こんにちはスタッフの鈴木です。
今回シニアの猫ちゃんに多い病気甲状腺機能亢進症についてお話します。
甲状腺機能亢進症とは甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。6歳以上の約5~10%の猫ちゃんに認められています。
元気があり食欲があるのに痩せてくる、発情期のような鳴き声で鳴く、お水をよく飲みよくおしっこをするなどの症状がみられます。つまり元気が出ちゃう病気なので飼い主さんは病気だと気が付いていないことが多いのです。気が付かずにそのままでいると心臓はじめ各臓器に負担がかかり命にかかわることとなります。
この病気の診断は血中の甲状腺ホルモンを測定することで診断します。当院では採血してから30分以内診断することができます。
早期に見つけて適切な治療を行うことが大切です。当院ではシニア向けの猫ちゃんの健康診断をおすすめしています。
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