2013年
6月
10日
月
こんにちは〜治美です
患者さんのKサんが、訪問活動のワンコ達のユニホームを作ってくださいました。
可愛いコートタイプです。リボンの飾り付き♪
しかも、リバーシブルでス。肌触りが好いように軟らかいガーゼで作ってくれました。老人ホームでも評判です!
これらかも、ユニホーム着て楽しい活動にしたいと思います。
Kさん、ありがとうございます。
2013年
5月
08日
水
こんにちは。スタッフの杉浦です。
最近、暖かくなったかと思えば夜はまだ寒かったりと、自分自身の体調管理も結構大変ですよね。そんな中、わんちゃんたちの狂犬病予防接種、フィラリア予防のシーズンに突入し、院内が慌ただしくなっている今日このごろです。来院される皆さんの待ち時間を少しでも短くするべく、スタッフ全員で動き回っています。・・・が、お待たせしてしまうこともあるかと思いますので、何卒ご了承ください(;_;)
予防のシーズンではありますが、もちろんケガや体調不良で診察を受けに来る子たちもいます。その中で最近、立て続けに子宮卵巣、精巣や前立腺の疾患の子を目にしています。
女の子の場合で、子宮内に膿が溜まってしまい、破裂寸前の状態で緊急手術になるケースもありました。また男の子だと、前立腺疾患による血尿や排尿障害、精巣が腫瘍化してしまっている場合もあります。
写真は超小型犬の子宮蓄膿症の様子です。(術中の写真です。苦手な方、すみません・・・。)
正常な子宮に比べ、何倍にも膨らんでしまっています。この子宮だけで450gもありました。ちなみに卵巣は左右の大きさもほぼ同じで正常でした。
これらの病気は避妊・去勢手術をしていれば未然に防ぐことができるものです。乳腺腫瘍においては、初回の発情を経験する前に避妊手術を行えば発生率も低くなり、効果的だと言われています。(99.5%の予防効果あり)
避妊・去勢手術は全身麻酔をかけて行います。やはり若くて健康であれば麻酔のリスクも低くなります。逆を言うと、老齢や病気になってからの手術は、体力の低下などから麻酔のリスクも大きくなってしまうものです。
それから、通常の手術であれば傷口も3cmほどで済みますが、大きくなった子宮・精巣を取り出すことになれば傷口も倍以上になってしまうため、その面においても動物に負担がかかってきます。
こういった生殖器の疾患を防ぐために、まだ手術を受けていないわんちゃん、猫ちゃん、うさぎさんも、避妊・去勢手術について一度考えてみてください。可愛いペットと長く暮らしていくためにも早めの手術をお薦めします。わからないことや気になることはお気軽にご相談くださいね。
2013年
4月
05日
金
こんにちは酒井です。
あっという間に4月ですね、狂犬病とフィラリアの季節がやってきました。市からハガキが届いているかと思いますが、当院でも狂犬病予防接種可能です。獣医師の健康チェックの下、接種させていただきますので動物病院で接種をしましょう!同時にフィラリア血液検査をして、予防薬をはじめていただきます。フィラリアとノミ・ダニ予防薬は一年中の予防をおすすめしています。体重によって予防薬の量が違うので、体重に変動がなければ、まとめて予防薬を購入することもできますよ。(フィラリア予防期間である5月~11月は必ず投薬を忘れないようにしましょう。月に1回の投薬です。)
さて、この間のパピークラスで「上手に服が着れました~」の記念撮影をしたので、かわいい写真をのせちゃいます♪みんなカメラ目線です!!アイコンタクトがばっちりですね!!アイコンタクトは卒業課題の一つで、卒業の日までにカメラ目線の写真を送ってもらいます。その写真が卒業証書になるのです♪とても可愛くて、記念に残るものとなるので、みなさん喜ばれます(^-^)さらに今月から、パピークラス卒業生は当院のカレンダーモデルにさせていただくことになりました!かわいい卒業写真を使わせていただいております♪受付の横にある掲示板にカレンダーがありますので、是非チェックしてみてくださいね(^^♪
そして、第2回歯ブラシ教室がはじまりました!またブログで紹介したいと思います(^-^)
2013年
3月
31日
日
こんにちは〜治美です
2ヶ月ぶりに仙台にいって来ました。
春休みのせいか、今回は飛行機満席でした。
仙台空港の中央部に、仙台市内の中学生が作った、段ボールのガンダムが立っていました。太い柱の青の線が津波のときに水が来た高さです。1階部分はほとんど水没した事が判ります。
震災から2年が経ち、復興住宅が建ち始めていても仮設住宅から移れない、高台移転も賛否両論そこに住んでいた人たちの中でも意見はまとまるものではないでしょう。見る角度によっては復興が進んでいても、見方を変えると必ずしも進んでいるとは言いがたい状況なのかも知れません。
1月に続き、被災動物の社会化支援のための指導者養成講座のお手伝いです。前回に続き、会場は仙台ですが、近隣の被災地域の各県から行政の方・動物病院のスタッフなどが集まってくださいました。受講された方々が核となって被災地域の動物たちの支援が進む事を願います。そして、彼らと動物達のために力になりたいと思うのです。
10年・20年と時間が経って振り返った時に、作り上げてきたものが人・動物達にとってより良いものであったらどんなに素晴らしいでしょう。
それにしても、参加受講生・会場などでお世話になった方々の明るいこと、あの笑顔で受け入れられると私の方が強さを貰ったようです。
2013年
3月
21日
木
こんにちは、研修生の鈴木です。
最近は、温かくなりだいぶ過ごしやすくなってきました。
さて今回は、ノミ・ダニについてです。
ノミ・ダニ予防をしないといけないのか??
室内で飼っているから大丈夫!
というわけではありません。
外に散歩した時に寄生していたり、私たち人が外から帰ってきたときに持ち帰ってきてしまったりしているかもしれないのです。
ノミは、脱毛や激しい痒みを伴う皮膚炎や、貧血、下痢や嘔吐の原因となる条虫を発育させたりします。
一方マダニは、ノミと同じように皮膚炎や、貧血を起こします。
そして犬バベシア症という恐ろしい病気を引き起こすこともあるのです。
犬バベシア症とは、バベシア原虫が赤血球に寄生し破壊することで貧血、発熱、食欲不振などが見られ、死に至ることも・・・。
たとえ治療してもバベシア原虫が体内から完全に消えることはありません。
ちなみに、ノミは室温13℃あればライフサイクルが循環し、
マダニは、どのような気候、場所にも適応しています。
なのでこのような症状になる危険は一年中あるのです!!
そして両方とも人にもうつるものもあります!!
こんな症状にかかってしまったら怖いですよね(;_;)
このような症状にかからないためにも人にうつらないためにも予防をしっかりしなければなりません。
その予防ですが、スポットタイプの物を背中に垂らしていただくだけで簡単に予防できます。
効果は約一か月間あるので、毎月一回垂らしていただくだけで簡単に予防ができるのです。
可愛い家族(ワンちゃんネコちゃん)のために、しっかり予防してあげてください。
お薬は数種類あります、どれが合うのかスタッフに相談してください。
今なら6ヶ月分購入していただいた方にはエコバックがついてくる物もあります。
※ついてこない物もあります。
詳しくはスタッフまでお気軽にお尋ねください(^^)
2013年
3月
18日
月
こんにちは〜治美です
J-HANBS(動物と自然を大切にする教育)の講座を持っている専門学校の卒業式でした。教え子の卒業は誇らしいものです。喜びに満ちた笑顔。これから先の人生には辛いことも数多くあるでしょう。でも、動物を好きと言える自分たちを信じて、夢に向かって頑張って欲しいと思います。
帰りによったクリスピークリームドーナツで季節限定パックを発見。なんだか今の気分にピッタリ。
人は嬉しいから笑うのではない、笑うから嬉しくなるのだ。
頑張れ若者達よ!!
2013年
3月
11日
月
ただいまダイエット中!
