パピークラスの様子です
こちらもよろしくお願いします。
2018年
12月
26日
水
こんにちはスタッフのすずきです。
当院でトリミングさせていただいている子は高齢の子や、持病があるために長時間のトリミングが体の負担になってしまう子達が多いです。
その子たちもサロンさんに行ったときのようにきれいにしてあげたい、短い時間で仕上がりもきれいになるようなトリミング方法はないかと考え、先日はケア用品の展示会があったので行ってきました。
そこでいろいろなお話を聞きサンプルをいろいろ試して、その中にドライヤーをかける時間が短くなり、なおかつ被毛が艶々になるシャンプー、コンディショナーがあったので当院にも導入しました。(皮膚疾患がある子は薬用シャンプーでさせていただいています。)
またホースドライヤーも導入して、さらにドライヤー時間が短くなるように、もつれがある子にも無理に被毛を引っ張ってもつれを取らなくてもよい方法でドライヤーをかけさせていただいています。
これからもわんちゃんの負担にならないようなトリミングを考えていきたいと思います(^^)
シルクたっぷり泡パック
ホースドライヤーは音が大きいのでスタッフお手製のイヤーカフを付けています。
仕上がり。ふわっふわ艶々になりました。
2018年
11月
05日
月
シニア教室のご報告
10月14日(日曜日)13時30分よりシニア教室を開催しました。
介護専用のシーツの吸収性の高いことや戻りがなくて湿気ないこと、普段のトイレシーツとの違いなど実演を交えて紹介してもらいました。実際にこれらの介護用具を使っている飼い主様からも、とても介護が楽になったとお話をいただきました。
当院からは山崎が、毎日の生活の中で注意したいことやこんな工夫で過ごしやすくなるといったことを発表しました。とても熱心に話してくれて嬉しかったとお言葉をいただきました。
前回のシニアクラス参加者の方からは、実際にシニアの問題に直面した時に知っていて良かったとお言葉をいただいています。すぐの話ではなくても、知っていることって大事だなと思いました。
また今回、実際に介護をされている方からの質問や共感が多く、実際に介護をしている方々の交流というか、気軽に話せる場所も大事だと感じました。
大変好評でしたので、次回も考えています。その際にはぜひご参加ください。
2018年
10月
25日
木
こんにちは、スタッフのすずきです。
先日スタッフの愛犬達とドッグランで犬の運動会をしました!
種目はおいでゲーム、カルタ取り、障害物リレーなど。
おいでゲームはただ来るだけではありません。パピークラスでやっているように、離れた場所から呼んで来たらお座りをして、ちゃんと首輪を持てたらゴールです。(もし脱走してしまった時に、おいでは出来ても首輪が掴めて体が触れなければ捕まえることはできないですよね)
カルタ取り、障害物リレーは異素材の上でお座り、服、おむつがつけれるか、これもパピークラスやデイケアで行っています。
年を重ねて介護が必要になった時やいざ必要になった時にはじめてつけるのでは気にしてつけてくれないかもしれません。普段からの良いことと結びつけて練習しておきましょう(^^)
運動会の締めはみんなでそれぞれのペアのアドバイスをしあいました(^^)“もっと楽しそうにするといいよ”“その子のレベルに合わせたご褒美があるといいね”などなど。 今後より良い関係作りが出来るように実践していきたいと思います!
涼しくなってきてドッグランですごすのも気持ちのいい季節になってきました!予防などお願い事はありますが、是非ご活用ください(^^)
2018年
10月
12日
金
こんにちは、スタッフの武内です。今回は当院の予約についてお話しします。
ありがたいことに年々患者さんの数が増えています。その分、待ち時間も増えてしまっている事が多かった為当院では、数年前から予約優先制を取り入れています。
予約をしてもらうことにより、待ち時間の軽減、動物たちのストレス軽減にもなります。
電話、メール、イーパーク、来院時に…での予約を受け付けております。
予約時間までに受付を必ず済ませていただくようお願いいたします。
ご予約可能時間は
平日9:00~11:00 16:00~18:00
土日祝9:00~11:00です。
時間を過ぎてしまいますと、受付順の診察になりますので、お気をつけください。
万が一都合が悪くなった場合は早めにお知らせください。
なお、診察の状況、急患などで順番が変わってしまう場合があります。ご了承ください。
予約時に、来院理由を教えてくださいね!(例:ワクチンを打ちたい、再診など)
ぜひご活用ください!
2018年
10月
08日
月
シニア教室の開催せまる!
ペットたちも高齢化しています。現在、日本でのペットの平均寿命は、犬が13.5歳くらい、猫が14歳くらいと考えられています。
人と同様、ペットも高齢になると疾患が増えてきます。犬では、歯疾患、心弁膜障害、腫瘍、甲状腺機能低下症、骨関節症、認知症など、猫では、口内炎、慢性腎不全、腫瘍、甲状腺機能亢進症、膀胱炎、骨関節症、認知症などが、かなり高い確率で罹患しています。しかし、飼主さんは、年で老けただけと思っている場合が多いようです(^^ゞ。
高齢になるとともに疾患は増えることは仕方が無いことですが、早期であれば、疾患によっては発症を予防、また、疾患があっても苦痛を軽減しQOLを上げ、死亡率を減らすことが可能です。話をできないペットたちのために、ぜひ、定期的(1~2回/年)な健康診断を行ってください。そして、必ずくるペットたちの高齢期のための、予防と備えをしておきましょう。
“可愛い我が家の○○ちゃんのために、大切な家族の一員の△△ちゃんのために、何をどうしたらよいのかしら?もっと知りたい!
”そんな飼主さんたちのために、当院で行っているのが「シニア教室」です。次回開催は10月14日で、完全予約制となります。参加希望の飼主さん、まだOKです。病院へ早めに連絡ください。
院長
2018年
10月
04日
木
誤嚥性肺炎のお話
最近、高齢犬が増えたことによりよく見かけるようになった疾患に、誤嚥性肺炎があります。
飲み込む筋力が低下する疾患(甲状腺機能低下症など)・逆くしゃみを誘発する疾患(慢性鼻炎)・呼吸困難を呈する疾患(気管虚脱や好酸球性気管支炎など)・嘔吐する疾患(膵炎など)などが基礎疾患としてあることが多く、これらは定期的な健康診断で見つけることができます。
肺炎は、人と同様にややもすると命を落とす疾患です。咳をする、熱っぽい、元気食欲が落ちているなどの症状があるときは、様子を見ずに早めの受診してください。
そして、予防の為にも定期的な健康診断をお勧めします。
院長
2018年
9月
27日
木
こんにちは治美です^^@
先日、動物病院協会のセミナーに行ってきました。猫についての濃い2日間でした。
飼い主さんに相談される多くのことは子猫の時に教えておいてあげられればよかった事が多いことを改めて実感しました。小さい時に学習することの大切さは犬も猫も同じですね。
単発で開催している子猫教室をもっと回数を増やして、子猫を飼い始めた飼い主さんみんなに知ってもらいたいと思います。大人になったからではむづかしいこともありますが、知っていれば役に立つことばかりなので、大人の猫の飼い主さんにも情報を発信して行くべきだと思います。
さらには、猫特有の行動様式も踏まえて、毎日の生活を豊かにする工夫やアイデアをみんなで共有して猫ちゃんたちももっと幸せに暮らせるようになってくれたらどんなに嬉しいか。そんな飼い主さんたちの交流の場も設けられたらいいのにと思いました。
トイレの困った、引っ掻く困った、何か困ったことがあれば、是非ご相談ください。
2018年
9月
04日
火
こんにちはスタッフのすずきです。
今回はトリミングが苦手なヨーキーちゃんについてお話ししたいと思います。
この子はブラシにもバリカンにもハサミにも爪切りにも敏感でシャワーはパニック状態でした。
でも、トリミングは一生ついてくるもので、ヨーキーちゃん達のように被毛が伸びる犬種の子はカットも一生ついてくるものです。
それが、ずっとこのままパニック状態のままではかわいそうですし、とても心にも体にも負担になってしまいます。
前のブログに書きましたが、わんちゃんは経験で物事を覚えていきます。気にせず行える所まで行なって、すぐにご褒美をあげたり、大好きなおもちゃで遊んだりを繰り返し行い、怖くないよ~と良い事としてゆっくりゆっくり慣らしてあげます。
そうして、ゆっくりゆっくり慣らしていった結果、今では爪切りが出来るようになり、バリカンでですが顔のカットも出来るようになり、シャワー中のパニックもなくなりました。
まだ苦手な事もあるので、ゆっくりゆっくり慣らしていってストレスなくトリミングが出来るようにしてあげたいと思います(*^-^*)
実際にシャワーをしない日にシャワー台でご褒美。
今日は美味しいの食べて終わり。
爪一本切ったらすぐおもちゃで遊んで良い思い出に。
ドライヤー中も私にぺったりくっついて離れれませんでしたが、落ちつていられるようになりました。
ハサミは苦手なのでバリカンでカットしました。かわいいです(^^)
2018年
8月
30日
木
こんにちは、スタッフの武内です。今回は、マイクロチップについてお話します。
みなさんは、マイクロチップというものをご存知ですか?
