサインはさまざまですが、サインに早く気づくことができれば対処も早くすることができます。もちろん、動物の年齢や性格、精神的な行動もあると思います。いつもと比べるとどうなのか、どういう場面でなるかなどがポイントです(^^)
例えば、いつもと比べると元気がなさそうに見えたり、散歩へ行きたがらなくなったり、体の一部を触るとすごく嫌がるなど動物はさまざまな場面で痛みのサインをだしています。また、伸びのようなポーズ(伏せの状態でお尻だけをあげている状態)も痛みのサインです。伸びのようなポーズはわんちゃんが遊びに誘う時も似たポーズをします。実際に遊びを誘うような場面でなければ痛みのサインの可能性が出てきます。どんな場面でそのポーズが出るのか注目してください。
痛みのサイン思い当たる方いましたか?話ができない代わりに動物たちは私たちにさまざまなサインを送っていますね。小さなサインに気づいたら、病院に来てご相談ください。
2016年
12月
03日
土
皆さんこんにちは!スタッフの鈴木です。だいぶ冷え込んできましたね。体調を崩さないようにお気をつけください(´v`)
お家の猫ちゃん昔に比べじっとしていることはないですか??ずっと寝ていたり高いところから飛び降りることが減ったりおもちゃで遊ばなくなったり・・・
それは年をとったからという理由だけではないかもしれません。
実はシニア猫ちゃんのほとんどがどこかに関節炎をもっていると言われています。猫ちゃんは痛みがあっても痛みがあるのでじっとしている可能性があります。
関節炎をそのままにしておくと痛みが増したり骨が変形したりしすることがあります。
痛みを少しでも軽減してあげるのが一番です。痛みの軽減処置で若い頃のように動きがでてきたという猫ちゃんも(笑)
高齢の猫ちゃん、ぜひ相談してください!
また、お家でのケアも大切になります。床をすべにくい素材に変えてみたり高低差があるところは写真のように階段を作り足の負担を減らしたりすることでより過ごしやすくなります。
年のせいかなと思わずに、痛みについて是非ご相談くださいね
2016年
11月
30日
水
こんにちは、スタッフの天野です。
前回、咳が出るのは心臓病のサインかも?!というお話しをしました。
今回は、同じく咳が出ることが病気のサインとなる 気管虚脱(きかんきょだつ)についてお話ししようと思います。
この病気の名前、聞いたことはありますか?
呼吸に欠かすことのできない軟骨でできた筒状の気管がつぶれることで呼吸器症状が出てくる病気です。
ポメラニアン、ヨーキー、チワワ、トイプードル、マルチーズなどの小型犬に多くみられるのですが、あらゆる犬種で発生しています。
はじめのうちは「カッカッ」「ケッケッ」という乾いたような咳が単発で出てきます。
お水を飲んだときにむせることもあるかもしれません。
段々と長い咳も出るようになり「カーッ」とたんを吐くような仕草もみられます。
興奮するとどんなわんちゃんも速い呼吸になりますが、重度の気管虚脱の子は息を吸っても吐いても「ガーガーガー」と連続で呼吸音が聞こえるようなことも多々あります。
また、気管がつぶれて呼吸が苦しくなると、酸素が足りず、舌の色が青紫になり、放っておくことはとても危険です。
もしも咳のような症状がみられたら、はやめに受診してください。心臓病と同じく、聴診、レントゲン検査等で確認し、評価をしていきます。
つぶれてしまった気管を戻すことは難しいですが、咳が出ないようにするため、飲み薬でケアしてあげることはできます。
今現在なんともない子でも、高温多湿の環境を避けることや、お散歩のときにリードで強く引っ張らないこと、肥満にさせないなど、日ごろから意識してあげましょう。
またこの病気に限らず、普段から犬ドックを受けていただき定期的に検診をすることで、症状が出る前に早期発見ができるメリットがあります。
前回と比べてどうかな?と健康な時の画像や数値もとても参考になりますので、若いうちから検診を受けていきましょう☺
正常な気管
黒く抜けた道(気管)がつぶれていないことが確認できます。
気管虚脱が起こった状態
矢印の箇所がつぶれていることが分かります。
2016年
11月
28日
月
こんにちは、スタッフの山﨑です。
わんちゃんを飼われている皆さん、
まだフィラリアのお薬、しっかり使っていただいてますでしょうか?