こんにちは、獣医師の渡邉です。前回は猫のフェロモン剤について書きましたが、今回はまたまたダイエットのお話をしたいと思います。
肥満は人間と同じように、動物さんたちにとっても万病のもと。痩せている動物と比べると、体重が多い動物は様々な病気によりかかりやすいということが分かっています。前にもお伝えしたように、ダイエットの方法は食事管理が重要になります。カロリーが多くないか計算することも大切ですし、ダイエット用のフードに変更されるのもおすすめします。
今日は新しく発売されたフードについてお話します。リバウンドに注目し、代謝向上を考えたフードが開発、発売されました。従来のダイエット用フードとの違いは、リバウンドしにくいということです。また嗜好性も高く、大きなポイントは厳密に計らなくても痩せられるということです。従来のフードは、あげる量を守らないと太る傾向にありました。しかし、新しく発売されたフードは少し多めにあげても痩せたことがわかっています。もちろんあげすぎは太りますよ!また、ダイエット成功後、給餌量を増やしてもリバウンドしなかったとこも特徴です(フードを変えると太るそうです)。
こうやって特徴を書いても、実例がないと納得していただけないと思うので、我が家のぽっちゃりさんたちに協力していただきました!ごはん大好きなスバル君とめのうちゃんです。今回はめのうを取りあげますね。避妊手術をした2歳の女の子ですが、ウエストライン、おなか回りにお肉がついております。現在トライアルから1か月近く経過します。ダイエット前の体重は4.6㎏。1か月経過して、なんと体重が4.3㎏になっていました!フードがダイエット用フードを、給餌量を決めてあげていました。1週間あたり体重の1%の減少が望ましいので、めのうはちょっとハイペースで体重が落ちていることになりますね。これでは体に負担がかかるので、もう少し給餌量を増やしてもいいかもしれません。しかし、めのうの理想体重は3.76㎏…。ダイエットは長期戦です!焦らずじっくり経過を見ていきますね。
めのうちゃんのダイエットbefore and after です。ウエストのくびれがよくわかりますね。おなかのたるみが取れてない?そこはもうちょっと長くなりそうです(笑)
ダイエット用フードでも太るという方もいますが、その大きな原因がごはんを多くあげていたことです。当院ではダイエット用のフードの紹介以外に、フードの給餌量の計算も行っております。あげているごはんの量が適切かどうか、再計算してみるもいいかもしれませんね!
2013年
3月
11日
月
こんにちは〜治美です
病院の横っちょのミモザが咲きました。まだ寒い寒いと思いがちなこの時期に綺麗な黄色の花が咲きます。毎年、春が来る事を告げてくれています。なんだかウキウキします
2013年
2月
26日
火
こんにちは、スタッフの酒井です。
私事なのですが、臨床栄養指導認定動物看護師の試験に合格しました。
これでもっと、わんちゃんねこちゃんの健康維持のためにも、飼い主さんのお役に立てたらと思います。
フードのことでお困りの方は、お気軽にご相談下さい♪♪
そしてもうひとつ、動物看護師統一認定試験を受けてきました!
手ごたえは・・・正直難しかったです。
過去問で勉強はしていましたが、今回の試験内容も難しくなっていた気がしました。
合格発表の日まで、ドキドキです・・・。
さて、今日はパピー教室で可愛い写真が撮れたので紹介したいと思います!
「リラックス抱っこ」で落ち着いているところ♪
この抱っこをすると、落ち着くことができるように教えます。
はじめはみなさん悪戦苦闘しますが、教室の回を重ねるごとにとっても上手になっています。そして、パピーたちも気持ちがよさそうな姿を見せてくれます(*^^*)
そんな癒しのショットをくれたのは、上からミュールちゃん、ちょこちゃん、徳ちゃん、リキちゃんです♪
また少しずつブログでパピー教室の様子を紹介したいと思います♪
2013年
2月
22日
金
こんにちは〜治美です
心が感じる安心。
なんだか聞き慣れない言葉でしょうか。
今をいきている生物は全ていろいろな出来事をくぐり抜けて生き抜いてきています。
危険を察知する力が弱いものは、生き抜いていく事が出来ずに、どこかで淘汰されているはずです。そして、今いきている私たちは、その危険をくぐり抜けてきた者の子孫なのです。
草食動物がゆっくり草を食べていたら・・・そこには危険は迫っていない
けれど、彼らがバタバタと走り去っていったら・・・そこには肉食獣が迫っているのかもしれない
危険を察知する能力がなければ、肉食中に食べられてしまい、その遺伝子は残っていないのです。そして、危険を避ける事が出来た遺伝子を受け継いだ者が今いきているのです。
つまり、私たちは動物がのどかに過ごす様子に安心を感じるのです。そこに危険は迫っていないのですから。
私たちが行っているボランティア活動は動物を連れて老人ホームや病院に伺います。この時、動物たちが緊張して周りをキョロキョロ見回していたら、活動に参加してくださっている方々は心から安心して楽しんでくれるでしょうか。
また、逆にその場を楽しんでいるとしたら。そんな活動が大好きな動物とボランティアが伺えばその活動現場はとても素晴らしいものになるでしょう。
活動が好きな動物を連れて老人ホームや病院、学校幼稚園に行く。
ボランティアの独りよがりでない活動を心がけたいものです。
2013年
2月
06日
水
こんにちは〜治美です
仙台の動物管理センターにいって来ました。
当院が所属するJAHA(動物病院福祉協会)の被災地域への活動の一環です。宮城県だけでなく、福島県などの地域の動物管理センターの職員の方や動物病院のスタッフなどに向けた飼育に関するセミナーのお手伝いです。
飼い主さんも犬も猫も、また、彼らを取り巻く社会も幸せに暮らすために必要な事、特に子犬・子猫の時期の飼育についての講義でした。
私は被災地に入るのが2回目です。仙台空港とその周辺は津波で水に浸かってしまった地域です。空港は今は機能していますが、空港の壁には水が来たところの線が記してあり、その高さに驚かされました。また、今でも整備されていない土地、津波で骨格だけが残った家が残っています。
3月11日はまたやってきます。3年目に入って、住民の方の疲れが吹き出す時期、きっと動物たちは心に寄り添ってくれるはず。
飼い主・動物・彼らを取り巻く社会の幸せを祈ってやみません。
2013年
1月
26日
土
こんにちは。スタッフの杉浦です。
皆様のお手元にもお知らせが届いているかと思いますが、今月から「病気予防・健康増進月間」がスタートしました。
避妊・去勢手術や犬ドック・猫ドック、麻酔なしで簡単に検査ができるミニ犬ドック・猫ドック、歯石除去など、2月末までキャンペーン価格にて検査、処置等させていただきます。
避妊・去勢手術に関しては、妊娠を望まれない場合には若齢のうちに手術をされることをお薦めします。避妊・去勢することにより生殖器系の疾患の予防にも繋がりますし、マーキングや攻撃威嚇行動の消失など、行動に関わる効果も得られることがわかっています。
いずれに関しても若齢であればあるほど効果的とされています。(必ずしも全頭に効果が期待できるわけではありません。)
また犬ドック・猫ドックも年に一回(7歳以上は半年に一回)をお薦めしています。健康なうちに年に一回検査をしておけば、万が一病気になっていた場合、そのサインに気づくことができます。健康なときのデータが実はとても重要になってきます。病気になってから…ではなく、日頃から愛犬愛猫の基礎データを確認しておきましょう。
ミニドックであれば診察時間内に検査可能です。
歯石除去、避妊・去勢手術はいずれも全身麻酔が必要となりますので、術前に心電図、血圧、血液検査、レントゲン検査をさせていただき、安全を確認してから麻酔をかけて処置していきます。
最近はデンタルケアに目を向けられる方がたくさんいらっしゃるので、とても嬉しく思います。歯石除去をしたあとに、歯みがきやデンタルガムなどを使って上手にコントロールされるといいと思います。
いずれの検査・処置も予約制になりますので、お早めに!
2013年
1月
23日
水
こんにちは〜治美です
名古屋の専門学校リバティペットケアカレッジに動物介在教育の講座で講義に行っています。
J-HANBS「動物と自然を大切にする教育」を子供達に教えるインストラクターを育てる講座です。
この教育の意味や必要性を学んだ後、実際にどう伝えるべきかを学び、実践してみます。
最後の授業でいつも発表会をしています。
班に分かれて、模擬クラスを行います。
紙芝居や犬に扮装してのデモ、ポイントは何か判る説明。各班工夫して素晴らしい発表になりました。
また、クラスの後のフォローアップとして行うアンケートも作りました。
受講してくれた学生の心に、”ただ好きだから”とかではなく動物と自然を大切にする事の意義が伝わっている事を望んでいます。そして、この講座を通じて、実際に子供達にこの事を体感・体得させる事の出来る人・場面が増える事を期待しています。
少しでも前に進めるように、正しい知識の提供と学生にも身体で感じ取ってもらうために、私も勉強を続けなくてはなりませんね。
2013年
1月
19日
土
こんにちは!!
研修生の鈴木です。
さて、今回は私の飼っている猫の病気について書きたいと思います。
これが我が家の猫ちゃんです♪
今年13歳でちょっとびびりなおばあちゃん猫のミーちゃんです(^^)
見た目は何もなく普通ですよね??