私たち人間でいう戸籍のようなものです。当院で使用しているマイクロチップは、1.6mm×10.90mmの樹脂製のもので、15桁の固有の数字がデータとして記憶されていて、リーダーという専用の読み取り機を使ってそのデータを読み取ることができます。
ペットにマイクロチップを装着していれば、迷子や震災などで飼い主さんと離れ離れになった際、自治体や動物病院がリーダーでマイクロチップの情報を読み取り、飼い主さんのもとへ帰ることができます。
首輪や迷子札などは、外れてしまう場合がありますが、マイクロチップは一度装着すればほとんど体内で動くことはありません。
災害が多い日本です。いつ災害に巻き込まれるかわかりません。マイクロチップの装着をおすすめします!
2018年
8月
11日
土
こんにちは、スタッフの斎藤です。
夏休み真っ盛り!お子さんがいるお宅ではお出かけを待ちわびる子も多いのではないでしょうか(*^^*)
さて、そんな夏休みですが、旅行先へわんちゃんねこちゃんを連れていく方、おうちでお留守番させておく方がいると思います。とても暑い時期になってきているため、どちらにしても暑さ対策をしっかりとしてあげましょう!
1番に水分補給がとれるようになっていること、そして涼しい場所で過ごせるようにしてあげること。お留守させておくのであればエアコンや扇風機はつけっぱなしにしておいてあげると良いでしょう。旅行先に連れていくのであれば、たとえ数分であってもエンジンを切っての車内への置き去りは暑さによりわんちゃんねこちゃんの命に関わってくるため、やってはいけません。
また、この夏、海へわんちゃんも連れていく方もいると思います。日差しが強い時間帯の砂浜はとても熱く、わんちゃんの肉球を火傷させてしまう恐れがあります。砂浜に限らず、コンクリートもですがこの場合はわんちゃんが火傷をしない時間帯を選んであげると良いですよ(^^)今年の夏はとても暑いので、朝は6時前、夕方というより夜は7時過ぎ、何れにしてもアスファルトを手で触って暑くないことを確認してから出かけてくださいね。
お出掛け中、わんちゃんねこちゃんをひとりでお留守番させておくのが心配だなあと思っている方は当院でホテルも行っております。ぜひ、ご利用ください。
動物たちもですが、皆様も体調を崩さぬよう気を付けましょうね!
2018年
7月
06日
金
スタッフの村田です。
今回は夏のお散歩についてお話します。
わんちゃんの大好きなお散歩!夏の散歩は気温が高く、地面が熱く、気をつけていただきたいことがいくつかあります。
お散歩に行く際、一度地面を触ってみてください。日陰になっていてもアスファルトやコンクリートはまだまだ熱いことがあります。人間の高さでは感じなくても犬の身体は地面に近い位置にあるため、人より何倍も熱く感じています。そのため、散歩中に熱中症を引き起こしてしまったり、熱いアスファルトの上を歩くことによって肉球が火傷をしてしまったりすることがあります。ですので、夏の散歩は早朝や涼しい時間帯に変更、風通しの良い散歩コースに変更、途中で水分補給をするなど暑さ対策をしましょう!
健康維持やストレス解消をするためにもお散歩は大切ですが、体調が悪くなってしまったら大変です。これからさらに暑くなってきますが、暑さ対策をしっかりして楽しいお散歩にしましょう!
2018年
6月
29日
金
こんにちは、スタッフのすずきです。
先日私の誕生日会をひらいていただきました(^^)
スタッフの誕生日月には誕生日会をひらいていただいているのですが、私はお肉大好きなのでみんなでバーベキューをしました。
みんなで野菜を切ってオードブルを盛って、先生がささっと料理をしてくれて…さすがとても手際がよかったです!
外では唯一の男性の院長先生が火をおこしてお肉を焼いてくれてとても頼もしかったです(^o^)
出産などで離れた時期もありましたが、当院に就職して十数年…今では一回り以上年の違うスタッフと野菜を切っているときは子供に教えているような感覚になりました(^^ゞ
普段は忙しくてゆっくりお話も出来ませんが、この日はゆっくりお話もできてとても楽しく充実した時間でした(*^-^*)
スタッフOBの子も集まってくれました(^^)
2018年
6月
22日
金
こんにちは、スタッフの武内です。今回は、来院時のお願いについてお話しします。
久しぶりに車に乗ったり、病院に来たりなどいつもと違う行動をした際にパニックになりとっさに普段とは違う行動を起こすことがあります。
動物たちの安全のためにわんちゃんは、
首輪を正しく着け(指が1本入るくらい)、リードをつける または
クレートにいれて来院する
ことをお願いします。また、リードは短くお持ちください。とっさに他のわんちゃんのところへ行ってしまう場合があります。
リードを短く持って飼い主さんの目の届く範囲にわんちゃんを居させてあげてください。わんちゃんも飼い主さんの近くの方が安心しますよ♪
また、ワクチンやノミダニ、お腹の虫下しなどの確認がとれていて、健康なわんちゃんはドッグランで診察を待つこともできます。うちの子は、ドッグランに入れるかな?と思う方はスタッフに声をかけてくださいね(^^)
猫ちゃんは、100円ショップなどで売っている洗濯ネットにいれて、さらにクレートに入って来てもらうと安心です。クレートだけだと、診察室でパニックになり逃げだしてしまう可能性もあります。いつもお家で使っているタオルや毛布などをクレートに入れてきていただくと安心しますよ!
2018年
6月
18日
月
こんにちは、スタッフの村田です。
今回は、お薬の飲み忘れ対策についてお話します。お薬には、錠剤、カプセル、粉薬、液薬、点眼薬、軟膏などたくさんの種類があり、わんちゃん、ねこちゃんに合わせて処方しています。薬は正しい量を正しい時間に服用する事で効果が発揮されます。しかし、
・うっかり忘れてしまった
・種類が多くていつ飲ませるか分からなくなってしまった
・薬を飲ませたか忘れてしまった
など、飲み忘れてしまう事もあるかと思います。
そこで対策として、
・常に見える場所に置いておく
・お薬カレンダーやお薬ケースを使用
・薬のシートや薬包に日付を書く
・手帳やカレンダーに印をつける
などがあります。
ちなみに、私の家では写真にある表を使い、薬の管理をしていました。薬を飲むべき日に”〇”をつけ、飲んだら”✓”をつけていきます。この表は病院でお渡しできます!ぜひ、お声掛けください!
薬の効果をしっかりと発揮させるためにも飲み忘れ対策をぜひ試してみてください!他にも”こんな工夫をしている!”という事があればぜひスタッフにもお教えください!