もう夏も終わり、蚊も少なくなってきたので、「そろそろいいかな?」と感じている方いらっしゃいませんか?(>_<)
フィラリア予防薬は、゛予防薬”と言いながら実は”駆虫薬”です。
蚊に刺されてフィラリアが体内に入り、心臓や肺の血管に行くまで(皮膚の下や筋肉内で成長をしている間)に゛駆虫薬”を投与することがフィラリア症予防では必須になります。ですので、一ヶ月に一回の投薬をお願いしています。
地域によって気温差等があるので、住んでいるところの環境に合わせて投薬する必要があります。
一番確実な方法は、一年中投薬を続けていただく「年間投与」です。
ここ数年では、地球温暖化の影響などで、変な時期に蚊を見かけることもあると思います。年間投与していただいていると、そういった時期でも安心できると思います。
また、薬はまとめて持っていただいていても、「あ!先月いつ薬やったかな?!」「先月そういえば忘れちゃってた…」なんてこと、ありませんか?(^^;)
その対策として、
・10日や20日といった覚えやすい日に統一する
・カレンダーに印をつける、シールを貼るなどがあります。
ぜひ実行してみてください!
また、我が家ではこういう方法で忘れないように投薬しています!というのがあれば、ぜひお聞かせください(^o^)
犬フィラリア症に感染した心臓
出典:『動物寄生虫学』
2016年
10月
18日
火
こんにちは、スタッフの鈴木さつきです。
もう10月ですね!10月と言えばハロウィン🎃
グッズを見ているだけでワクワクします(*^^*)
当院でもハロウィン飾りがいろんな所にあります! このハロウィンの花飾りは治美先生の手作りだそうです!! かわいいお花を見て少しほっこりしてもらえたら嬉しいです♥
そして、イベントもしていますよ!10月末まで仮装して来院されたワンちゃんネコちゃん(飼い主さんでもOKです!)にちょこっとプレゼントをしています☆
病院と言うと体調の悪くなった時にだけ来院するイメージが強いかと思いますが、そうすると、“また何かするのかなー”と病院に来るだけでドキドキしてしまう子も居ると思います。 例えば定期的に血圧測定をしている子はそれだけで血圧が上がってしまうので、体重を測りに来るだけなど、“今日は何もなかった”“怖いことはなかった”と言う経験も動物ちゃんたちには必要ですよ(^-^)
当院の体重計は飼い主さんに簡単にお使いいただけるようになっていますので、気軽にお越しください♪
その時に是非かわいい姿を見せてください(≧∀≦)♥
後ろのネコちゃん達も治美先生の手作りです!
これも仮装…(^_^;)
2016年
9月
17日
土
こんにちは、山﨑です。
まだまだ暑い日もありますが、ずいぶんと秋らしい日が増えてきましたね!
今日は「デンタルケア」についてお伝えしたいと思います。
まず術前に
心電図・血圧・レントゲン・血液検査などの検査をして麻酔をかけるためのチェックをします。
処置中は、
気管チューブを挿管し、留置針を着けて、安全に処置が行えるようにしています。
生体モニターや輸液ポンプなどで鎮痛・腎臓保護・麻酔などの薬剤を使い安全確保を心がけています。
歯石を除去した後はポリッシングです。
スケーリングをした後は、歯の表面が細かくデコボコしています。
それをそのままにしていると歯垢や歯石がまたすぐついてしまうので、歯の表面をツルツルに磨いておく必要があるので、当院では二段階でポリッシングをしています。
最後に、歯石がまた付くのを防ぎ、口臭のもとを取り除くための仕上げをします。
ほっぺが腫れている、目の下が膨らんでいる、などの症状があたら、必ず来院して診察を受けてください。歯のトラブルが原因のことがあります。この場合、処置をしてお口の中を綺麗にし、お薬を使ったりして治さなければなりません。
こうなってしまう前に定期的なデンタルケア、普段からの歯みがきをしていきましょう!
夏のキャンペーンは多くの方にご利用いただきまました。また来年1、2月にも予防キャンペーン月間を行っています。
うちの子どうなんだろうと感じたら、お気軽にスタッフにご相談ください。(^^)
2016年
9月
13日
火
こんにちは、スタッフの天野です。
今回は病気のお話です。
わんちゃんも猫ちゃんも、人間と同じように「心臓病」が存在するのはご存知ですか?