けどこのおばあちゃん、猫でよくかかる腎不全を抱えています。
腎不全とは少しずつ腎臓の機能が低下していき、最終的には腎臓が機能しなくなる病気です。
腎不全の症状として水をよく飲みたくさん排尿する、最近少し元気がない、前より吐くようになった、体重が減っている・・・こういう症状がでるだけで”これっ!”といった目立つ症状はないのです。
このおばあちゃんも
「最近よく水飲むし吐くなぁ・・」
と思って検査したら腎不全でした。
もし、なってしまったらよく水を飲ませてあげてください。
蛇口から数滴垂れている水をなめる猫ちゃんとかもいますが、そういうちょっとした水も大切なのです。
あとは食事もタンパク質やリンを抑えたバランスの良い特別な食餌が必要になります。こうすることで進行を遅らせていくことができます。
ちなみに我が家のおばあちゃんは水をよくあげ食事も市販のものからそれようの食事に変えました(´v`)
腎不全は一度なったら治りません。
しかし飼い主さんがちょっとしたことで気づき、早期発見することができれば進行を遅らせることができます。
最近よく水飲んでおしっこするなぁ??とか、よく吐くようになったなぁ??とか、前より痩せたかな??と思ったら検査してみることをお勧めします!!
2013年
1月
07日
月
こんにちは。
獣医師の渡邉です。
最近診察していて、もしかしてこれは猫ちゃんのストレスが原因?と感じる相談を受けます。粗相が多い、急に怖がる、他の猫と仲良くなれない、などなど・・・。身体検査をさせていただいても異常は見当たらず、飼い主様の話から何かをきっかけにストレスを受けたと思われます。飼い主様のお話にはたくさんのヒントが隠されているなと、あらためて感じています。
ストレスに対して、原因がわかっていればそれを取り除くことが必要ですが、原因が漠然としていることもあります。それに対して、不安を和らげる薬やサプリメントを使ったりしますが、今日は当院でおすすめしているフェロモン製品についてご紹介します(注:けっして回し者ではありませんよ)。
猫の頬からはフェイシャルフェロモンが出ています。猫が物に顔をすりすりするところを見たことがありませんか?あれはフェロモンをこすりつけて、アピールをしているんです。人にもやることがよくありますが、「自分の物」に対してこすりつけています。
それを製品化したものが発売されています。スプレータイプと拡散器がありますが、今当院の猫舎や猫ちゃんの入院のときに使用しています。環境が変わってしまい、猫ちゃんたちはかなりストレスを感じますからね。使用し始めてから間もないですが、心なしかホテル中の猫ちゃんは落ち着いているように感じます。
この製品が発売されてからだいぶ経っており、我が家でもずっと使用していました。我が家は多頭飼育であり、新しい猫ちゃんを受け入れる際には使っています。その効果かどうかはわかりませんが、我が家では猫同士の関係は悪くありません(ちょっとは怒ったりしますよ)。
環境が変わった、新しい家族が増えた、家での様子がおかしいなどがありましたら、フェロモン製品を取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
詳しくはスタッフにお尋ね下さい!
2012年
12月
16日
日
こんにちは〜治美です
10月にJAHA(日本動物病院福祉協会)の家庭犬マナーチャレンジに挑戦しました。筆記試験と実技試験です。
その場で合否が出ます。私の他、当院のスタッフ杉浦、酒井が一緒に受験しました。合格後、合格証と記念品(可愛いシール)が届くのですが、垂谷先生から直に受け取る事にして、今日受け取りました。
合格証と読んでもらって受けとって、感動しちゃいました。
一応試験なので、受験時は緊張もしたし、失敗もしましたが、かの子と一緒に頑張ったことが思い出されます。
皆さんも、愛犬との生活を楽しむためにも、このテスト受けてみてはいかがですか。一緒に乗り越えるので、絆もぐっと深まりますよ^^@
試験の4つのはしら
1、家庭内マナー:家庭で起こりがちな問題を解決できる
2、お散歩マナー:お散歩も楽しく、快適に、ハッピーに
3、旅行•お出かけマナー:お出かけや旅行どこでも一緒にエンジョイ
4、動物病院マナー:動物病院でもお行儀よく
合格のポイント
⑴地域社会に迷惑をかけずマナーを守り犬との生活を楽しんでいること
⑵ほめてしつけるトレーニング方法によって基本的なしつけが出来ていること
⑶犬の健康管理、予防を適切に行っていること
テストの内容
◇実技テスト(全16項目、約10分)
4つのテーマにそった実技試験
•家庭内マナー
•お散歩マナー
•旅行おでかけマナー
•動物病院マナー
◇筆記テスト
犬に関する法律、しつけ、健康や安全、マナーなど
◇各項目で80%以上できて合格す。合計点の80%ではないのです。
2012年
12月
15日
土
こんにちは、酒井です。
歯ブラシ教室がスタートし、5回全てのコースが終了しました。
口の触り方からお伝えしていくので、まったく歯ブラシをやったことのない方はもちろん、すでにおうちでケアをしている方でもOK!無理矢理歯みがきをしている方が多いようですが、この教室では最終的には歯ブラシが大好きになるようなやり方を練習していきますので、毎日の歯ブラシが飼い主さんにとっても、わんちゃんにとっても楽しいものとなります。今回も参加された方の中には、おうちですでにケアしている方もいますし、パピー教室を卒業したばかりの若いわんちゃんも参加してくださいました!
ここで歯ブラシの重要性を少しお話したいと思います。歯の問題で病院に来院される患者さんは実はとても多いです。口が臭い、歯がぐらぐら、歯茎が腫れている・・など。
3歳以上のわんちゃんの80%が歯周病となっているのをご存知ですか?
わんちゃんは人間とは口腔内に含まれる酵素が違うため、虫歯にはなりにくいです。しかし、歯ブラシなどのデンタルケアをしていないと3日で歯垢が歯石へと形成されてしまいます。(人間は1週間で歯垢が歯石へ形成されるので人間よりも遥かにわんちゃんの方が速いです。)歯石は麻酔をかけて歯石除去をしなければ、歯ブラシでも取り除くことはできません。歯周病になってしまうと、口腔内が歯周病菌でいっぱいなので、常に体内へとバイ菌を取り込むことになり、さまざまな臓器へ病気を及ぼしてしまうのです。デンタルケアは実はとっても重要なのです!
今回、初めて講師を務めさせていただきドキドキでしたが、参加されたみなさんが毎週重ねるごとに成長していっている姿を見て、とても励みになりました。なにより、歯ブラシが好きになりました~!と喜ばれる飼い主さんの姿を見るととても嬉しく、やりがいを感じました。歯ブラシの練習だけでなく、トリック(芸)の練習もやりましたが、新しい芸を1週間後には全員が完璧にできるようになっていたので、私もびっくりでした!練習熱心な方たちばかりでとても頼もしかったです(^^)♪参加された飼い主さん同士、そして私も飼い主さんとコミュニケーションが出来る機会となり、とっても楽しい第1回目のスタートとなりました!本当に感謝です。今回参加してくださったみなさんが、今後おうちでデンタルケアをしていき、病気予防のひとつに役立ててくれたらと思います(^^)
少人数の募集だったため、早い段階で定員に達し、参加したかったというお声もいただいております。また次回も開催する予定ですので是非参加してください☆
2012年
12月
09日
日
こんにちは〜治美です
念願のふれあい活動の開始です。
今回はいつもお世話になっているロイヤルアシスタントドッグの皆さんに来ていただきました。
参加は中央小学校の5年生のお友達8人です。
保護者の方や当院で訪問活動のボランティアをしている方、岡崎でこの関係のお仕事をされている獣医師の方も見学に来てくださいました。
スタートです!
今日来てくれたワンちゃんネコちゃんの紹介をして、ワンちゃんと仲良くするためのお約束、ワンちゃんの触り方の説明を紙芝居で説明します。
この後、悪い例を実演、子供たちにどこが間違いか指摘してもらいます。
始めは照れくさそうにしていた子供たちも徐々に引き込まれて行きました。
*3つのお約束
・急に走らない
・大声を出さない
・急に触らない
*ワンちゃんを触りたいときの方法
1飼い主さんに触っていいか聞く
2ワンちゃんに触っていいか聞く
軽く握った優しいグーを作って、
ワンちゃんの鼻のに下から持って行く
ワンちゃんが臭いを嗅いだら触っていいよの合図
ワンちゃんが顔を背けたら嫌だよの合図
3優しく触る
実際にワンちゃんとのふれあいを体験してもらい、ネコちゃんともふれあってもらいました。最後にワンちゃんの得意を見せてもらって終了。
得意はフラフープをジャンプでくぐる事と投げたボールをキャッチする事。
とても可愛らしく上手で拍手喝采でした。
こうして楽しく活動が出来ました。ただ楽しいだけでなく、動物にの命を感じる事、優しく正しく接する事を子供たちが知識ではなく身体で感じてくれればいいなと思います。
ふれあい活動をしてみよう、興味があるという学校や幼稚園、子供会の方がいらっしゃいましたら、連絡をお待ちしています
2012年
11月
28日
水
こんにちは!スタッフの杉浦です。
先日、11月18日にお休みをいただいて大阪に行ってきましたー!
…と言ってもお遊びではなく、看護のお勉強に行ってきたのです!