2018年
6月
15日
金
こんにちは治美です^^@
今年もアニモ(岡崎市動物総合センター)で成犬になる前(8ヶ月から10ケ月)の犬を対象にしたしつけ教室をやらせていただいています。
この年齢はちょと難しくなる頃です。人でいう思春期のような感じですね。子犬の頃は無邪気にできたことでも嫌だと言い出したり、いまいうこと聞かなくてもあとで聞けばいいやといった作戦も立てられる知恵がついてきます。また、甘噛みが残った、トイレができなくなった、お散歩で引っ張る、色々な悩みが出てくるのもこの時期です。
1回目は講義。犬という動物についての基本的な考え方、環境の整備についてや接し方などの中心になる話のほか、飼い主さんが守るべきことや動物の福祉についてのお話もさせていただきました。この時間でお話することは、今までの考えを変えて犬との生活を楽しむためにはどう考えるべきかと言った根本を見直してもらう提案をしています。
犬に上下を教えたい、怒るときにマズル(口の周り)を押さえ込んでいる。そんな話を今でも効くことがあります。犬には会社の役職のような上下関係はなく、それぞれのシチュエーションにあった個体がリーダーとして行動します。また、マズルを掴むというのも、誤解から生じたようで実際に犬たちが叱ったりたしなめるためにマズルを噛んだりはしません。アルファロールと言われるお腹を出させて服従させるという方法もまた然りです。これらのことは動物虐待以外の何ものでもありません。
こういった誤解をとき、犬が喜んで一緒に作業する方法をお伝えしてます。次回からは実技になります。ワンちゃん達と楽しい時間を過ごしてもらい、毎日が楽しいものになっていくお手伝いができたら幸いです。
ちなみにこのお教室、宿題がいっぱいです^^@
2018年
6月
12日
火
こんにちは、スタッフの斎藤です。
6月に入り、1年の中でも最もじめじめする時期となりましたね(@_@;)
わんちゃんはこの湿気が多くなる時期は湿気によってしめっている被毛で皮膚を覆うため、蒸されている状態になっています。その状況を好む細菌がわんちゃんの皮膚で繁殖しやすく、この時期わんちゃんで皮膚病が多くなります。
・痒がっていないか
・痒がっている部分に脱毛や出血はないか
・皮膚に小さな湿疹ができていないか
これらのことをチェックしてみてください。皮膚の弱くない子でもこの時期は注意が必要ですが、特に皮膚が弱い子はより注意が必要です。
まずは皮膚・被毛を清潔に維持することが重要です。わんちゃんがいる部屋を除湿してあげたり、雨の日の散歩の後は生乾きにせず、しっかりと拭いて乾かしてあげましょう。生乾きは危険です。
この時期は季節の変わり目でもあります。皆様も体調を崩さぬよう気をつけてくださいね(^-^)
2018年
6月
04日
月
こんにちは、スタッフの武内です。今回は、熱中症についてお話しします。
これからの季節は熱中症に大変なりやすい時期ですので注意が必要です。
熱中症は、人間をはじめ犬や猫などの動物でもかかります。多くは運動や環境の異常な高温を原因としています。熱中症は特に換気の悪い閉鎖空間での発生が多いため、犬や猫をそのような場所に置き去りにしないという予防がとても大切です。
毎年、残念ながら熱中症のニュースも多々あります。
ほんの少しだからいいか・・・がとりかえしのつかないことになります。車の中やエアコンがついていない換気の悪い室内などはくれぐれも注意してください。
万が一、ぐったりした状態を見つけたら病院に至急電話をしてください。
応急処置として、保冷剤などの冷たいものをタオルなどに巻いて前脚の付け根(脇の下)や後脚の付け根(鼠蹊部)など太い血管のあるところを冷やして、病院に連れて来てください。
また、強い症状ではなくても元気がない、体が熱い、ヨダレが出るなどの症状があれば受診していただくことをお勧めします。
高齢、肥満、短頭種、黒い毛をしている子などは熱中症になりやすい為、注意が必要です。
我が家にも高齢犬がいますし、乳幼児もいる為、この時期は特に気温の確認や換気を気を付けたいです。
2018年
5月
31日
木
こんにちは、スタッフのすずきです。
先日我が家の愛犬ロコの誕生日記念に、わんちゃんと一緒に入れる施設にお出かけしてきました。
わんちゃんと一緒に入れる施設には狂犬病ワクチンの接種、混合ワクチンの接種などのお願い事があると思いますが、その他にもやはり動物が苦手な人も居ると思うので人の椅子には直接座らせない、リードは短く持つなどの配慮も必要だと思います。
また排泄は家で済ませてからお出かけしますが、それでも他のわんちゃんの排泄物の匂いがするとマーキングをしてしまう子もいるのでオムツやマナーベルトをしておくと施設を汚さず、また他の子の排泄を誘発しないためにもより良いかと思います。
そのためにも(将来の介護のためにも)オムツの練習は必要ですね(^^)
ルールをしっかり守り、マナーを身につけて愛犬と出かけられる場所が少なくならないようにしたいですね。
そして、思い出をいっぱい作ってください
(*^-^*)
2018年
5月
10日
木
こんにちは。スタッフの村田です。
先日、パピークラスで”予防”について紙芝居をしたので、ブログでも紹介したいと思います!
予防とは「悪い事態が起こらないように前もって防ぐこと」と辞書にあります。
病気は予防を行う事で防具ことができたり、症状を最小限に抑えたりする事ができます。予防には、フィラリアの予防、狂犬病注射、混合ワクチン、ノミダニの予防などがあります。狂犬病の予防は4月1日~6月30日と期間が決まっているので接種を忘れないようにしてください。
予防注射や予防薬だけでなく、定期的に健康診断を行うことも病気を防ぐことに繋がります。正常な値を知っておくことで、ちょっとした変化に気が付き、すぐに治療を開始することができます。当院では犬ドックや猫ドックなどがあります。気になる方はぜひスタッフにお尋ねください!可愛いワンちゃん、ネコちゃんのためにも予防で防げるものは防ぎましょう!
2018年
5月
07日
月
こんにちは、スタッフの斎藤です。
知育グッズってみなさまご存知ですか?
一番代表的なのがコングというゴム製品のおもちゃです。コングには一か所に穴が開いていて、その中におやつやフードをいれます。それをわんちゃんが肢や鼻、口を使って転がすことによって、なかに入れたおやつやフードが穴から落ちてくるといったものです。こういった知育グッズはいろいろなサイズや硬さがあり、適切なものを選ぶことができます。当院にも置いてあります。とてもおすすめです、ぜひ使っみてください(^^)
もう一つの知育グッズの良いところはわんちゃんが遊びながらストレス解消もしてくれるところです。例えば、先ほど紹介したコングですが、不規則に転がるおもちゃなため、わんちゃんが退屈せず長く遊ぶことができます。どのように転がせばおやつやフードがでてくるのかと考えながら遊べます。そのため、お留守番に使ってあげると夢中になって遊べるのため、おりこうさんにお留守番ができる子もいます。また、ごはんが大好きすぎてガツガツ食べてしまう子や食事量を抑えたい子にはゆっくり食べることができます。考えながら食べることで、脳にも刺激が良く認知症防止にもなります。
最後に知育グッズだけに限りませんが、おもちゃの与え方・遊び方を間違えると遊んでくれるまで吠えたり、騒いだりする子もいます。正しい与え方・遊び方をし愛犬にしてあげましょう。詳しくはスタッフまでお尋ねください。是非是非お尋ねいただいて、楽しい生活を選出してあげてください!
生後5か月半頃までの子犬ちゃんのパピークラスでは“おもちゃの正しい与え方・遊び方”をレッスンに取り入れて行っています。子犬ちゃんを迎えたらぜひご参加ください。子犬の頃からこの練習をするのはとても役に立ちます。
お問い合わせお待ちしています(*^^*)
2018年
5月
02日
水
こんにちは、スタッフの武内です。今回は爪切りについてお話しします。
皆さんの、わんちゃん、猫ちゃんは爪切りはどうされてますか?