わんちゃん猫ちゃんに共通して見られる兆候として、多くは、咳、運動を嫌がるようになる(倦怠感)、さらに呼吸困難、失神などもあります。
呼吸困難や咳は大きくなった心臓が気管支を圧迫したり、進行した状態では肺水腫が原因で起こることもあります。
人間の咳は擬音語で表すと、ゴホッゴホッ、ゲホゲホなどでしょうか。
しかし、わんちゃんの咳はオエーッ、カッに近く、のどに引っかかったような、今にも 嘔吐しそうな感じです。
そのため、飼い主さんもたいていは吐き気があるように捉えられえるのですが、診察室で先生が診察を始めると、「心臓病の可能性があるので胸のレントゲンを撮りましょう」ということはよくあります。
咳が出る=心臓病とは限りません。気管支に異常がある場合などもあります。(同じく胸のレントゲンを撮って評価します)
咳は出ないまでも、年を取ってきて、最近なんとなく吐きそうになることが増えた、散歩や運動を嫌がるようになったなどの症状は、実は病気のサインかもしれません。
また猫ちゃんはわんちゃんに比べ、心臓病としての咳は少なく、またシニアに入った頃には体調不良でなくてもじっとしていることが多いので、病気になっているのか見分けがつきにくいと思います。また、まわりに弱みをみせない猫ちゃんも多いです。
「心臓病」と一口に言っても、たくさんの病気があります。
犬ドック、猫ドックではレントゲン検査、心電図、心臓のエコー検査を実施し、心臓の評価をしていきます。
その他、血液検査、血圧測定、尿検査もありますので、定期的に全身チェックをしてみてはいかがでしょうか。
犬猫ドックはご予約が必要となりますので、スタッフまでお声かけくださいね。
2016年
9月
11日
日
こんにちは、スタッフの鈴木さつきです。
我が家には1歳のわんこ(ロコ)と4歳の息子がいます。最近気がつけばロコから息子の方に寄っていってとても仲がいいなと思っていたのですが、子犬と子供との生活にはいくつか注意する事があります。
・子犬は何でも口に入れたり噛んだりします。
・子供はいろんな物で遊びたくて、大概きれいには片付けられません(^-^;
・子犬は追いかけっこが大好きで、逃げる物を追いかけます。
・子供はよく走り回って元気に遊びます。
お互いが普通の本能的な行動なのですが、これが混ざり合うと、子供が遊んでいた玩具を子犬が食べてしまったり、走り回っている子供を子犬が興奮して噛んでしまったりと問題が起こることもあります。
子供と子犬を遊ばせるときは必ず大人が監督する必要があります。
1に監督!2に監督!3に監督です!!
うちはどうしても2人を見ていられない時や、子供が小さい部品のおもちゃで遊びたい時は、柵で部屋を2つに分けていました。
そして2人を一緒に遊ばせる時はちゃんと犬と遊ぶときのルールを教えます。
“おもちゃで遊ぶときはお座りをさせてからね”(何か1つ号令を出すといいですね)
“走っててロコが飛びついてきたらピタって止まってね”(飛びつかなくなったらすぐに褒めます)
あとは触り方もいきなり頭を触らずに喉や胸の辺を触ると良いよと伝えました。
大人の監督の下、ロコのお世話を積極的に子供にさせていたら今ではいつも2人はくっついていてとても仲のよい兄弟みたいですよ(^-^)
その他、初対面のわんちゃんへの接したかなどパピークラス内でもお伝えしてますよ♪
柵の外から行きたそうに見ています☺
2016年
8月
27日
土
みなさんこんにちは!スタッフの鈴木です(^^)
夕方になると蝉の鳴き声が前と少し変わってきて秋を連想させますね(・v・)
今回は爪とぎについてお話します。爪とぎの場所はしっかり確定していますか??してほしいところに爪とぎをせずにソファーやイスにしてしまうなんてことありませんか?それは、猫ちゃん爪とぎになんかの不満があります。特に素材と場所です。
まずは、素材について。段ボールや木などいくつか種類があります。猫ちゃんがしっかり体を伸ばすことができるサイズ+好みもあるので好きな素材を選んでください(*^^*)ちなみに我が家は段ボールと麻紐をまいた素材のものを気に入っています。
続いては場所です。高いところ低いところ・よく爪とぎをするところ・垂直なのか平行なのか・他にも猫ちゃんのポイントはあるかもしれないですがまずはこの3つに目を向けてみてください。そうすると好きな場所が見えてきますのでそれにあわせてお気に入りの場所を作ってください。
どうしてもやってほしくない場所の場合そこに爪とぎをおいたり、爪とぎができないように布をかけたり、入ることができないように対策をたてることが重要です。これらのことに注目してみて爪とぎの方法見直してはいかがでしょうか?
他にもききたいことがあればスタッフに聞いてくださいね♥
2016年
8月
20日
土
こんにちは、スタッフの天野です。
皆さんは毎日わんちゃんの身体チェックをしていますか?
パピークラスでは一日一回、全身チェックをしてくださいね!とお伝えしています(^^)
先日、愛犬の体をチェックしていたところ、お耳が汚れているのを発見(;'∀')
垂れ耳で、毛が伸びる彼女はお耳の中は、やはり蒸れてしまうようです。
毎年、暑い時期は外耳炎になりやすいわんちゃんも多く感じます。
痒みを伴ったり、放っておくとあっという間に悪化してしまいますので、気が付かれたら早めに受診してくださいね。
ちなみに治療のひとつに、お家での耳掃除が必要になってくるケースもあります。
私も実家にいくたびに耳掃除をおこなっていますが、家族の協力もあり、だんだんと汚れも目立たなくなってきました!
