ワンちゃんネコちゃんの困ったこと・・・
自分や他の人に吠えたり・唸ったり・噛みついたり
留守番ができない(留守の間に吠え続ける、家具を壊す)
トイレ以外の場所での排泄
同居の動物との関係がよくない
シッポを追いかけてグルグル回る
ずっと脚を舐めている(脱毛・皮膚炎になる)
行動診療科ではこのような問題行動のカウンセリング・治療を行っています。
動物とご家族・獣医師と病院スタッフで一緒に解決していきましょう。
行動診療科では、犬猫の問題行の改善・治療を行っています。
動物たちの問題行動は、子犬子猫の時期の経験、社会化不足、不安、持続的なストレス、同居動物との関係の不具合、飼い主さんが知らないうちに強化している、遺伝、身体的疾患による痛みなど様々な原因から起こっています。
「飼い主さんを下に見ていてバカにしているから言うことを聞かない、上下関係を教えてやらなくてはいけない。」
いまだに聞く話ですが、これは現在の科学では否定されています。
人にとって都合のいい話なので、動物側のストレスを考えずに利用されていると考えると残念です。
なぜ動物たちが問題行動を起こすのか、原因を明らかにし、生活環境の整備、避けるべき刺激、与えてあげるべき刺激、コミュニケーションの取り方、などの改善をしていくことが問題行動の改善につながります。
問題行動に見えても実は病気が隠れていることがあります。
トイレが上手にできないワンちゃんで膀胱炎があったことがあり、膀胱炎の治療後トイレのトラブルも無くなっています。
ゴミ箱あさりが問題になったケースでは、栄養状態に問題がみつかり、食事の変更で行動は改善されました。
逆になんでもない行動だと思っていたら実は常動行動と言って行動のコントロールが必要な問題行動であることもあります。
飼い主さんは空気を噛むような仕草が可愛いと思っていたワンちゃんで、実は神経系の問題が隠れていて、お薬でコントロールできます。放置しておいて悪化すれば発作につながる可能性のあるケースです。
このように問題行動は原因の把握とそれにあった対応が必要になります。
状況の把握のためにカウンセリングには時間がかかることをご理解下さい。
また、身体の変調が原因のこともありますので、治療中の病気や飲んでいるお薬がありましたら、カウンセリング時にお知らせ下さい。
お問い合わせはこちらから
井口動物病院の電話番号 0533-69-7711
病気は予防が大切ですね。
犬の問題行動も病気と同じように予防が大切です。
ワクチン接種で病気の予防をするように、
”こころのワクチン”もしておきましょう。
子犬の頃に十分な社会化を行い、ご家族とよい関係を築いておくことが、将来の問題の予防になるのです。
井口動物病院では、ただ子犬を集めて時間を過ごことではなく、子犬に必要な教育・問題の予防につながる”こころのワクチン”を考えたパピークラスを開催しています。
井口動物病院
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