トリミングに出したときに切ってもらう。
散歩で削れるから切らない。
爪?見た事ない。触った事ない。という方もいらっしゃるかもしれません…。
しかし、爪を切らずに放置してしまうと肉球に伸びた爪が刺さり食い込んでしまうこともあります。爪と一緒に神経も血管も伸びるのでちょうどいいところで切っても神経に触ったり出血するようになります。そうならないように定期的に爪切りを行うことが必要となります。
まずは、肢先を嫌がらずに触れることが大事です。爪切りは、肢先を触り、さらに爪を出さないとできないので、まずは肢を触られることに慣れましょう。
当院では、ギロチンタイプを主に使っています。食い込んでしまっているときは、ニッパータイプを使うこともあります。場合によって電動の爪やすりを使うこともあります。
爪は、血管、神経、爪という構造になっています。血管を切ってしまうと血が出てしまいます。
痛いので、血を出さないように注意しましょう。
軽く肉球を押すと爪が出ます。爪を持って爪を切ると振動が伝わりにくいです。
爪切りをよく見ていただくとねじがあります。そちらから爪を入れます。逆から入れると深爪になってしまいます。慣れないうちは少しずつ切ってみましょう。ゆっくりしすぎるとわんちゃん、猫ちゃんもイライラしてきてしまうので気を付けてください。
わからない方はスタッフまで!
レクチャーもしますよ^O^
2018年
4月
26日
木
こんにちは、スタッフのすずきです。
先日行われた試験と講座最終試験共に合格し、安堵しております(>_<)この勉強が日々の臨床現場に生かせられるようにさらに、勉強していきたいと思います。
講座内容はパピーケアについてでした。この講座に通って更に、パピーの時期の接し方の重要性を再認識しました。
前のブログでも書きましたが、子犬にとって初めて見るもの(初めてすること)は良いものでも、悪いものでもありません。こちらの接し方次第でどちらかにふるい分けされます。
例えば、トリミングでは足を触ったり、尻尾を持ち上げたり、顔を触ったりします。この時にはじめての場所を触られてしまうと、なになに!?とドキドキしてしまいますが、当院のパピークラスで行っている全身を触る練習などを上手に行っていけば、心地よい事という気持ちの貯金が貯まっていき、ストレスが軽減されます。
しかし、貯金ですので、嫌な経験を何度もしていれば、良いこととしての貯金は減っていってしまうので、良いこととしての経験を繰り返し行い、心の貯金を貯めていってあげましょう。
パピークラス卒業生のわんちゃん達のトリミングはさすが!心の貯金がいっぱい貯まっていました!もちろん終わった後はご褒美いっぱいあげて、貯金を増やしています(*^-^*)
2018年
4月
03日
火
はじめまして。スタッフの村田菜緒です。今までは専門学校で動物看護師の勉強をしながら、井口動物病院でアルバイトスタッフとしてたくさんの勉強をしてきました。そしてこの春からスタッフの一員となりました!社会人1年目で、まだまだ慣れない事ばかりですが一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします!
写真の子は我が家で飼っているペキニーズの夢路(ゆめじ)くんです!年齢は10歳で、人間でいうと50代くらいです。ペキニーズという犬種の性格は気まぐれ、マイペースと言われています。もちろん同じ犬種でも性格の違いはあります。犬種による性格の違いなどを理解したうえで、少しでも診察がスムーズに進むよう診察補助ができたらなと思います!
2018年
3月
27日
火
こんにちは、スタッフの武内です。今年も狂犬病予防接種の時期がきました!だんだんと慌ただしくなってきた井口動物病院です^^;
狂犬病予防接種は、生後91日以上の犬を飼っている方は、生涯1回の登録と毎年4月から6月までに1回の接種をすることが義務づけられています。これは、狂犬病予防法に定められた飼い主の義務です。現在日本では狂犬病の発生はありませんがいつ入ってくるかはわかりません。狂犬病は一旦発症すれば効果的な治療法はなくほぼ100%の方が亡くなるというとても怖い病気です。
なかには、(うちの犬は噛まないから打たない)とか(あまり外に出ないから打たない)などと言われる方もいらっしゃいますが、法律で定められていることなので必ず登録を行い接種しましょう。1回登録を行うと市からこの時期にハガキが届きますので、ハガキと愛犬手帳をお持ちください。集合注射の日程も載っているかと思いますがご来院いただいて、体重や体温等を測り触診をさせていただいてからの接種をお勧めしています。調子がいまいちだなぁというわんちゃんは一度診察にいらしてください。体調の良い時に接種することをオススメしていますので、体調面等できになる場合はご相談ください。
またこの時期にフィラリアの血液検査と健康チェックも一緒に行い、お薬を用意しておくのもお勧めしています。フィラリアのお薬は、注射、スポット(垂らす)、チュアブル、錠剤などの用意があります。自分のわんちゃんに合ったお薬を選んであげましょう。どれがいいか悩んでいる方はスタッフに気軽に声をかけてくださいね^O^
2018年
3月
16日
金
こんにちは、治美です^^@
病院の庭のミモザが咲きました。春です。
数日前にモーリャというコッカーの男の子を見送りました。診療時間に見かけた方もいらっしゃると思います。
高齢になって耳も目も効かなくなって鼻だけでしたが
ご飯はよく食べ
よく歩いて
あちこちで寝てしまいます
通路の真ん中で寝ていたり、何かにぶつかってそのまま寝てしまったり、仕事をしているスタッフの足元で寝ていたり、
こんな所で〜!と声が上がることもしばしば
とても愛おしいその姿は、明るい笑顔の元でした
若い頃、2月の雪の日にプールに落ちて、助けに入った私と二人でずぶ濡れになったこと、
椅子取りゲームでは動きたいのに必死に我慢している可愛いお座り、
真っ赤なセーターがよく似合っていたこと、
いろいろなことを思い出して、涙は出ても暖かな思い出です。
思い出はありがたいと思います。
いまの私にとってモーちゃんとの思い出は本当にありがたいものです。
たくさんの思い出を残してくれたモーちゃんにありがとうと伝えたい。
暖かく見守りお世話してくれたスタッフにもありがとうを伝えたい。
お別れは辛いものですが、こんなにたくさんの”ありがとう”を残してくれたモーちゃんに感謝しています。
みなさん、思い出をいっぱい作ってください
思いではいつも寄り添って支えてくれるから^^@
2018年
3月
12日
月
こんにちはスタッフのすずきです。
先日資格取得のための試験を受けてきました。何年(何十年?)か振りの受験勉強と試験、試験当日は手に汗をすごくかいてすごく緊張しました…合否発表まであと数日…とってもドキドキします…
また数日後には半年間通った講座の最終試験があります。
なかなかしっかり試験勉強をすることがなくなった今日この頃ですが周りの理解と協力もあり、今回の試験勉強で全ての空き時間を勉強に当てて、しっかり勉強をすることが出来私自身も有意義な時間を過ごすことができました。
そして、勉強の合間のふとしたときに私の隣で寝ている我が家の愛犬ロコの顔を見るとすごく癒やされます。
今やっている勉強の内容でもありますが、飼い主さんとわんちゃんとの関係は主従関係ではなく
“親子関係”です。昔から言われている飼い主さんが犬より優位にたった方が良いという考えは今では否定されています。
上から押さえ込むだけでは絆はうまれず、絆がなければ信頼関係はうまれません。お互いに信頼しているから癒しがうまれるのだと思います。
わんちゃんは人にとって子供のような存在。ロコも安心しているから私のそばで寝てくれているのだと思います。
今日もロコの存在に癒やされながら勉強頑張ります!