ごはんが大好きな子は食べさせながら耳掃除をおこない、終わったら食事タイムに…(^^♪
毎日楽しくケアしてあげましょうね☆
お見苦しいですが… 汚れを発見したときに撮った写真です
ごはんを食べさせながら お耳をモミモミ~(^◇^)
2016年
8月
15日
月
こんにちは、スタッフの鈴木さつきです。
まだまだ日中は暑い日が続きますが、朝は涼しい日もありますね、そんな日は早朝から散歩に行くのも毎日の日課として気持ちよさそうですね(^^)
毎日の日課…ロコは歯磨き教室に通わせていただいてから、毎日寝る前に歯磨きをしています。
歯垢が歯石(カチカチの塊)になってからでは歯磨きでは取れず、麻酔をかけての処置になります、歯石になってしまう前に毎日の歯磨きをお勧めします!もし、歯石になってしまった場合は麻酔をかけて機械で歯石を取ります、そのままでは歯の表面がザラザラでまた歯垢、歯石が付きやすくなってしまう為、当院では次にまた付きにくくするために歯の表面を磨いていきます。ここまでの工程を麻酔なしでやるのには動物に負担がかかるため、麻酔をかけてしっかりやらせていただきます。
ピカピカの歯になったら、次は歯石にならないように毎日の歯磨きを心がけましょう(^O^)
でも、初めから無理やり歯磨きをすると歯磨きが嫌いになってしまいます、毎日やることなので楽しくやりたいですよね♪ゆっくり慣らしていきたいので、歯石取りをする、1ヶ月前くらいから歯磨き練習をする事をお勧めします。詳しい方法は当院の歯磨き教室でお尋ねください(^^)/
ロコはゆっくりはじめていって今では、お膝ごろんで歯磨きできるようになりましたよ☆
2016年
8月
10日
水
こんにちは、スタッフの山﨑です。
突然ですが、みなさんのペットのおうちって、どんな感じですか??
私の家のワンちゃんたちは、もうずいぶん長いこと、このおうちです(*^_^*)
時季によって中に冷たいシートを敷いたりフカフカのマットを入れています。
今回いつも父に任せっぱなしだったお掃除を私がやりました。
お掃除していると、まだ小さくてなかなか入口の高さが跨げなかった子を補助してあげてたな~など、小さい頃の思い出も一緒に振り替えることが出来ました。
みなさんのお家にあるいろんなもの一つ一つに、ペットとの様々な思い出があるのではないでしょうか(#^^#)
何かの機会に振り返ってみると、たくさん出てくると思います(^o^)
こんなエピソードありました!というのがあれば、ぜひお聞かせください♪
2016年
8月
05日
金
こんにちは、スタッフの斎藤です。
まだまだ暑い日が続いていますのでみなさま、わんちゃんねこちゃんも熱中症には十分にお気を付け下さいね!
自宅で飼っている柴犬の小梅は家の中で過ごす際、専用のスペースにいます。
風通しの良い場所ではありますが、もっと快適に過ごしてほしいと思い、最近すのこを置いて近くには竹でできているカーペットを敷いて生活しています。
これを置く前はクッション性のあるコルクマットを敷いていたのですが、掘って寝床を作る癖があるのかそのコルクはボロボロに…(T_T)
そんなことがあった為今回もかな~と思っていましたが、気に入ってくれたのか、すのことカーペットを置いてからそんなことなく、すのこで寝ていたり、カーペットで寝ていたり小梅がその日過ごしやすい方を選んで寝ているようです(*^_^*)
ちなみにもう1匹トイプードルのちょこがいるので部屋にあるクーラーをひとつだけつけて暑くならないようにしています。
家の中であっても油断禁物で蒸し暑い時は暑いので気を付けなければいけません。
この夏を快適にわんちゃんねこちゃんと乗り切りましょう♪
2016年
7月
29日
金
みなさんこんにちは!スタッフの鈴木です。
子猫ちゃんたちが診察に来て、日々成長しているのをみて嬉しい気持ちになっています。成長すると子猫ちゃんのエネルギーもさらに高まります。今回はエネルギー発散になるおもちゃについてお話します。
さて皆さんおもちゃはお家にいくつありますか??お気に入りのおもちゃが5つくらいあるとベストです。子猫ちゃんも毎日おなじおもちゃでは飽きてしまうので毎日そこから3つのおもちゃを交代で使っていくのがいいと思います。ちなみに我が家のお気に入りはこれです。特にこうくんは人形を好み、だいちゃんはボール系を好みます。ほぼ、こうくんのお気に入りのおもちゃになっています(笑)それぞれ好みがあるのでその猫ちゃんにあったおもちゃを使って遊んでいただければと思います(・v・)