今回は「第33回動物臨床医学会年次大会(動臨研)」という勉強会に出席してきました。
この学会は規模が大きく、見渡すかぎり人だらけ!!!
獣医さんが9割、看護師が1割くらいだと思われますが、数千人が集まる会場だけあってやっぱり広かったです。
複数の会場で同時に別の講義や発表があるため、どの会場へ行こうかかなり悩みましたが、看護関係を中心に午前中から夕方までみっちりと講義を聴いてきました。
私の聴いた講義のほかに、“スタッフの口頭発表会”というものも開かれていて気になっていたのですが、同じ時間に開催されていたので聴けず…とても残念です(;_;)
それから同会場内に各業者の出展ブースもあり、そちらでは最新機器やお薬などさまざまな商品の紹介がされていました。
院長先生の口癖でもある「獣医療は日々進化している!」…今回の動臨研に参加してみて本当にその通りだなと感じました。だからこそこういった学会が毎年開かれるのでしょうね!
この学会に参加していた看護師さんは全体の1割とお話しましたが、それでもかなりの人数だったと思います。皆、真剣に講義を受けていたその姿が自分にとっていい刺激となりました。
今回学んだことを日常の看護に活かせるよう、さらにお勉強をしていかなかれば!と思います(>_<)
2012年
11月
18日
日
こんにちは〜治美です
獣医行動学研究会という集まりがあります。人間の心療内科のようなものです。
不安や恐怖、行き過ぎる興奮、いろいろな精神状態で問題となる行動が出てしまう犬や猫がいます。この子たちの問題を分析して、少しでも生活を良い方向に修正して行くものです。動物だけでなくもちろん飼い主さんや彼らをとりまく社会も幸せになってもらうためのものです。場合によってはお薬が必要な事もあります。けれど、何よりも必要なのは飼い主さんの頑張りです。行動は毎日の積み重ねの中で出来上がって行くものなので、飼い主さんによる練習(行動の修正)が必要なのです。
問題となる行動が出て来たとき、実は身体の病気が隠れていることが多いです。トイレの失敗が増えた時、トイレトレーニングの失敗だと思っても実は膀胱や腎臓の病気だったり。食後に凶暴になるという相談で、実は肝臓の血管の問題だったという事もありました。神経の疾患で人間の強迫性行動の様に同じ行動を繰り返す事をしなくてはいられない疾患もあります。
そして、間違った学習をしてしまったり、恐怖によって攻撃性が出てしまうことで問題となる行動が出る事もあります。
小さな問題が大きな問題に発展する事がとても多いので、気になったら早いうちに相談される事をお勧めします。
そうそう、今回の研修会では、言葉の定義の確認、学習理論などを勉強してきました。
2012年
11月
10日
土
こんにちは。スタッフの武内です。
最近はとても寒くなってきましたねー。
飼い主さんも、わんちゃん猫ちゃんうさぎさん達も、
みーんな体調管理しっかり行ってくださいね!!
「寒くなってきたからフィラリアの薬、もうやめちゃってもいいかな?」
と飼い主さんに聞かれることが最近よくありますが、今からの予防が大切です!!
フィラリア予防としては、5月から11月の中旬までと言われていることが多いですが、
蚊が飛び終わってから“+1ヶ月”は必ず予防をお願いいたします。
※当院では年中投与を推奨しています。
年中投与というのは、シーズン関係なく一年中通して、毎月予防していただくことです。
当院に置いてある、フィラリア予防薬として処方しているお薬は、お腹の虫下し効果もありますので、ぜひ年中投与をご検討くださいね!!
お薬のタイプは、錠剤、粉薬、ジャーキータイプ、スポットタイプ、選ぶのに迷ったら
スタッフにご相談下さい!
2012年
11月
01日
木
こんにちは、スタッフの酒井です。
前回の犬種クイズの正解をお答えしたいと思います(^^)
正解は、マルチーズでした!
実はこの子、今は私の家族の一員として元気に暮らしております!
名前はベリーです。
ただいま2ヵ月で、社会化の大チャンス!ということで頑張っています。
病院の受付裏で先生やスタッフに遊んでもらったり、業者の方や来院された飼い主さんから社会化ビスケットをもらっています。パピークラスに参加された方はご存じかと思いますが、社会化ビスケットとは、“自分や家族以外の人からもらうオヤツ”のことです。ベリーは郵便屋さんにももらっています。同じ人ばかりにもらうのではなく、変わった格好をした人や、子供、大きな体をした男性など、様々なタイプの人からオヤツをもらっておくことがポイントです。成犬になって家族以外の人には吠える、威嚇するなどといった問題行動がでてしまい、困っている飼い主さんは非常に多いです。
ベリーはパピークラスのプレイセッション(子犬同士で遊ぶ時間)と、デイケアにも参加させてもらっています。他のわんちゃんに咬みついてばかりで、遊びの仕方を理解しておらず困っていたのですが、デイケアに参加させたときに、6ヵ月のわんちゃんがベリーを上手に怒ってくれたので、それ以降、他のわんちゃんとの遊び方・接し方が上手になってきました!私にとっても、ベリーにとっても非常に嬉しいことです。
デイケアは、パピークラス卒業生が参加しているのでスタッフに対してとても友好的であり、遊び上手な子が多いので、とても楽しいですよ♪現在パピークラスに参加されている子もデイケアは参加可能です!火曜日は不定期ですが、毎週火曜日・木曜日とデイケアをやっています。パピークラス卒業しても社会化は必要なので、引き続き参加することをおすすめします(^^)デイケアはとても人気で毎週たくさんの参加があり、スタッフ共々とても嬉しく思っています♪
子犬がこれから人間社会で暮らしていくうえで、遭遇するであろうことをこの時期に体験させて教えてあげなければなりません。社会化不足な子は怖がりになり、わんちゃにとってもストレスで、飼い主さんも困ってしまいます。とにかく子犬の社会化はとっても重要です!家族の一員としてわんちゃんも飼い主さんも共に幸せに暮らせるように・・・パピーをお家に迎えたら必ずパピークラスに参加してくださいね♪
2012年
11月
01日
木
こんにちは〜治美です
AAEという活動があります。アニマルアシステッドエデュケーション(動物介在教育)と言います。
犬に本を読聞かせる事で発語を促したり、授業中に犬が教室にいる事でも達成率が高くなる事など多くの効果が知られています。
今回見学に行って来たのは、AAEの中でも最もポピュラーなもので犬と仲良くする方法を幼稚園で教える活動です。
始めに、お芝居や紙芝居を使って、犬と仲良くする方法を説明します。その後、実際に犬や猫とふれあってもらいます。いま、説明が会った事を守りながら。
*3つのお約束
・急に走らない
・大声を出さない
・急に触らない
*ワンちゃんを触りたいときの方法
1飼い主さんに触っていいか聞く
2ワンちゃんに触っていいか聞く
軽く握った優しいグーを作って、
ワンちゃんの鼻のに下から持って行く
ワンちゃんが臭いを嗅いだら触っていいよの合図
ワンちゃんが顔を背けたら嫌だよの合図
3優しく触る
今回は、ロイヤルアシスタントドックというグループと豊橋動物愛護センターさんの活動に参加させていただきました。
20年程前から時々動物愛護フェスティバルなどでやっていましたが、これからもっと活動して行こうと思っています。
子供の笑顔は最高。小さい頃から正しい接し方を覚えて、動物を愛せる人間に育って欲しいです。
2012年
10月
23日
火
こんにちは〜治美です
犬のしつけ教室はいろいろなタイプがあります。
預けてしまってしつけが出来たら帰ってくるケース。トレーナーの言う事は聞くけれど飼い主の言う事は聞かない、という相談がよく来ます。
また、犬には序列があるから強いボスになるべきだと、犬の行動を誤解した方法。これは犬に恐怖や攻撃を植え付けるだけで良い事はありません、むしろマイナスが多い方法です。
次ぎに、褒めるしつけと言われるものですが、これはとても良い方法です。けれど、いつ褒めたら良いのか分からない、叱ってはいけないと言われ褒められないまま失敗を繰り返して悪い習慣がついてしまう事もありますね。
タイミングよく褒めてあげれば犬はこうしたら褒めてもらえると考えるようになりいろいろな楽しい事に挑戦する気持ちが生まれます。そして、褒めてくれる飼い主さんも好きになり、褒めてもらえるトレーニングも好きになります。
褒めるにはどんな準備が必要なのか、好ましい行動をどのように引き出せば良いのか、タイミング良く褒めるにはどうしたら良いかなどを飼い主さんに伝えることが、飼い主さんも犬も幸せになれることではないでしょうか^^@
当院で行っている教室は飼い主さんにしつけの仕方を学んでもらう教室で、犬をトレーニングする教室ではありません。つまり、しつけ教室ではなく、しつけ方教室なのです。
2012年
10月
23日
火
こんにちは!スタッフの杉浦です。
当院では毎月、JAHA(社団法人日本動物病院福祉協会)認定家庭犬しつけインストラクターの垂谷(たるたに)先生をお招きして、飼い主さんと愛犬が共に幸せに暮らしていくために必要なマナーやしつけについてお勉強する教室を開いています。
今回、私がお話しをする「JAHA家庭犬マナーチャレンジ」は、JAHAインストラクターの先生が普段教室を行っている会場(当院)で受けることができる“飼い主さんと愛犬のしつけマナーテスト”のことです。筆記試験と実技試験があり、実技の内容は家庭内マナー・お散歩マナー・旅行おでかけマナー・動物病院マナーです。(病院の受付カウンターにご案内資料を配置しています!)