2018年
3月
06日
火
こんにちは、治美です^^@
先日、リバティペットケアカレッジの卒業式に参列させていただきました。
この卒業生たちは、これからトリマーや動物看護師として活躍する私たちの仲間です。
ありがたいことに今年も祝辞を仰せつかりました。何を話そうか、眠れない夜に悩みましたが、洒落た言葉は見つからず、いまの私の気持ちを素直に伝えることにしました。
飼い主さんにも動物にも一番近い存在でいられるあなたたちは、動物と飼い主を幸せにすることができる。トリミングやシャンプー日々のケアを通して衛生面から彼らを幸せにしたり、躾に関わることもあるでしょう、病気の早期発見に一役買う事も。綺麗にケアされた動物たちは飼い主にとっても可愛い存在であり、病気の早期発見やシャンプーの相談など飼い主さんにとっては頼もしい存在です。そして、きちんとケアされ、しつけされた動物たちは社会からも受け入れられます。そんな社会であれば動物はまた受け入れてもらえるでしょう。
動物が幸せで、その家族も幸せで、社会も幸せなら、また幸せな動物が生まれます。こうして素敵な幸せの循環が生まれていくのです。卒業生の皆さんはその幸せの循環を作り守って行くことができるのです、ということをお話しさせていただきました。
おくがましいようですが、私もこの幸せの循環の中にいて、この循環に関わっていると思っています。この仕事をしている意味でもあるのです。辛いことがってもこの幸せの循環にいる自分は本当に幸せだと感じています。もっともっと、この循環が大きな輪になって広がっていくことを願っています。
2018年
3月
02日
金
こんにちは。スタッフの武内です。
先日、肛門腺破裂したわんちゃんが診察にみえました。肛門腺?何?って思われる方も多いのではないでしょうか?今回は肛門腺についてお話しします。
肛門腺とは肛門の周りにある腺で袋状の形をしています。肛門を時計に見立てて、4時と8時のところにあります。この分泌液はみんな違うにおいがします。また、形状や色も違い、粘土のようなもの、液体のようなもの様々で個体によって違います。かつて犬たちが野生の生活をしていたころは、肛門腺から分泌液を噴射することで外敵から身を守ったり、テリトリーを示したりしていました。しかし、犬が人間と暮らすようになり、分泌液を噴射する機会がなくなり、分泌液が溜まる部分を押し出す筋肉が徐々に弱まっていったといわれています。筋力は弱まったものの中・大型犬などは排泄物と一緒に分泌液が出ることがありますが、小型犬や高齢犬は自力で排出することが難しい犬も多くいます。この分泌液を出さずに放っておくと肛門腺が炎症を起こして病気になっていまいます。そうなる前に定期的に分泌液を出してあげることが必要です。個体差はありますが、月に1回程度絞ってあげましょう。お尻をこすったり、肛門をなめ始めたら溜っている可能性があります。
分泌液はとても臭く、勢いよく飛び出すことがあるので、お風呂や汚れてもよい場所で行いましょう。
やりかたですが、片方の手で尻尾の付け根をつかみ真上にピンと持ち上げます。※引っ張りすぎないように注意!!
肛門を時計に見立てて、4時と8時くらいの位置に親指と人差し指を置いて肛門より少し奥を指で挟み軽く揉みましょう。2本の指で下から押し上げるように肛門に向かって絞り上げます。力を入れすぎないように注意しましょう。
お尻を触られるのが嫌いな子もいますので、初めは2人で行い、1人は顔のほうで気を紛らわせてあげる。もう1人は絞るというふうに担当すると良いと思います。
当院でも肛門腺しぼりを行っています。おうちでもやってみたいという方おられましたら、スタッフが詳しく教えますので安心して声をおかけください。もちろん病院での肛門腺絞りも大歓迎です^^@
2018年
2月
27日
火
こんにちは 治美です^^@
先日、豊橋市市民文化会館で
第5回ワンちゃんのための健康セミナーが行われ、今年は私がお話しさせていただきました。
テーマは「歯磨きの大切さとお口の健康」
お口の中の代表的な病気は歯周病。歯周病はお口の中だけでなく、心臓や腎臓などのいろいろなところに影響を与えます。
また、炎症を繰り返すところには炎症性の肉芽や腫瘍ができやすくなります。悪性の腫瘍ができた場合は顎を取る手術が必要になる事もあり、手術しても転移していれば完治は望めません。
このようにいろいろな病気の予防のためにも口腔ケアは欠かせません。
もっとも大切な口腔ケアはやはり歯磨きです。歯垢が歯石に変わる時間から歯磨きは3日に1度で良いということを耳にしますが、お口の中で歯周病菌が固着するのには24時間。つまり1日に1回歯磨きがポイントになるのです。また、ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても、毎日の習慣にすることが大事なのです。
今回はワンちゃんがテーマでしたが、最後におまけのビデオを見てもらいました。当院の猫福助の歯ブラシブラッシングの様子です。
ワンちゃんだけでなく猫ちゃんにも歯磨きは必要です。ワンちゃんも猫ちゃんも、ステップを踏んで練習すれば歯磨きができるようになります。
歯磨きクラスや歯磨きグッズの紹介をしていますので、ぜひぜひ相談してくださいね。
2018年
2月
20日
火
こんにちは、スタッフの斎藤です。
先日、愛知県獣医師会主催の市民向けセミナーへ行かせていただきました。講師は獣医師で米国獣医師行動学専門医である入交真巳先生です。入交先生の開かれるセミナーはとても人気があり、今回のセミナーも大変多くの方が参加されていました。
今回のセミナー内容は‟老犬老猫のケアに役立つセミナー”でした。
いずれはやってくるシニア期にどのように飼い主である私たちが対応してあげられるか気づいてあげれるか、また、シニア期で多くみられる認知症について、そして、犬猫の気持ちの読み方についてのお話をお聞きしました。
わんちゃんねこちゃんのシニア期は7歳~8歳からです。人間でいうと50歳~60歳からにあたります。人間の歳でみるとまだ若くも見えますが、白髪がでてきたり、動きが若いころに比べると鈍くなったり、寝ていることが増えたりと変化が出てくる時期にもなります。そして、お話よると8歳以上のわんちゃんの5割くらいは低度の認知の低下があるかもしれないとのことでした。進行を遅らせる予防を教えていただいたので気になる方はお声かけください(^^)
今回のセミナーで一飼い主としてシニア期のわんちゃんねこちゃんのケアを学ぶ貴重なセミナーを聞くことができました。また、看護師として今後看護やケアに役立てるお話も聞くことができました。
最後に、入交先生もおっしゃっていましたが、隠れて見えない病気があるかもしれません。病気をまたないで早期発見をするためにも1年に1回~2回の健診をおすすめします。当院では3月~4月に犬猫ドッグ月間をおこなっています。シニア期に入る子はぜひ一度健診を受けてみてはいかがでしょうか?(*^^*)お待ちしています♪
2018年
2月
17日
土
こんにちは 治美です^^@
今、乳腺腫瘍の手術をしたワンちゃんが入院しています。術後の経過も良く退院も予定していますが、できればこの手術は避けたいものでした。
今回は女の子の避妊手術について考えて見たいと思います。
避妊手術を当院が勧める理由。
1)病気の予防
今回のような乳腺腫瘍の予防。初めての発情の前に手術できれば99.5%の確率で予防できるとされています。発情経験が進むと発病率は上がって行きます。腫瘍が悪性の場合では他に転移していれば根治の可能性は極めて低くなります。この他、子宮蓄膿症、卵巣腫瘍などが挙げられます。特に子宮蓄膿症では発見が遅れると手術が必至になる上にそれでも助けられないこともあります。また、発情期の後は膀胱炎になる確率も上がります。
2)望まれない命を生まない
1回のお産で数匹生まれる子犬や子猫。だれに飼ってもらうのかという問題が発生します。現在でも行き場のない犬や猫は多くいて社会的問題としても大きくなっています。家庭での安易な繁殖は母犬・母猫にとっても命に関わることもある大きな問題です。
3)行動学的問題
発情期のトラブルの予防。攻撃的になるなど精神的に不安定になることがあります。発情期には出血を伴います。
もちろんデメリットもあります。麻酔をかけるリスク、術後に縫合部を気にして舐めて炎症を起こすなど。そして、避妊手術した後は太りやすくなるので、ご飯の質や量で調整してあげましょう。
メリット・デメリットを考えた上でどうするべきか考えていただきたいのですが、これらの病気で体調が悪くなってからの手術はさらにリスクが上がることなども一緒に考えて欲しいのです。
私たちは、現場でこのような子たちのケアをしていて避妊手術の重要性を思うのです。
不妊手術について不安があれば是非スタッフに相談してください。そして、是非、避妊手術をしてあげてください。
2018年
2月
13日
火
こんにちは、スタッフのすずきです。
最近の私のブログはトリミングの話ばかりになってしまいますが…(^^ゞパピークラスを開催していて、スタッフ全員がパピーケアスタッフセミナーに通っている当院だからこそのお話をさせて頂きたいと思います。
子犬ちゃんを迎えた飼い主さんにはパピークラスへの参加を強くおすすめしています。
その理由ひとつに、はじめはわんちゃんにとって何でもないものをわんちゃんにとって
“よい物(好きな物)となるか悪い物(嫌い、苦手)となるかは、社会化期のこちらの対応次第で変わってくる”からです。
(例えば、ブラシでぐいぐい毛を引っ張ればブラシは嫌いな物に、好物を使い良い物と関連付けながら痛くないように行えばブラシは好きな物になります)
そして一度苦手なもの、好きなものになったものはよほどのことがないかぎり逆転しないからです。