ここで注意!おもちゃでも飲み込めてしまえる大きさの物はやめておきましょう。飲み込んでしまうと詰まってしまう可能性があります。もう一つ、手をおもちゃにしてしまうことです。子猫の時期なんでも興味を示してくれて、ちょっとした手足の動きでも反応することがありつい遊んでしまうこともありますよね?それは子猫に手足はおもちゃだよと教えていることになります。手をおもちゃにしないようにしましょう。もし、遊ぶようなことがあったら相手をせずに無視をしてください。そして、お気に入りのおもちゃでいっぱい遊んでください(^^)うちの子こんなおもちゃで遊んでるよというお話があればぜひお聞かせください♥
2016年
7月
24日
日
こんにちは、スタッフの天野です。
実家の愛犬(Mシュナウザー)に会いに行った際に、
「暑いせいか吐くことが多くなった」と家族に言われました。
今までそれほど吐くことは気にならなかっただけに心配になってしまいました。
6月末のデンタルケアの際に一通り検査をし、特別な異常もなかったため、病気という感じでもないように思っていました。
食事のときに首の位置が下がるだけで体に負担がかかったり、食べ物も逆流しやすかったり、食べながら空気も飲み込んでしまうためゲップや嘔吐をしやすいため、
「食器の位置を高くしてあげるとそれだけでも楽になるんじゃないかな」
と家族に何気なく話していたところ、
先日、もう食器台が用意されていました!
入れ物を逆さにして、滑り止めを使う、その発想にびっくりですが…( ゚Д゚)ナイスですよね!
それから、暑さ対策も考えてもらったので、吐く回数も激減したようです。
シニアに入り、このような些細なことにも気を配る必要があるのだと感じました。だんだんと体温調整なども難しくなります。もちろん、どの年齢のわんちゃんもこれからの季節は涼しい環境で過ごせるのが一番です。
外出時もクーラーをつけるなど、気をつけてあげましょうね(^_-)
滑り止めを敷くことで、とても安定します☺
首が下がり過ぎず、ちょうど良さそうです☆
2016年
7月
21日
木
ちゃんと聞いています(^^)
こんにちは!スタッフの鈴木さつきです。
先日我が家の愛犬ロコと歯みがき教室に参加させてもらいました(^-^)
飼い主さんとわんちゃんにも負担のない歯みがきの仕方をゆっくりなペースで教えていただけるのですが、その中でトリック(芸)も1つ覚えていきました。
代表的なトリックに"お手" "はーい!(手をあげる)" "真剣白羽取り" "ターン" などがあります。ロコはまだやったことのない真剣白羽取りをやってみました。最終日の発表の時も無事完成形を見せることが出来ました(^-^)
ロコはお家でもいろいろトリックをしています!
おもちゃを3つくらい用意して、それぞれのおもちゃの呼び名を教えます。うちは写真の左から「赤いコング」「青いコング」「ヨーダ(笑)」と教えています(*^_^*)
それを同時に投げて、例えば「赤いコング持ってきてー」と言うと赤いコングを持ってきてくれます‼
ちゃんと持ってこれたら、私も嬉しくていつも以上に誉めていました♪ロコも楽しかったのか何回もやりたがります(^ω^U)
わんちゃんは飼い主さんと何かお仕事をするのを喜びますので、何か一緒に芸ができると飼い主さんもわんちゃんも楽しいと思いますよ(^o^)/
2016年
7月
17日
日
こんにちは、スタッフの山﨑です。
夏ですね!暑いですね!
みなさんはワンちゃんのお散歩、どのようにされていますか?
夏のお散歩は、他の季節よりも気配りが必要です。
まずはお散歩をする時間です。
日中のアスファルトは50~60℃にもなると言われています(゚_゚)
犬は地表から近い場所にいるので私たち人間よりも暑さを直にに感じます(>_<)
そして、そんな熱いアスファルトの上を歩くと、肉球が火傷してしまいます…。
オススメの時間は、
・まだ日があまり出ていない早朝
・日が沈んで少し経った時間
です。
アスファルトの温度が下がったのを確認してからお散歩に行ってくださいね(^^)/
また長時間のお散歩は避ける、お散歩バックに水分補給用のお水を入れておく、
などの気配りがあるといいですね(*^_^*)
これらのことを気を付けていただいて、夏でも楽しくワンちゃんとお散歩してください♪
2016年
7月
12日
火
こんにちは、スタッフの斎藤です!