一体どういったテストなのか、皆さんが受けられる前に私たちスタッフが実際にテストを受けてみたので、その様子を少しだけお見せしたいと思います。先生の講義とレッスンを受けて試験に臨みました。
1枚目の写真は「他の人に犬を預ける」というテストで、飼い主さんがわんちゃんのそばを離れてもお利口に待っていられるか、というのを治美先生と愛犬かの子ちゃんが実践しているところです。写真のとおり、さすがかのちゃん!待っていられたので合格でした♪
2枚目の写真は旅行マナーの「キャスター付のバッグが背後を通っても飼い主に集中する」というテストを酒井&マロン ペアが実践している様子です。きちんと飼い主さんの顔をみているマロンちゃんの後ろ姿がなんとも可愛らしいですね!上手でした☆
最後に、3枚目は「他の人とのあいさつ」というテストで、飼い主さんが他の人とあいさつをしている間、お利口に待っていられるかどうかを私と愛犬メイティーが実践しているところです。飼い主に従順なメイティーなのでアイコンタクトはばっちりでした!・・・が、その反面、分離不安なところがあだとなり、そのあとの「クレートに入ったまま飼い主がそばを離れる」というテストではピーピー鳴いてしまい減点でした(;o;)お恥ずかしい・・・
これ以外にも全16項目の実技試験があり、飼い主3人は緊張しまくりでした(^^;
なんとなく“テスト”と言われると緊張感もありますが、飼い主さんと愛犬との絆を確認できるようなとっても楽しいテストですので、皆さんもぜひ参加してみてください!合格者には、合格証と記念グッズが進呈されます(^-^)
2012年
10月
17日
水
こんにちは〜治美です
パピーケアスタッフもここまでやってきました。インターンコースを終了した翌年の秋、第1回パピーケアスタッフ認定試験がありました。ここまで5年。
その間に尊敬できる恩師のもと、仲間と一緒に努力し期限を決めて頑張ってきました。最初に決めた、このコースに会わせて進んで行くという期限は達成できました。リタイアせず、コースが進むのに合わせてやって来れたので、初めての認定テストに間に合いました。
テストはインターンが終了してからの約半年間の間のパピークラスの様子のビデオ提出、筆記試験、実技試験、面接です。
さて、約1月経って結果が届きました。
めでたく合格しました。
認定スタッフ第一期生です。
形は整いましたが、大事なのはクラスの中身。毎回参加ペアにどんな悩みがあるのか、どんな問題が隠れているのか、考えながら楽しく役に立つクラスにしようとスタッフと一緒に頑張っています。
認定試験から2年が経ちました。こうして振り返ってみて、初心に戻る事が出来ました。さあ、また前を向いて、少しでも良いクラスを行えるよう頑張りたいと思います。
パピー卒業後のケアとして、デイケアを始め、歯ブラシの教室も準備が整いました。何より嬉しいのはその主体が私からスタッフに移りつつある事です。スタッフが中心になる事で、スタッフもレベルアップし、飼い主さんももっといろいろ聞きやすい環境になると思います。
さて、パピーケアを基盤にさらにしつけや問題行動の解決に力を入れて行きたいと思います。次のステージで良き恩師と仲間に再び会えるのが楽しみです。期限はどうやって決めましょうか^^@決まったらまた報告します
2012年
10月
12日
金
獣医師の渡邉です。
今我が家でかなりの問題児がいるので、その子について綴ってみます(^_^;)
子猫が毛布などをフムフミしながら、チュッチュッとおっぱいを吸うような行動をテレビなどでご覧になったことがあると思います。小さな子猫のかわいい仕草は、正直メロメロになってしまいます(汗)
これは乳吸い行動と言われるものですが、幼くして離乳をした子猫が母親のおっぱいを求めてする行動と考えられています。行動自体はかわいいのですが、ウールサッキングという毛布、タオルなどに吸い付く、噛みつく行動は異物を飲み込む機会を作ってしまいます。これらの行動は、成長とともに徐々になくなっていきますが、中には長年続く子もいます。
それでは、我が家の困ったちゃんの紹介です。めのう(宝石の名前です)、2歳、避妊雑種猫。生後2週齢ほどで捨てられていたところを動物病院にて保護、2か月齢で我が家に来ました。兄弟猫は9匹いましたが、哺乳、排泄など様々な面で人が関わっていました。我が家に来てからすぐに乳吸い行動が見られ、早期離乳によるものだと考え様子を見ていました。生後8か月の時に新しい子猫を迎え、めのうは自分の子供の様に子猫を育てはじめ、それと同時に乳吸い行動もなくなりました。3か月ほど前、私の転居、就職などを機に乳吸い行動が再発。今まで対象が毛布でしたが、私の腕になり、行動を取る時間も決まって就寝時にしていました。乳吸い行動をされることで、寝不足になっている現状です。行動は私以外にはしません。
背景を考えてみると、環境の変化、子猫が彼女から自立した、乳吸い行動によって私が起きるなどがあげられました。行動学に詳しい治美先生に相談したところ、①寝る前に疲れるまで遊ぶ、②不安を解消するサプリをあげる、③新しい子猫を育てさせるをやってみてはどうかということでした。③はなかなか難しいので、①と②を試しています。まだはっきりとした効果は出ていませんが、乳吸い行動しながら安心して眠る彼女を見ていると、彼女なりの愛情表現と解釈しながら徐々になくなっていくことを期待している今日この頃です。
2012年
10月
07日
日
こんにちは〜治美です
いよいよインターンコースです。ありがたい事に1年待って、入ることが出来ました。
今年は人数がちょっと増えて8人です。毎回宿題がたっぷりです。本を1冊、想定問答集、プリント類の作成をして行きます。この課題全ての中から、試験が出されます。後は実践実践実践。実際のパピークラスのスタッフとして参加しながら練習です。
パピークラスを行っている人はレベルアップをして行きます。報告はビデオで、クラスの様子をインターン同士で検討していきます。自分では気づかない点を指摘される事もあれば、困っていた事への解決策が出てくる事もあります。多くの子犬をハンドリングをさせてもらったり、成犬のトレーニングに参加させてもらったり、Tタッチと言われるマッサージ法を勉強したりしました。
毎回かの子も一緒に行っていました。成犬のトレーニングでは他の人にトレーニングされていました、かの子にとっても良い勉強です。
このインターン、仕事をしながら自分だけでは到底こなす事は出来ませんでした。病院のスタッフが手伝ってくれてパピークラスを盛り上げてくれたからこそ出来た事だと思います。スタッフにはとても感謝しています。
そして、そんな当院のパピークラスに参加してくださった飼い主の皆様にも深く感謝しています。
このような繋がりが、とっても大切な物なのだな〜といつも思います。ありがとうございます^0^
2012年
9月
30日
日
紺んちは〜治美です
パピーケアスタッフ講座インターンコースに入れる日を待つ1年間。かの子と二人のお勉強が始まりました。私はパピーケアスタッフとしての勉強、かの子はパピーとしての勉強です。
この頃はいろいろなところでパピー向けの企画が行われていました。仕事の合間を縫って、行ける企画にはじから参加しました。神戸から東京まで勉強になりそうな企画ならどこへでも。二人に取って濃い1年だったと思います。
素晴らしいパピークラスもあれば、問題を含んだ企画もありました。うわべだけで子犬に必要な事が分かっていないクラス。自分は当院ではこのようなパピークラスは行わない、と心に決めました。私はパピーの勉強をしているので、そのクラスに参加しても悪い影響が残らないように対策がとれますが、一般の飼い主さんならそれは出来ません。当院のパピークラスに参加してくれる飼い主さんとパピーにそんな想いはさせないように、少しでも良いクラスにしたいと思いました。
インターンになったら開催側で勉強する事になる村田先生のパピークラスにも、かの子と通いました。生徒の視点で見られるのも良い勉強になります。
教科書通りには行かない子育て、実際に自分が経験する事で分かることがいっぱいありました。
村田先生のところではパピークラスを卒業してから、次のジュニアクラスまで参加しました。思春期に入る犬たちへの対応も学びました。
ぽっかり空いた1年にするか濃い1年にするか。本当に自分次第だと思います。
今では、かの子は全てにおいて私の最高のパートナーです!!