今トリミングに通ってくれているれおくんももともと怖がりさんで、早めに対応してあげなければいろんな物が苦手な物の方に傾いてしまいそうでしたが、当院のパピークラスに通っていただき、何よりご家族の方が上手に育ててくれたので今ではいろんな事を受け入れてくれるようになりました。
初回シャンプー時もお母さんのご理解もありはじめはお顔など洗えない所もありましたが、いっぱいおやつを使ったりいっぱいコミュニケーションをとって今ではお顔も洗えるようになりました。本当は一番匂いの付くお顔を洗ってあげたいのですが、初めてのシャンプーでもともとこわがりさんのお顔を洗ってしまうとこの先嫌いになってしまうかもしれません。
また足先などもわんちゃんにとっては苦手な部分ですが、それもパピークラスで上手に触る練習をしています。れおくんもコングにおやつを入れて、そちらに集中している間爪切りをすることが出来ます。大好きな物を食べている間に爪切りが終わってしまえばわんちゃんにとっても負担ではないですよね(^^)
長い犬生ストレスなくトリミングなどのお手入れが出来ればわんちゃんも飼い主さんもハッピーだと思います。
飼い主さんとわんちゃんが幸せに生活できるようにトリミングの面でもサポートしていきたいと思っています。
トリミング前はいっぱい遊ぶなどコミュニケーションをとる時間を持つようにしています。お顔のカットの頃にはうとうとしてしまう子もいます(*^_^*)安心してくれているのかとても幸せな気持ちになります。
2018年
2月
09日
金
こんにちは、スタッフの武内です。最近膵炎になっているわんちゃんが多いので、膵炎について書きたいと思います。
膵炎とは、膵臓が自ら作り出した膵液によって炎症を起こす病気です。急性の膵炎は強い腹痛を伴うため、犬が背中を丸めておなかを抱えるような姿勢をしたり、後肢を立てたまま前肢と胸を地面につけるような姿勢をとることがあります。
主な症状は、嘔吐、下痢、食欲不振、激しい腹痛などがあります。重篤な場合死に至ることもある怖い病気です。
治療方法は、当院では入院し点滴を行いながら、嘔吐を抑える薬などお薬による治療を行い定期的に血液検査を行い炎症反応やリパーゼなどの数値を確認します。
また、脂肪が多く含まれている食事は膵炎を引き起こしやすいとされています。高脂肪の食べ物を食べ続けていると肥満になり、膵炎にかかるというパターンが多いようです。犬種では、プードル、シュナウザー、ヨークシャテリアなどは発症する可能性が高いです。そして中高齢の子にも多いです。
膵炎にかかったことがある犬は再発する可能性が高く、慢性に移行すると糖尿病になってしまう可能性もあります。前回処方食についてお話ししましたが、膵炎の子には低脂肪の専用食をお出ししています。処方食以外のものを食べてしまうと再発する可能性が高まりますので、処方された食事のみを与えましょう。
2018年
2月
06日
火
こんにちは
治美です^^@
先日、井口動物病院杯第1回百人一首大会を行いました。忙しい中、アプリで覚えて来たり、各自工夫を凝らしてこの日に望みました。時間の関係で全員でカルタのように札を取り合う形ですが、それはそれなりに盛り上がりました。スタッフのワンコたちが撫でて欲しくてスタッフに近寄ったり走り回ったりするので、その度に札が蹴散らされ、せっかく札の場所を覚えたのにくちゃくちゃにされるという、動物病院ならではの大会になりました。
優勝は同点で武内と鈴木(さ)の2名。武内は言い出しっぺとしての面目躍如です。
優勝の二人にはアーティフィシャルフラワーのアレンジレッスンが贈られました。出来上がりが楽しみです^^@
そのあと、みんなで手巻き寿司を食べました。盛り付けや準備をして、ゆずジュースで乾杯。いつも以上によく食べよく話した、楽しい時間でした。
知恵を出し合い、何かを成し遂げるということは、どんな小さなことでも大切なことです。あまり馴染みのない百人一首、セットされたランチとは違う手巻き寿司をどう楽しむか、準備から当日までしたことは、チームでなければ成り立たない診療看護に大きく役立つと思います。(大げさでしょうか^^;; でも、本当にそう思っています)
2018年
2月
02日
金
こんにちは、スタッフの斎藤です。
うちの子なんだかフードの食べが悪いなあと感じたことはありませんか?調子が本当に悪い可能性ももちろんあります。ですが、フードの保存の仕方を変えるだけで食べだしてくれることもあります。
わんちゃん、ねこちゃんは鼻が利いているため、ちょっとしたフードの質の変化に敏感です。開封したフードは空気に触れることで酸化が始まり、フードの油の質を変えてしまいます。また、湿気もよくありませんね。フードの質はわんちゃん、ねこちゃんの健康にも影響するため、フードの保存をしっかり行い、よりよいフードをわんちゃんねこちゃんたちに提供してあげれたら私たちも嬉しいですよね(^^)
まずはフードの袋に記載されている保存方法は守りましよう! そして、開封後はチャック袋付きのものはしっかりチャックをし、ないものは密封された容器に入れましょう。
これはわんちゃん、ねこちゃんに関わらずうさぎさんなどが食べるチモシー等も同じです。ニオイがより新鮮なほうが食べがよかったりします♪
保存が良い方が最後まで美味しく食べられます(^^)
食欲が落ちているときは病気の可能性もありますので受診をお勧めします。
2018年
1月
26日
金
こんにちはスタッフの鈴木です。
猫の糖尿病は潜在的に意外に多いのですが、重症化するまで気づきにくい病気でもあります。もともとは慢性膵炎を放置したため糖尿病に移行してしまうことが多いようです。猫の膵炎は、犬と比べ症状がはっきりしないうえ検査しても判り難いことが原因でしょう。
糖尿病は特徴として中年~年寄りの肥満猫ちゃんに多く、多飲多尿、よく食べるのに体重が減少してしまうことなどがあります。
猫の糖尿病治療には食事療法(低炭水化物・高蛋白食)・体重管理・インスリンの注射が必要です。初期に発見できれば食事療法・体重管理でコントロールできるかもしれませんが、重症化した場合はインスリンの注射も必要になります。早期発見はここでも重要になってきます。
また、糖尿病は飼主さんがきちんと管理すれば、ほぼ普通の猫と同じ生活がおくれます。うまく管理ができているかモニターするには、尿糖・血糖値・フルクトサミンが有効です。
当院では、院内で全て測定(フルクトサミンは来年4月以降を予定)できます。
定期的な健康診断で、症状が出る前にみつけてあげられるといいですね。また、糖尿病のコントロールについてもお悩みがあればいつでもお気軽にご相談ください。
2018年
1月
10日
水
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
皆様はどんなお正月をお過ごしでしたか。新年もあっという間に日が過ぎ、七草粥も成人の日もすぎました。だいぶ遅いご挨拶になりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
昨年は育児でお休みをいただいていたスタッフが復帰しました。彼女の顔を覚えていただいていた患者様もいて、会話が弾んだいる様です。初めましての方もお久しぶりの方もよろしくお願いします。さらに今年は4月から新しいスタッフが増えます。新鮮な風が吹いてくれると思います。気になったことやご要望等ございましたら是非お聞かせください。
先日、インターンシップに来ていた学生さんから、現場ではこんなに真剣に仕事に取り組んでいるんだと感想をいただきました。そんな風に感じていただけてありがたいと思うと同時に、これからも気を引き締めて頑張ろうと思いました。
皆様にとっても素晴らしい1年になりますように。
2017年
12月
27日
水
こんにちは、スタッフのすずきです。
今年最後の私のブログになりますが、今年は東京や大阪にセミナーに行かせていただき、いろんな方のお話を聞けて、新たな知識を身につけ、新たな気づきもあり、よい刺激を受けてきました。これを他のスタッフと共有して飼い主さんと動物ちゃんがより幸せな生活がおくれるようにしていきたいと思います。
そして何より病院でトリミングを任せていただけて、たくさんのわんちゃんに会えてとても嬉しく思っています!来年もたくさんのわんちゃんに会えるのを楽しみにしています(^^)
前回紹介出来なかった子たちを紹介したいと思います♪
12月からポイントカードも始めさせていただきました。プレゼントお渡しの回には、口腔ケアのあんな物!や、治美先生手作りのこんな物!もご用意してお待ちしております。毛玉や皮膚の状態も考えて出来ればひと月に一回はトリミングをしてあげると良いかと思います(*^_^*)
2017年
12月
24日
日
こんにちは、スタッフの斎藤です。
わんちゃんねこちゃんと一緒に生活している中で思わぬ物をわんちゃんねこちゃんが食べてしまった!ということはありませんか?ものによっては命にもかかわるものもあるんです。
私の愛犬も昔は読む前の新しい本をびりびりに破いたり、友人から借りたCDに手をかけていたり…と今より随分好奇心旺盛だったので飲み込む可能性もありヒヤヒヤしたものでした(・・;)
糸や紐の細長いものは絡まって団子になり閉塞を起こしたり、腸管内を傷つけるなどするため、とても危険です。飲み込んでしまった場合はすぐに病院へ来院してください。
飲み込んだものの性状にもよりますが、内視鏡で取り出すことができる場合があります。この場合は、何も食べさせずに来院ください。
拾い食いする子や何度も誤飲する子はクセになっているため、注意が必要です。
誤飲予防には何と言っても環境整備が1番重要です。私たちが環境整備をしっかり行うことで防げる誤飲も多くあります!