もう、まさに夏!!という暑さが続いていますね(>_<)
みなさま、体調等お気を付けください!
さて、先日、水槽をきれいに掃除をしました!
先輩のやり方を見よう見まねでやってみたのですが、やはり大変で何より一番大変だったのは苔取りでした(^_^;)
水草や石、流木などに数日ですぐついてしまう苔なので、本当にこまめな掃除をしなければきれいな水槽は保てないのだなと改めて感じました…
今回は苔を付きにくくする液状のお薬をカルキ抜きした水に混ぜていれて様子をみているのですが、他にいい方法がないか考え中です!
それと、水槽が寂しいような気がしたので、近々水草を増やしたり、お魚さんを増やそうかと思っています!
待合室にいる間楽しくみなさまに見ていただけるように考えていますので楽しみにしていてくださいね♪
2016年
7月
06日
水
こんにちは(^^)スタッフの鈴木です。いよいよ夏本番ですね!
最近猫ちゃんの診察の多いです。そこで1つお願いがあります。愛猫を病院につれてくる際にネットに入れてきて頂きたいです。ネットといっても100円ショップで売っている洗濯ネットで構いません(^^)
クレートに入っていても開けた瞬間や壊れてしまい脱走してしまうという可能性もあります。犬に比べてお家に帰れる可能性はとても低くなります。
猫ちゃんはネットに入れることで自分が隠れているつもりになりますし、外から様子の観察もできます。そして、お家の匂いもついているのでより安心します。少しでも愛猫ちゃんの負担を減らすことができればと思います。
ネットに入っている大ちゃんです!
2016年
7月
01日
金
こんにちは、スタッフの天野です。
つい先日、愛犬のデンタルケアを行いました。
普段、実家に帰ったときに歯みがきはしていましたが、やはり日が空いてしまい、気が付けば歯石がびっしり付着していました…。
このままでは可哀相なので、歯石除去をすることにしました。
術前には心電図、血圧、血液検査、レントゲン検査を行います。
大きな異常はなかったのでそのままデンタルケアに入りました。
レントゲンを確認していた先生から、
「一番奥の歯は、左右上下とも歯根がダメになってしまっている」と指摘され、今回抜歯もすることになりました。
歯みがきでは届かない場所だけに、歯石も重度に付着していました。そして驚くべきは抜歯した歯の根っこ!
真っ黒に汚れが溜まり、腐りかけていました。
抜歯も終わり、最後にポリッシングもして、スッキリ真っ白な歯に(^^♪これで随分お口の中が快適になったと思います!
当院では7月から8月末まで、病気予防月間です。
・去勢手術/避妊手術
・デンタルケア
*オプション:爪切り・耳洗浄・肛門腺洗浄・鼻涙管洗浄
・犬ドック/猫ドック ・ミニ犬ドック/ミニ猫ドック
*オプション:内視鏡
これらの項目が通常より割引されます。
ぜひこの機会に考えてみてくださいね☺!
抜歯の様子
抜歯した後臼歯
2016年
6月
26日
日
こんにちは、スタッフの鈴木さつきです。
我が家の愛犬ロコが5月で1歳になりました。わんちゃんは産まれて始めの1年で人間でいうと18歳になり、その後は1年毎で猫、小型犬で5歳、大型犬で6歳年をとっていきます。
我が息子が3歳の時に、2ヶ月で迎えたロコももう人間で言うと18歳、もう息子の年齢を越えてしまいました。
そして、まだ3歳の息子に命の尊さ大切さを伝えるのに何かいい絵本がないかと探していたところ、こんないい絵本を見つけました!