2012年
9月
28日
金
こんにちは。スタッフの武内です。
皆様は、ご自分のわんちゃん、猫ちゃん、うさぎさんなどの、爪切りは、どうされていますか??
トリミングへ出したときに切ってもらっている、散歩のときに削れるから大丈夫、爪?見たことない・・・
というさまざまな方がいらっしゃると思います。
爪切りをしていなくて放置してしまうと、爪が伸びすぎてしまい、肉球にくいこんで、化膿してしまうこともあります。
また爪が伸びすぎてしまうと血管自体も伸びてしまうため、こまめに爪のチェックはしましょう。
爪切りについて説明をします。
いろいろなタイプの爪切りが市販されているかと思いますが、“ギロチンタイプ”というものをおすすめします。慣れれば使いやすいですし、細かい部分も整えやすいです。
肢を触られても怒らない、噛み付かないようにしないと爪きりは難しいので、まずは肢を触られることに慣らしましょう。
少し触ったら、フードを与えるなど、少しずつ慣らしていきましょう。
爪は血管、神経、伸びている爪という構造になっています。
血管を切ってしまうと血が出てしまいます。痛いので、切らないように注意しましょう!!
軽く肉球を押していただくと爪がでます。
またこの時に爪を押さえていただくと振動が伝わりにくいです。
爪切りをよく見ていただくと、ねじがあると思いますが、そちらの部分から爪を入れます。
慣れないうちは、少しずつ切りましょう。
不安な場合はスタッフに相談しにきてくださいね。
2012年
9月
22日
土
こんにちは、スタッフの酒井です。
生まれたばかりのわんちゃんの写真をお見せしたいと思います。
この子はお母さんのお腹の中を独り占めしていたため、自然分娩は不可能となり、帝王切開にて生まれてきました。
無事にお腹から取り上げられ、産声をあげたあとの生まれたてホヤホヤの写真です(^^)
真っ白のとっても可愛い女の子。一人っ子なので少し大きめ(笑)
帝王切開は麻酔をかけての手術です。お母さんと赤ちゃんのことを考えてできるだけ麻酔を浅く、そして短時間で行わなければなりません。どんな手術もそうですが、ものすごい緊張感。あっという間にお腹から取り出され、先生から赤ちゃんを受け取り、蘇生をしました。産声があがった時はやはり感動の瞬間です。無事お母さんも麻酔から醒め、一安心。
ものすごい緊張感も一転、幸福感でいっぱいにさせられました。現在すくすく育っているということで、とても嬉しく思います(^^)
さて、ここでクイズです!
この可愛い赤ちゃんの犬種は何でしょうか(^^)?
ヒントは真っ白い被毛。
次回の私のブログで答えを発表させていただきます☆
2012年
9月
17日
月
こんにちは〜治美です
実践コースを終了すると、次はインターンコースです。
ベーシック講座のころは毎回200人ほどでした。実践コースは定員は24名。内容が実地なので1期毎の人数は絞られます。その分濃い中身になっていますが。私は運良く1期の実践コースに入る事が出来ました。けれど、次のインターンコースはそうは上手く行きませんでした。
さらに人数は絞られ6人。実際に、村田先生のパピークラスに参加させてもらうので、入れる人数は限られます。1期のインターンコースには入る事が出来ませんでした。そして、1年待つ事になります。希望者の数によっては次回入れる確証はありません。運次第。
インターンコースに入れなかった年に、我が家に可愛いパピー我やってきました。
可愛いかの子です。
マルチーズとプードルのミックスで女の子です。
パピーの勉強をした事を生かして、育てよう!
そして、パピークラスでのデモンストレーションやライフワークの訪問活動に一緒に行こう!
夢は大きく広がりました♪
2012年
9月
14日
金
こんにちは、スタッフの杉浦です。
先日、日曜日に歯みがきセミナー第2弾を受けてきたので、今回はデンタルケアについてお話しようと思います。
おうちでデンタルケアというと、ガムを与えたり、歯みがき効果のあるおもちゃで遊んだり…いろいろあるかと思います。
当院でもデンタルケアグッズとしてガムを数種類、歯みがきペースト、歯ブラシ、歯みがき効果の高い処方食を置いておりますので、それらを紹介しようと思います。
ガムは牛皮でできたものや、野菜を使ったものなどがあります。
市販のものでも効果がないわけではありませんが、骨型のガムなどは噛んで小さくなったものが喉に詰まる危険性があるので、あまりお勧めできません(>_<)
適度な固さで、薄い形状のガムが最適です!
次に歯みがきペーストです。
最終的には人間のように歯ブラシに付けて歯みがき粉として使っていただくのがベストですが、このペーストを舐めさせておくだけでも歯垢がつきにくくなる効果が期待できるので、ぜひ使ってみてください。(犬用チキン・モルト・バニラミント、猫用シーフード)最終的には歯みがきができるようになるといいですね!
最後にt/dというドライフードのご紹介です。犬用は大粒・小粒、それから猫用のt/dもあります。
写真は左から一般的なサイズのフード、t/d小粒、大粒です。一般的なフードに比べて粒がかなり大きいのがわかると思います!
単に大きい粒のごはんというわけではなく、中が何層にも重なっていて噛みながら歯垢を削っていくという効果があります。毎日のごはんとしても使えるように作られていますが、食後に1~2粒与えていただくのをおすすめします。すでに他の療法食を食べている子は、その子が食べても大丈夫かチェックしますのでスタッフにお尋ねください。
最近では、こんなにたくさんのデンタルケアグッズがあるんですよ☆
みなさんもわんちゃん・ねこちゃんにぜひお試しください(*^^*)
2012年
9月
03日
月
こんにちは〜治美です
さて、パピーケアスタッフベーシックコースを終了すると次のステップ”実践コース”です。
実践コースは名前のとおり練習と発表を繰り返し人に伝える練習をします。今まで勉強してきた、パピークラスで行うべき項目のデモンストレーションの仕方や説明の仕方を実践して身につけて行きます。この他に、身だしなみや発声方法、立ち位置、話し方についても練習します。さらにパピークラスを運営するためのノウハウ、分かりやすく伝えるための小道具作りなどをこなします。本当にこなして行くという感じ、人前で発表するのも筋トレと同じ^0^
実践コースと行っても、こういった実践的なことだけでなく、学習理論やペットロス、訪問活動についてなど動物に関わる人たちが知っているべき問題についても勉強します。
実践コースは全部で8講座。人数も少なく、緊張の連続の濃い濃い時間を過ごすので、受講生は仲間になります!
このコースのメイン講師である村田香織先生の教えですが、夢を叶えるために必要な物は3つ。尊敬できる恩師と集中して勉強する時間(期間を決めて取り組む事です)そして、一緒に勉強する仲間。仲間は励ましあい相談しあえる一生の宝になります。
私も膝がガクガクいう経験を仲間とこなし、恩師である村田香織先生のもと、期限はコースが進んで行くのにしっかりついて行く事と決めてパピーケアスタッフを目指しました。
2012年
9月
02日
日
こんにちは
獣医師の渡邉です。
最近、診察の際に気になったことがあったので、日記にさせていただきますね!
それは猫ちゃんがビニールを食べてしまうこと。
猫ちゃんがビニールを食べてしまったことで来院されるケースもありますが、食欲がない、吐いているといったことで来院され、検査により見つけられることもあります。また、「何か気になることはないですか?」と質問すると、「そういえば、うちの子ビニールをかじるんです!大丈夫ですか?」と言われることも…。ビニールを食べる猫ちゃんって多いなと感じる今日この頃です。
そんな私ですが、実は我が家の猫たちもビニールをかじる癖の持ち主たち。かじるのを見かける度にやめさせてはいますが、ふとした時にカジカジ。
なぜ猫ちゃんはビニールを食べてしまうのでしょう?ビニールはもちろん猫ちゃんの食べ物ではありません。本来食べないものを口にすることを、異嗜(いし)と言います。その原因をいくつかあげてみましょう。
(1)慢性消化器障害、寄生虫、ミネラルの欠乏など栄養のアンバランス、など
原因が長く続いた場合、原因が改善された後も、この症状が習慣として残ってしまうことがあります。
(2) 猫の習性
猫は興味を持った対象を口に入れて、食べられるものか、かたさや感触を確かめたり、遊べるものか試したりします。
口での感覚は猫にとって大事な感覚です。それが食べものでなければ、たいていの猫は確認が終わった後には、口に入れることをやめてしまいます。
しかし、その猫ちゃんが感触や音で興奮したり、楽しいと感じるものであればなかなか止まらないかもしれません。猫ちゃん中には、一つのものに執着してしまう子もいます。
(3)常同症
同じ行動を異常な頻度で繰り返しとってしまう状態です。
これに当てはまる場合は、薬物治療が必要なケースが多いので、動物病院に相談することをおすすめいたします。
ビニールを食べることをやめさせるには、まずは対象物を猫ちゃんの手の届くところに置かないことです。
次に食欲や寄生虫検査、体の状態、食餌などを考えましょう。定期的に動物病院を受診したり、気になることを相談できるかかりつけ医を見つけておきましょう。
また、生活の中で、遊びや刺激、楽しみを増やしましょう。室内飼育の飼い猫様の中には、刺激が少ないことによりビニールで遊んでしまい、それを楽しいと感じてしまうことで異常行動につながってしまうこともあります。一日の中で猫と遊ぶ時間を作ることも大切です。遊ぶときは、決してビニールをおもちゃにしないでくださいね!