2017年
12月
15日
金
スタッフの武内です。
今日は療法食(処方食)についてお話ししたいと思います。以下処方食。
処方食は、獣医師の診察のもと処方されます。治療薬と同じで、その時の動物の体調、体質により処方しています。診察室や受付で処方食のサンプルを受け取られたことがある方も多いのではないのでしょうか。特に皮膚炎や、膵炎の子は違うフードを食べてしまうと命に関わることがあります。獣医師の診察のもと処方されるものなので、実際に診察している獣医師のもとでの販売のみとなります。すべての処方食メーカーは動物病院以外での販売は想定しておらず、インターネット販売や市販での販売でペットの健康トラブルが起きています。またインターネット、ホームセンターなど動物病院以外での販売、購入は違法行為となります。動物病院以外で購入した処方食を給与していて体調不良などのトラブルが起きた場合、当院では責任が取れない場合がありますので、ご了承ください。
可愛い我が子の為にも注意してください。
ちなみに愛犬は獣医師の診察のもと処方された腎臓サポート、関節サポート、メタボリックス+モビリティ、心臓サポート1+関節サポートを食べたことがあります。症状が変われば処方食が変わることもあります。処方食を食べている子は定期的に診察をうけて、今のうちの子にあっているのか確認した方が安心ですね!
2017年
12月
11日
月
こんにちは、スタッフの斎藤です。
昼間でも冷え込み、暖かな室内でのんびり過ごしたくなる季節になりましたね。わんちゃんねこちゃんも外が暖かかった時期に比べると、寒くなってから運動が減った子も多いのではないでしょうか。
寒くなるとお水を飲む量が減るために尿石症、膀胱炎などの泌尿器系の病気になりやすくなります。特に寒いのが苦手なねこちゃんは泌尿器系の病気にかかりやすいため、注意が必要です。
予防としては部屋を暖かくしてあげること。ねこちゃんの場合は排泄する場所も暖かくしてあげると良いですよ(^^) そして、新鮮なお水をいつでも飲めるようにしておきましょう。
この時期は特にお水を飲む量やおしっこの色、量、回数を気にかけてあげましょう。何かいつもと違うぞ?と感じたら来院をお願いします。
2017年
12月
01日
金
こんにちは、スタッフのすずきです。
病院でトリミングをはじめさせていただいて約半年がたちました!嬉しいことに毎日のようにご予約をいただき、何回も来てくれている子もいてとても嬉しく思っています(*^-^*)動物病院のトリミングですので多くはシニアの子や疾患がある子が来ています。体に負担をかけないように短時間で終われるようにやれる範囲で、なおかつ今よりさらにかわいくなるように頑張っています(*^-^*)今回は今までトリミングした子たちを少し紹介したいと思います!
プードルちゃんのカットもしています。衛生カットメインになりますので、目の前、口周りはスッキリ。耳のふわふわ感などはできる限りご希望に沿わせていただきます!
シニアになってきてお手入れが大変な子には顔をバリカンで短くすることもできます。もちろん無理はしません。
パグちゃんですが、飼い主さんのご希望で毛を短く刈っています。
短頭種の子たちは興奮するとチアノーゼを起こすことがあるので、爪切りが苦手な子はおやつを使って無理なく行います。
ずっと来てくれている子です(^^)飼い主さんのご希望でとにかく短くカット、とってもお利口さんです(^o^)
2017年
11月
13日
月
動物看護士の仕事
こんにちは。スタッフの武内です。
今回は動物看護士の仕事内容についてお話します。
メインとなる仕事は、獣医師のサポートで、動物の診察や手術などをスムーズに行えるように補助、支援をします。獣医師が診察を行う際にケガをしないようにするのはもちろんのこと、採血やワクチンなどをスムーズに行えるように動物を動かないように上手に補助をします。
動物看護士の仕事は本当に様々で、受付業務、掃除、入院動物のお世話、検査、手術時のサポート、薬の調剤、処方食や薬等の注文受け取り、DM関係、狂犬病関係、パピークラス、トリミング、等々あげるときりがありませんが、膨大な量の仕事があります。
とても大変な仕事ではありますが、病気やケガが治って笑顔になった飼い主さんや動物たちを見ると、動物看護士をやってて良かったなぁと幸せな気持ちになり、とてもやりがいのある仕事です。
2017年
11月
07日
火
こんにちはスタッフの鈴木です。
今回シニアの猫ちゃんに多い病気甲状腺機能亢進症についてお話します。
甲状腺機能亢進症とは甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。6歳以上の約5~10%の猫ちゃんに認められています。
元気があり食欲があるのに痩せてくる、発情期のような鳴き声で鳴く、お水をよく飲みよくおしっこをするなどの症状がみられます。つまり元気が出ちゃう病気なので飼い主さんは病気だと気が付いていないことが多いのです。気が付かずにそのままでいると心臓はじめ各臓器に負担がかかり命にかかわることとなります。
この病気の診断は血中の甲状腺ホルモンを測定することで診断します。当院では採血してから30分以内診断することができます。
早期に見つけて適切な治療を行うことが大切です。当院ではシニア向けの猫ちゃんの健康診断をおすすめしています。
2017年
10月
27日
金
こんにちは、スタッフのすずきです。
先日尼崎市で行われたパピーケアスタッフセミナーに行かせていただきました。
パピーケアスタッフとは子犬(子猫)のしつけや健康管理について飼い主さんを指導、教育できる動物院病院スタッフのことを言います。
この講座は数年前から行われているのですが、その当時の教科書と今回の教科書とでは内容も少しずつ変わってきています。
日々ペットのことが研究されていて、昔は当然のように言われていたことが今ではそうでないことも多々あります。それがまだ多くの方に知られてなく昔のままの考えでしつけなどが行われていてると知り、新しい知識を身につけペットに対する接し方考え方を変えていかないといけないなと思いました。
子犬子猫が何でもないものを心地よいものと感じるか、不快なものと感じるかはこちらの接し方次第です。
その接し方は“適切な時期”と“適切な接し方”があります。
子犬を迎えられた飼い主さんには口を酸っぱくして「パピークラスにご参加ください」とお伝えしていると思います。それはこの適切な時期がとても短く、とても大事で“今”しかないからです。
我が家に子犬を迎えたときも、子犬のこの時期は今しかなく、この時間は取り戻せないので、子犬を迎えてからの何週間かは他の予定は違う日にしてパピークラス優先に考えてました。
また適切な接し方も専門の知識がなくてはできません。先日からパピークラスを担当している山崎はこのセミナーの上のクラスを終了しているのでより豊富な知識を持っています(^_^)
パピーを迎えられましたら、“是非”当院のパピークラスにご参加ください!