“ずーと ずっとだいすきだよ” です。 命あるものいつかはお別れをしなければいけない時が来ます。そして、その命は人間の寿命より短いです。こんなに愛おしい存在との別れ…考えたくはないけれど、動物を迎えた時から考えなければいけない事かなと思います。
その日が来た時、後悔しないように最後はどのように送ってあげたいのか、心に余裕があるうちに考えておいた方がいいかなと思います。人間の終活と同じですね。
そして毎日“大好き♪”と言っていっぱい触れ合ってあげたいですね(^-^)
息子もこの絵本を真剣に、最後は涙しながら聞いていました。息子はこの絵本を読み聞かせるようになってから、よりロコを大切にしてくれています(^^)
この絵本、待合室にも置いてあります。おすすめですよ(*´ー`*)
2016年
6月
21日
火
こんにちは、スタッフの山﨑です。
我が家のワンちゃんが昨日14歳の誕生日でした(^○^)
今はとってもおとなしくて落ち着いていますが、小さい頃はイタズラをたくさんしました(^_^;)
中でも、カイロを食べてしまったときは焦りました・・・
ワンちゃんのこういったイタズラや誤飲は、届かないところに置いておけば防げるものです。誕生日を機に昔を思い出して、改めて環境整備をきちんとしなければ、と思いました。
みなさんもぜひ、一度見直してみてください(^_^)
2016年
6月
17日
金
こんにちは、スタッフの斎藤です。
今家にいる柴犬の小梅はまだ4歳ではありますが、将来シニア犬になった時の為におむつの練習中です。
はじめつけた時は全く動かなかったり、かと思ったら気になってくるくる回りだしたりでなかなか慣れませんでした。ですが、おむつをつけながらおもちゃで遊んでみたり楽しいことを関連付けながら毎日やっていくうちにおむつをつけても気にしなくなり、つけたままでも気づいて見たらリラックスして寝ているくらいになりました(*^_^*)
シニア犬になってから慣れてないものを身につけるのと若い時にすでに良い経験としてつけているのとだとわんちゃんにとって負担も大きく違うと思います。
もちろんシニアになってから初めてつける子もいるかと思います。当院ではシニアわんくらぶというシニア犬を対象としたクラスを行っているので是非開催する際にはぜひご参加ください(^O^)/
パピーの時期に慣らすのがベストなのでパピーを迎えられたらパピー教室へのご参加を!
2016年
6月
09日
木
こんにちは、スタッフの天野です。
ツイッターでも報告させていただきましたが、6月3日(金)に講師の先生をお招きして、第2回マナーセミナーを開いていただきました。
今回のテーマは電話応対です。
電話マナーチェックから始まりましたが、新人ではない私でも迷ってしまう内容もあり、改めて確認できて良かったと思いました。スタッフ全員で内容を共有する場面もたくさんありました。
そのあとは実践です。
今回は講師の先生が録音機能付きの電話を持ってきてくださったので、スタッフ同士で実践をしました。
普段から受付にいることが多いので電話を受ける機会も多いのですが、いざ実践となるととても緊張しました。
電話越しの自分の声を聞くことはないので照れもありましたが、録音したやりとりをスタッフみんなで聞き、癖や言い回しなど、気を付けるべきところを再度確認しました。
今回のセミナーでは本当に貴重な経験をさせていただきました。
これからも気持ちのよい対応、スムーズな対応を心がけていきたいと思います(^^)
2016年
6月
05日
日
こんにちは‼︎スタッフの鈴木です♪
最近は朝、夜も暑い日が続いていますね。皆様も体調にお気をつけください。
この時期毛がよく抜けますね。なのでブラッシングをしているかと思います(o^^o)皆さんどのようにしていますか⁇
ちなみに私はこれを使っています‼︎歯ブラシです(^∇^)意外とこれが調度いいのです。毛先も柔らかく痛くありません。
猫ちゃんは自分でグルーミングをしていますが毛の量が多いとその分体の中にも入るので上手く処理できないと詰まることもあります。なので今のうちにブラッシングに慣らしておくのが大切です‼︎
実際に歯ブラシを使ってブラッシングしているのがこちらです。
始めは顔からゆっくり始めていきます。毛並みにそってゆっくり当てていきます。慣れてきたら体も同じようにブラッシングしていきます。この時に出来物や腫れてるところがないか全身チェックも出来るといいです。そして、歯ブラシがオモチャにならないように注意してください!いきなり長い時間ブラッシングではなく最初は短い時間から始めていきましょう(^^)無理にやってしまうと嫌いになってしまうので気をつけてくださいね。今日もバッチリなだいちゃんでした(*^o^*)
追記
猫はグルーミングが好きな動物ですが、顔は自分でできませんね。仲のいい猫同士でグルーミングをします、これをアローグルーミングと言います。
歯ブラシで顔をグルーミングするのはこれの模倣ですが、仲良くなったり、ブラッシングに慣らしたり、他にもいいことがいっぱいあります。
まずはほっぺのあたりから優しく始めてくださいね。
2016年
6月
02日
木
こんにちは、スタッフの山﨑です。
みなさんはお家のワンちゃんとどのように遊んでいますか?
我が家の年寄りワンちゃんたちはもう遊んで遊んでと言ってこなくなりましたが、まだ一歳の子は遊び盛りです(*^-^*)
ワンちゃんと遊ぶ時は簡単なルールを決めて遊びます。
パピークラスでお話ししていることを実践していたら、前よりお利口さんに遊んでくれるようになりました♪
例えばひとつ、アイコンタクトをしてからボールを投げます。
家では加えてオスワリもしています(^_^)
待ってる時が可愛くてたまりません!!
