地域貢献の一貫として、動物病院スタッフ向けのセミナーを開催し足り、実習を受け入れています。

日々のケア・歯磨き・パピークラス・シニアクラス・デイケアの内容をより良いものにすること、飼い主さんに上手に伝えることを考えてやっています。

参加した獣医師・看護師さんはパピークラスや歯磨き教室を開催してくれています。

スタッフ間の交流・情報交換もしています。

愛知だけでなく静岡・岐阜・三重などいろいろな地域からの参加があり、アイデアもいっぱいです。

JAHA家庭犬インストラクターの垂谷智子先生をお招きして、ワークショップを開催しました。いろいろなトリックを考え、その中でやってみたいトリックを各自が選び、練習して行く形のワークショップでした。わんちゃんの集中力や疲れ方を見ながら休憩が入りました（さすが垂谷先生）。また椅子取りゲームと障害物競走を練習の間にやる事で、固くなった頭と身体をリラックスさせテンションをあげてくれました。

トリックはワンちゃんの得意や苦手を考えながら何を教えるか決め、さらにどんな教え方がワンちゃんに合っているか、出来る？こっちならどお？と、ワンちゃんと相談しながら進めて行くというやり方です。途中途中で経過を報告しあい、お互いにアドバイスし合うことで、いろいろなアイディアがでてきます。

ゲームでは、出来ると思っていた事が出来なかったり、 逆にすんなり出来たりと楽しいだけでなく新しい発見がありました。

明日から犬と相談して一緒にやっていこうと新たなスタートを切って貰えるのではないでしょうか。

前回の基礎編で習った「ワンちゃんに歯磨きを好きになりながら歯磨きが出来るように教える事」を、今回は患者さんに伝える方法を学びました。

自分が出来るのと、人に伝えるのは全く違います。

それぞれのステップを駆使して、楽しく正しく伝える方法、そして、飼い主さんのモチベーションを保つための工夫など。また、歯磨きだけでは、家での練習が退屈にならないようにトリックも組み込みます。

自分たちなら、どう伝えるか考えながら進むセミナーでした。

さあ、参加者の皆さん自分の病院で歯磨きクラスを開催して、歯磨きの出来る飼い主さんとワンちゃんネコちゃんを増やしましょう！

８月12日に行われた、歯ブラシセミナー基礎編の報告をします。

ワンちゃん連れ参加９組、見学参加１人でした。教室にちょうど入るくらいの参加者で楽しく歯ブラシのやり方、ワンちゃんへの教え方を学びました。皆さんとてもマナーがよく素晴らしいクラスになりました。参加者の皆様ご協力ありがとうございました。

さて、関先生の教えてくださったワンちゃん想いのワンちゃんに優しい歯みがきのやり方は細かいステップを重ねて行く方法でした。ポイントは歯ブラシを好きにさせるところではないでしょうか。飼い主さんもすぐに歯磨きを始めて無理にやることになり、歯ブラシ嫌いになってしますことが多いのでは。これから飼い主さんを指導する病院スタッフの皆さんもまずは犬の飼い主としてワンちゃんの歯ブラシの練習を楽しんでしました。細かな段階を経ることでワンちゃんも歯ブラシを快く受け入れていました。

おまけのトリックコーナーも大盛況♪

もしもし、チュッ、タンバリン、はーい、などなど、全員１つ身につけました。そして、次回へ向けて宿題も^^

 今回のセミナーの内容をふまえての９月９日の歯ブラシ教室開催ノウハウのセミナーがますます楽しみになりました。