2017年
10月
11日
水
こんにちは、スタッフの斎藤です。
わんちゃんにも認知障害があると知っていましたか?
・夜泣きをする、意味もなく鳴く
・同じところをぐるぐる回る
・トイレの失敗が増える
・とぼとぼ歩く
・狭い隙間に入り込み出られない、方向転換ができない
・今までできていた芸ができない
・ぼーっとしている
このような症状がみられます。
認知障害とは老化により脳の機能が衰え、今までできていたことができなくなる状態のことを言います。日本犬、特に柴犬に多くみられる病気ですが、どの子にも起こりえます。
認知障害は人間にもある病気ですが、治すことはできません。わんちゃんも人間同様、介護が必要になるのです。うちの子はあてはまらないから大丈夫と安心はせず、認知障害に対する予防が大切です。
認知障害に対する予防は脳を刺激する運動や遊びをしてあげると効果的です。散歩コースを変えてみたり、私の自宅で飼っている愛犬たちにも行っているのですが、かくれんぼもおすすめです(^^)またスキンシップを多くしてあげることはとても効果的です。ぜひ、してあげてください♪体に触れられたという心地よい刺激が脳へ伝わり効果的です。スキンシップは飼い主さんとわんちゃんの絆も深まるのでいいですね。予防は今からできることなのでぜひ、やってみてください!
上記のティエックリストに当てはまる行動のあったわんちゃんは対策をとる必要があります。例えば、ぐるぐる回っている際にぶつかって物が落ちてこないように安全確保をしてあげるとよいでしょう。脳に刺激を与える遊びや体を使って感覚を保持するなど、いろいろ紹介できますので、ぜひスタッフに聞いてくださいね。
シニアになっても私たちにとっては可愛い愛犬(*^-^*)
予防・対策をしっかり行い、幸せに暮らせるようサポートしてあげましょう!
2017年
10月
05日
木
スタッフの天野です。
普段、特に大きな病気やケガもなく、病院に来る目的は予防(狂犬病予防注射、フィラリア、混合ワクチン、ノミマダニ予防など)というわんちゃん、猫ちゃんも多いと思います。
久しぶりに病院に来て体重を測ってみたら、前回より増えていた!という子をよく見かけます。
当院では、昨年の12月からダイエットを頑張るわんちゃん、猫ちゃんを応援しており、 早いもので半年が経ちました。
具体的には、食事の内容を見直して適切な量を守っていくことが大切です。
フードを用意するのは、わんちゃんではなく飼い主さんの役目なので、とにかく根気よく続けることが必要です。
半年から1年ほどかけて体重の変化を見ていきます。急激なダイエットはかえって体調を崩しやすく、またリバウンドもしやすいため、おすすめできません。
写真のように、実際にグラフ化して、ダイエット当初からの変動をみていくと、実にさまざまですね。コツコツ体重計に乗って変化を見ていくと意識しやすくなります。
例えば、毎月病院に来てノミマダニ予防を行うことを習慣にすると、一緒に体重を確認して、毎月の変動もチェックできますよね(^^)
半年ほどで目標を達成した子もいます!素晴らしいですね(^^♪
その一方、私の実家のシュナウザーですが、久しぶりに体重を測ったところ、気が付かないうちに驚くほど増えてしまっていました。とにかく家族みんなの意識改革が必要だと痛感しました…。
順調に痩せてきている子はこの調子で、あまり変化が見られない子は生活の見直しやフード量の再計算もしますので、一緒に頑張りましょう(*^^*)
2017年
9月
22日
金
こんにちはスタッフのすずきです。
少し前から病院でトリミングをさせていただいています(^^)
衛生カットという考え方で、衛生を保てるカットで、なおかつ高齢の子達の体の負担にならないように短時間で終われるようにトリミングさせていただいています。
最新の技術を身に付けるために、講師の先生に講習に来ていただいて、スタッフみんなで勉強させていただいています。
講師の先生直伝のクレンジングの仕方でシャンプーしてあげると仕上がりのふわふわ感が全然違って、クレンジングをしっかりしてあげると薬浴などの効果も上がり、汚れがしっかり取れることで乾かしも早くなり、結果的にトリミング時間が短縮されます。
そして、わんちゃんにとってずっと付き合っていくトリミングですので、当院では怖い思いをさせないように優しく、時にはおやつをあげながら出来る範囲でやらせていただいています(^ω^)
毛がふわふわになり、よりいっそう飼い主さんとのスキンシップの時間が増えるかなーと思いながら私も幸せな気持ちになっています(*^^*)
現在カットの出来るスタッフが限られているため、予約が取りにくい日もあり申し訳ございません。
ご予約はお電話でも大丈夫です!ご予約お待ちしています♪
きめ細かい泡でシャンプーしています。
ふわっふわになりました!
2017年
9月
14日
木
こんにちは。スタッフの武内です。
以前当院で働いておりましたが、妊娠出産し長期間お休みをいただいていました。
少し子育てが落ち着きましたので、今月9月より復職いたしました。
顔を覚えていてくださる飼い主様がたくさんいらっしゃって、優しく声をかけてくださりとてもうれしいです。
まだ、お会いしたことのない飼い主様やペットちゃんたちにも早く名前と顔を覚えてもらえるように頑張りますので、よろしくお願いします!!
さて、今回は社会化について少しだけお話しします。
私は、1歳の男の子を連れて復職しました。おんぶをしながら、診察の補助をすることがあります。体重測定、体温測定など。
そこで、わんちゃんや猫ちゃんは、おんぶされている子供が気になります。普段小さな子供を見たことがないわんちゃんたちは、吠えたりうなったり警戒することがあります。おんぶをしているので、顔が二つに見えて変な生き物に見えているのかもしれませんね。
子犬や子猫の時期に、100人のいろいろなジャンルの人に会い社会化をたくさんしたわんちゃんや猫ちゃんは、全ての人が良い人と思うそうです。
そこで、私の子供にも何回か会って慣れてもらって、社会化の役にたてたらうれしいです。慣れてきたら、手からフードやおやつなどもあげれたらいいなと思っています。
2017年
8月
01日
火
こんにちは、スタッフの天野です。
先日、マダニが媒介する感染症に感染した猫に咬まれ、女性が死亡したというニュースがありました。
衝撃を受けたのは、私だけではないと思います。
人間がマダニに咬まれても感染する可能性があるので、もちろん注意しなければいけませんが、わんちゃんや猫ちゃんもそれは同じです。
わんちゃん猫ちゃんがマダニに咬まれると皮膚病の原因になるだけでなく、貧血を起こしたり、病気の媒介など重大な病気を引き起こすことがあります。
マダニが媒介する病気は、話題になった重症熱性血小板減少症症候群(SFTS)のほかにも、バベシア症(犬)、ヘモバルトネラ症(猫)、ライム病など、命にかかわる病気ばかりです。
マダニは主に草や木に登って動物への寄生のチャンスを狙っているので、お散歩コースに草むらがある場合は、近づかないことを徹底しましょう。
危険を及ぼす可能性のあるマダニから、わんちゃん猫ちゃんを守るために何をしてあげられるか?と考えると、一番簡単で確実なのが月に1回のマダニ駆除剤で予防をすることです。肩甲骨のあたりに 滴下するスポットタイプや、飲み薬があります。(犬用で3ヵ月に1回投薬するタイプのお薬もあります)
※市販薬は医薬部外品のため、病院で取り扱っているお薬とは成分に違いがあります。駆除効果は低くあまり期待できませんので、必ず病院で処方しているお薬を使って予防してあげましょう。
お薬はまとめて処方することもできますが、毎月わんちゃん猫ちゃんと一緒にお越しいただいて病院で予防をすると、体重のチェックもできるので一石二鳥ですよ(^^)
雌の成ダニは最大5mlも吸血します。体重が100倍になることもあります。
*出典:(株)バイエル製薬 フォートレオン飼い主様向けリーフレットより