万が一、ビニールを食べてしまった場合、少量であればウンチと一緒に出てきます。しかし長いものであった場合、胃の中で留まって胃炎を起こすこともあります。また、小腸で止まってしまった場合、腸閉塞(腸が詰まってしまった状態)になり、腸が損傷を受けることがあります。胃の中で止まっている場合は内視鏡で取ることも可能ですが、腸閉塞になった場合は開腹手術により、腸管を切開して取り出します。腸の損傷がひどい場合には腸管自体を切除することもあります。
それでは、どのような症状が出るのでしょうか?何度も吐く、食欲がない、元気がないなどです。おなかを触るとひどく怒ることもあります。いつもと様子がおかしいと感じた時には、ぜひ相談してくださいね!
ちなみにうちの猫たちですが、まずはビニールを撤去しました。また、イライラしているときや注意を惹きたいときにビニールをかむ傾向があったため、たくさん遊ぶ習慣をつけたところ改善しました。参考にしていただけたら幸いです。
2012年
8月
27日
月
こんにちは。スタッフの武内です。
皆様は本当のシャンプーの仕方ってご存知ですか?
知らないって思う方のが多いかと思いますので、
今回はシャンプーの仕方について書きたいと思います。
シャンプーをする頻度についてですが、健康な子であれば、月に1回か2回くらいが適度と思われます。
※皮膚炎の子や、住宅環境により異なります。
※体調が良いときに行ってください。
まず始めに、被毛の汚れや、抜け毛、毛玉、もつれをとります。
これらが残っていると綺麗に洗えないのと、
毛玉が残っているうちに濡らしてしまうと、毛玉が固まってしまい、取り除くのが困難になります。
※無理やり引っ張ったりすると、皮膚を傷めてしまいますので、注意してください。
不安な場合は、当院にご相談ください!
そして、被毛を濡らします。
お湯の温度は約38度で、人間が触ってみて少しぬるいかな?
と思うくらいの温度が良いです。
シャワーヘッドを体に軽く押し当てるようにし、お尻の方から順番に濡らします。
シャワーヘッドを体から離してお湯をかけてしまうと、ジャージャー言う音や、シャワーの刺激でビックリしてしまいます。
※眼や鼻に水が入らないように注意してくださいね。
シャンプー剤ですが、皮膚炎の子で病院で処方されているものがあれば、そちらのシャンプーをお使いください。市販のシャンプーですと、皮膚炎が悪化する可能性があります。
健康な子におすすめのシャンプー剤も当院にはありますので、スタッフに相談してくださいね!
ほとんどのシャンプー剤は、“○倍くらいに薄めて使用してください”と説明書に書いてあるかと思いますが、原液のままだとかなり濃いので、薄めて、泡立てて使用してください。
指の腹で適度にマッサージするように洗います。指の間、股の間、脇、耳の後ろなどは、洗い忘れが多いので、気をつけてください。
※人間の爪は短く切ってください。
シャンプー剤を流す時は、濡らす順番とは逆で、頭の方から流していってください。
この時も、シャワーヘッドを軽く押し当てることや、眼、鼻に水が入らないように注意してくださいね。
耳、脇の間、股の間、指の間などは流し忘れが多いので注意してください。
※流し忘れは皮膚炎の原因にもなります。
し終わったら、タオルで乾かします。
市販のもので吸水性の高いタオルなどもありますので、使ってみるといいかもしれませんね。私も使っています。
自然乾燥でいいやと思われる方も多いかも知れませんが、ドライヤーを使って、素早く乾かすことをおすすめします。
※濡れている状態が続いていると皮膚炎の原因となります。
ドライヤーで乾かすときは、熱風は控えてください。
また、今の時期は、熱中症にもなりやすいので、十分注意してください!
わからないことがあればスタッフに聞いてくださいね!
2012年
8月
19日
日
こんにちは、スタッフの酒井です。
スタッフの杉浦こと美紀ちゃんとともに、歯ブラシセミナー基礎編に参加してきました!
それぞれ犬連れ参加ということで、今回私はキコちゃん、美紀ちゃんはメイティーと♪
おやつを上手に使って、手が口元にきても顔をひかないように・・
その練習を何度も繰り返し練習!
トレーニングもやりすぎはダメということで、物足りないところでおしまい。
唇を持ち上げる練習、奥歯を見る練習、そして歯ブラシを当てる練習・・
細かく順番に手順を教わってきました♪
歯ブラシのトレーニング以外にも、楽し~いトリックも挟んだりと、とっても賑やかなセミナーで楽しかったです(^^)
講師の関先生の歯ブラシ教室では歯ブラシするよ~と歯ブラシを持って呼びかけるとみんな歯ブラシして~と寄ってくるそうです!ちょっと信じられなくて本当に~?と疑ってしまいますが、その動画も見せてもらいましたが、本当なんです!凄いの一言。
自分の歯を磨くことや、人間の子供に歯磨きをすることは簡単ですが、わんちゃんの歯を磨くのって、どの手をどう使ったら・・ 歯ブラシの持ち方って・・・???となります。
私も愛犬の歯ブラシは一応ポイントを掴んだつもりで自己流にやっていたので、今回のセミナーに参加して、間違っているところや、参考になる点がいくつもありました。
家で今回学んだことを復習しながら愛犬マロンの歯ブラシをコツコツやっているところですが、やっぱりしっかり学んでからだと、家でのトレーニングも楽しくなりますね(^^)
次回9月の応用編も楽しみです♪
2012年
8月
16日
木
こんにちは〜治美です
子犬や子猫の時期にどんな事をしてあげられたかが将来の性格に大きな影響を及ぼすかので、この時期の教育の重要性は感じていました。ワクチンで病院にくる赤ちゃんのときに患者さんにその事を理解してもらい対策を立てたいと思っていました。将来、飼い主さんが遺書に暮らすのが苦痛にならないためにも、飼い主さんも動物もハッピーな生活を送るためにも!
そして、必要性を感じて犬や猫に関する行動の文献を読んだり、行動の専門獣医師のパピークラスをハワイに見学に行ったりして独自にパピークラスを運営していました。
情報が少なかった日本で系統だって講習が行われるなら参加しない手はありません!初めての開催に参加しました。
パピーケアスタッフ養成講座はベーシックコースからスタートです。
ベーシックコースでは、子犬や子猫の必要な毎日のケア、将来起こるであろう問題行動の予防に必要な事、子犬や子猫にとっては自然な行動だが飼い主さんにとっては問題になる行動への対処法についてなどを学びます。さらに、プロである自覚、飼い主さんに話を聞いてもらう為に必要な事、これは、自分自身に価値をつける事であり、仕事に誇りを持つ事につながるという事。髪型や爪はもちろんですが、笑顔の大切さ、ホスピタリティ(患者さんを受け入れる、自然に笑顔になってもらう事)について学んできました。
自分が今までやって来た事に自信を深めたり、方法を変えるべき点に気づいたり、さらに笑顔の大切さを確認したりと、とても意義深いコースでした。
2012年
8月
09日
木
こんにちは!
スタッフの杉浦です。
前回に引き続き、今回はパピークラスでもご紹介している「クレートトレーニング」の様子をチラッとお見せしたいと思います。
おやつ(ごはん)をクレートに入れながら誘導していくのですが…
クレートの中でだけ大好きなおやつがもらえると解ればこの通り!
もうクレートから出てきません(笑)
クレートが役立つのは移動のときだけではなく、万が一震災があった場合でもクレートの中に居られる子は避難場所に一緒に入ることができるようです。
ぜひクレートトレーニングをやってみてください☆
その際、絶対にお尻を押さないでくださいね!自分で入れるよう見守りましょう。
分からないことがあればスタッフまで(*^^*)
2012年
8月
01日
水
こんにちは。
スタッフの武内です。
今日は、皆様にぜひ試していただきたいグッズの紹介をします。
スタッフ猫の福助くんは、とてもパワフルで、元気な♂の猫ちゃんです。
ご飯を食べる速度もとーっても速いので、時間をかけながら楽しく食事ができるようにと、このペットボトルを作成しました☆
始めのうちは、大きく穴を開けて、スムーズにご飯がポロポロ出てくるようにします。
上手に転がしながらご飯が出てくるのがわかるようになってきたら、穴を狭くしていき、
難易度をあげていきます。
ご飯を、ゆっくり食べることにより、ストレスの発散もできます。
市販のものでも、同じ様な仕組みのおもちゃもありますので、「最近うちの猫、イライラしてるなぁ」とか「早食いで困っている」という方は、試してみてください!!