そして我が家ではこのボールを『プピー』と呼んでいるのですが(笑)
普段はこの子の届かないところに置いてあるプピーを、こっそりイスの下などにセットし『プピーは?プピーどこにある??』とこの子に聞くと、探し回って持って来てくれるようになりました(*´ω`)
くわえて走ってくる姿もたまりません(#^^#)
ワンちゃんとの遊びは楽しいですが、ルールを決めてやるとこちらもさらに楽しくなって、この子の大好きなボール遊びをしてあげる回数も増えました。
みなさんのご家庭でも、遊びをする前にワンクッション、なにか決めてワンちゃんと遊んでいただけるといいと思います(^^)
2016年
5月
28日
土
こんにちは、スタッフの鈴木さつきです。
だんだんと暑い日が増えてきましたね。今の時期は冬のフワフワした毛から夏の少し硬い毛に抜け変わる換毛期です。飼い主さんのお洋服やお家の中が毛まみれという事もあるのではないのでしょうか?
我が家のわんちゃんもスピットとポメラニアンのmix犬なのですごく毛が抜けます(>_<)
白い毛ですので黒い服が、家の茶色の絨毯が真っ白!なんて事も… いくらブラッシングをしても、お部屋を掃除をしても少し腰掛けただけで服が白くなってしまう…悩みに悩んで思い切って、初めてサマーカットをしてみました!
サマーカットにもいろいろありますが、今回は顔と尻尾の先、四肢の足先の毛は残しその他はバリカンで短く刈ってしまう、ライオンカットをしました。白ライオンです(^-^)
ロコの初めての姿に笑ってしまいました(*≧m≦*)でもお陰で大分抜け毛は気にならなくなりました。
でもこのサマーカット、気をつけなければいけない事がいくつかあります!
・見た目が涼しそう…… でも!!お外に行くとき被毛が無くなった部分は直射日光を直接浴びてしまうので、逆に暑くなってしまいます。
・今まで被毛で守られていた皮膚があらわになるので虫に刺されやすくなったり、散歩中など草むらで皮膚を傷つけやすくなります。
・また、冷房の効きすぎた室内では冷えすぎに注意です。
もしサマーカットをされたら、散歩の時は特に写真のようにあらわになった皮膚を被うような服を着せて直射日光などが当たらないようにされることをおすすめします!
2016年
5月
22日
日
こんにちは、スタッフの斎藤です。
私の家で飼っている柴犬の小梅なんですが、ごはんが大好きで子犬の時からガツガツ噛まずにごはんを食べる子でした(-_-;)
やはり、勢いよく食べるのでのどに詰まらせてむせたりしていたので何かいい方法はないかと思って色々探したところ、早食い防止のお皿を発見!!
ごはんが入るところにデコボコと突起があるのですぐには食べれない構造になっています。
さっそく使ってみたんですが、噛まずに食べていたごはんをちゃんとむせることなく噛んで食べて、食べるスピードもゆっくりになりました(^v^)
みなさん知っての通りわんちゃんの祖先は狼で肉食動物です。生きるために獲物をとられまいとする本能が今でも残っているため、それがわんちゃんが早食いをしてしまう原因のひとつのようです。
早食いは小梅のようにのどに詰まらせてむせたりといろいろなリスクがあります。
早食いしてしまう子にはこういったお皿に切り替えるのもひとつの手だと思いますよ♪
もちろん、コングや小分けにしながらあげるなどでもいいと思います!
その子にあったやり方で負担のかからない方法を探してみてあげてください(*^_^*)
2016年
5月
18日
水
こんにちはスタッフの鈴木です。
みなさんゴールデンウィークはどのように過ごされましたか??
わんちゃん、ねこちゃんとお出かけされた方もいるかとおもいます(^^)ここで気を付けていただきたいのが熱中症です!
まだ早いかな??と思う方いらっしゃるかと思いますが地域によってはゴールデンウィークに30℃近く上がったところもあるみたいですね(;;)外は風通りがよくても車内や室内は熱気がこもりやすく熱中症になりやすくなります。また温度が高くなくても湿度が高くてなることもあります。特にこの3つに当てはまる子は要注意です!!
1. 年寄りのわんちゃんねこちゃん
2.短頭種の子
3.黒い毛の子
年寄りのわんちゃんねこちゃんは成犬・成猫にくらべ体温調節が苦手です。短頭種の子は鼻が短いため他の犬種よりも呼吸がしづらいです。黒い毛の子は光を吸収しやすので熱がこもりやすいです。普段から部屋の温度・湿度やお散歩の時間、こまめな水分補給に気を付けてください。お出かけの時には保冷剤をタオルにくるんでおいておくと風が通った時に冷たい冷気が入るのでおすすめです!
ペットボトルを凍らせてタオルで巻き、保冷剤代わりにしています。