こんにちは、スタッフの山﨑です。
12月に入り、寒さが厳しくなってきましたね^.^
寒くなってきますと、どうでしょうか、お家の子は水分摂取量が減っていませんでしょうか?冬はとくにお水を飲んでもらうための工夫をすることや、トイレ環境を快適にしおしっこを我慢させないことが大切です。
なぜ水分摂取量が減ることや、おしっこを我慢させてはいけないのでしょうか。今回お話しする膀胱炎の原因の一つだからです。
膀胱炎とは、腎臓から送られてくる尿を一時的に溜めている膀胱に、炎症が起きている状態をいいます。
膀胱炎の原因は様々ありますが、その一つに細菌感染によるものがあります。
水分摂取量が減りますと尿が凝縮してしまい、細菌が増えやすくなります。
おしっこの回数が少ない子も、尿が膀胱内に溜まっている時間が長くなるため同じ様に細菌が増えやすくなるといえます。
そして膀胱炎を発症するリスクが高まります…!
膀胱炎の症状は
・頻尿
・尿が濁る
・排尿姿勢をとるがなかなか尿が出ない
・血尿
と言ったものがあります。こういった症状が見られたらすぐに受診してください。
治療が遅れてしまうと、膀胱炎の慢性化や膀胱結石へ発展することもあります。また膀胱から腎臓に感染が及ぶと腎盂腎炎を起こしてしまうこともあります。
腎盂(じんう)とは、尿管と腎臓をつないでいる部分です。膀胱炎と併発している場合の腎盂腎炎とは、膀胱での炎症が尿管を伝い、腎盂で炎症を起こしている状態です。腎盂腎炎は周囲に炎症が広がり、やがて慢性腎不全を引き起こすことも少なくありません。
ですので、膀胱炎は早期に、きちんと治していくことが大切です。
診察・超音波検査や尿の検査を行わせていただき病状にあった治療をします。
きっちり治すために症状が消えても気を抜かずに一緒に頑張りましょう!
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