※ペットボトルの切り口で口を切ってしまうことがありますので、切り口はテープで巻くなど、工夫をしてみてください。
2012年
8月
01日
水
こんにちは〜治美です
日本動物病院福祉協会(JAHA)という団体の会員です。
福祉という言葉が入っているのが特徴です。学術的な向上はもちろんのこと、社会へ貢献することが団体の意義になっています。
その中で、訪問活動といって動物を連れて老人ホームなどに出かけて行く活動があります。私もかれこれ20年あまりこの活動を続けています。連れて行く動物たちは人が好き、知らないものに怖がったりせず、急な音にも大丈夫、もちろん他の動物にも過剰な反応はしない、そんな子たちです。この活動を始めた頃は何となく愛情込めて育てていれば活動に参加できる気質を備えた犬や猫に育っていたのですが、しつけという点では、オスワリなど簡単なことはできても、長く待つなどはできませんでした。
そこで、犬や猫を育てるという事をきちんと勉強しようと思いました。患者さんの子育て(^^@)に正しい助言が出来れば良いな、なんていうおまけも魅力的です。
ジャハ(JAHA)では5年ほど前にパピーケアスタッフという講座が始まりました。子犬や子猫の育て方(毎日のケアや問題行動の予防)についての講座です。
飛びつくようにこの講座に参加しました。そして私のパピーケアスタッフの道がスタートしました。
2012年
7月
28日
土
スタッフの酒井です。
パピークラスに参加しているフレンチブルドッグのボンドちゃんがホテルに来ていたので、たくさん遊んであげました♪
お耳がとっても大きなところがチャームポイント!怖いもの知らずのやんちゃな男の子です(^w^)かわい~~。
先生やスタッフはもちろん、病院に来る業者の方や配達のお兄さんにもオヤツをもらって、たーーーっぷり社会化のお勉強ができました☆
まだ3ヶ月のパピーちゃんですが、アイコンタクトとオスワリはバッチリですよ~。
いたずらもたくさんしていましたが、パピークラスに参加しているので、いいことと悪いことをすぐに理解できるおりこうさんに育ってます♪改めてパピークラスに通ってくれているパピーちゃんは理解が早くていい子だな~っと思いました。それも飼い主さんがパピークラスでしっかり学んでいる証拠でもありますよね☆
たくさん遊んでエネルギー発散したあとはぐっすり可愛い寝顔を見せてくれました
(*^^*)
2012年
7月
25日
水
こんにちは!
愛犬2匹に毎日癒されている杉浦です(*^^*)
突然ですが、日課でもあるわんこたちの歯みがき風景を…
どうですか?
2匹とも上手にやらせてくれます♪
今ではゴシゴシ磨かせてくれますが、これも慣れですね!
日々のケアが大切なので毎日やっていたら、自然と受け入れてくれました。
パピークラスでも歯みがきの大切さをお伝えしていますが、わんこも本当に「歯が命」です!
「犬に歯みがき?!」と思われるかもしれませんが、今や常識になりつつあるのです。
歯石がついてしまっているわんちゃんは定期処置で歯石除去をしてから、愛犬のためにぜひケアしてあげてください☆
2012年
7月
24日
火
こんにちは〜治美です
始めは長いと思った3日間もあっという間でした。
楽しかった〜^^@
お勉強も楽しかったけれど、主催のインクローバーのスタッフのホスピタリティはいつもものすっごい!!! 本当に感謝!!! みんなの笑顔が絶えません!!! ハードな3日間をこなせるのもスタッフのおかげです。
4人1組で早押クイズに挑戦。楽しかったっす(^0^)/
このチームは、実習で、パピークラスでやるゲームを作るチームでした。
チーム名はそれぞれのワンちゃんの名前の頭文字。
そして、香織先生とのジャンケン大会で、なんと、優勝してしまった!人生の中でも凄い出来事です。やった〜牛肉ゲットです!!!
もう一つ、このセミナーで覚えたこと。ジュンコちゃんに教えてもらって、FacebookにiPhonから投稿できるようになりました。同じやり方でパソコンからだってできました。ということで、ヒトの記事見るだけだった状態から脱してナメクジ的スピードですが進歩しています^^@
ジュンコちゃん、ありがとう。
2012年
7月
20日
金
こんにちは〜治美です
ハッピーサマーキャンプ第2弾です。
サマーキャンプは実技だけでなく、座学もスペシャルです。
今回は麻布大学の行動学の教授菊水先生の講義です。
1遊びを介して絆を深めよう
2行動を理解してヒトとイヌを絆ぐ
3犬はどこまで理解しているのか
4なぜ犬はヒトと共に生きるようになったのか
ヒトと犬は大人になっても遊ぶことのできる動物です。脳内ホルモンの作用で、遊びの相手は楽しい!そして好きな人になり!絆(愛着の形成)ができるので、子犬との生活のスタートには遊びをいっぱい!!
白目を使い視線でコミュニケーションをとるのはヒトの他はやはり犬なのです。チンパンジーなどは確かにヒトに近いのですが、相手に読まれないために白目が見えないのですが、犬は視線を読むことができるのです。視線によって交流をしていると幸せホルモンが分泌されることが分かっています。この幸せホルモンはオキシトシンといわれ、食事や運動でも上がり、特に撫でられるとよくあがります。菊水先生曰く「手当とは本当に手を当てることなんです」ね。
また、いろいろな情報を集めて来れからすることを予測する力にも犬は優れていて、この社会的知性はとても高次の能力なのです。一方、解決できそうにない問題に直面したとき、オオカミはあくまでも自分でなんとかしようとするのに反して犬はすぐにあきらめ、視線などを利用してヒトに助けを求めます。そんなところがまた可愛いですね。
ますます、犬という動物がいとおしくなりました。かの子を見ていると私の脳内でもオキシトシンが出ているんだな〜^^@
全体に菊水先生の犬が好きなほんわかした感じの漂うセミナーでした。ちょっとかじっても、みつめておねだりしても、ちょっと許してあげて•く•だ•さ•い•^^@
2012年
7月
18日
水
こんにちは〜治美です
1つ前の記事に2日間尼崎に行ってきましたと書きましたが、実はその続きがあって、その後同じ会場でワークショップがあったので、合計5日間でかけていたのです^^;。
院長出かけさせてくれて、ありがとう^^@
かの子と一緒に楽しんできました。
JAHAの公認家庭犬インストラクターの矢崎潤先生のハンドリングレッスン、パピークラス運営の講義、そして麻布大学の行動学の菊水健教授の犬のコミュニケーション能力についての講義と、とても濃い3日間でした。
矢崎潤先生のクラスは細かく分かれていて、指示語レッスン、トリックレッスン、パピークラスのゲーム作成、この3項目を何回も入れ替えて行うやり方です。犬の学習のし方や集中力や疲労を考えて細かく入れ替わるのだと思います。
指示語レッスンではオスワリ•フセ•タッテの教え方を通して、行動を再分化してゴールにたどり着く道を考えるものです。出来上がりを想定して、細かくしかも余分なのもがなく、誘導を報酬に変えて行く手順、合図がついたらフードを引き上げて行くこと、全てがスタートしたときから計画されているように考えること。また、そこに臨機応変に対応することを混ぜてレッスンが進みました。かの子は一応全部できるようにはなりましたが、フードがないと出来ないとか、合図が不鮮明でかの子が混乱すること、フードを食べると動いてしまうことなど私の疑問の霧が晴れました。かの子は本当に私にとってはありがたいパートナーです。頭で理解できたような気になっても、身体が付いてこなくて、アレッ?アレッ?となっても、そこを汲んでなんとかなってくれるから…かの子ありがとう^^@
2012年
7月
17日
火
こんにちは〜治美です
7月12〜13の2日間、神戸の尼崎に行ってきました。
JAHAのパピーケアスタッフ養成講座の第6回実践コースのお手伝いです。
私は第1回に参加させてもらいました。パピーケアスタッフの認定をいただいて、去年に続いて今年もお手伝いに行けてよかった。受講生が自分の子供のように可愛い^^@
テストや宿題や項目ごとの発表や大変だししんどいけれど、だからこそ、実りのあるセミナーなんです。一生懸命に頑張る受講生の助けに少しでも慣れるように後2回頑張るぞ〜。
もちろん、かの子も一緒に頑張ってます。実習犬として、みんなにかわいがってもらっています。