こんにちは
治美です
10月の中頃の事です。院長と私で南知多ビーチランドにいって来ました。
アシカの採血の勉強のためです。
竹島水族館のアイちゃんやラブちゃんの診療のために私たちもスキルアップをしなくてはなりません。また、情報の共有も大切な事です。
竹島水族館からは飼育員のお二人が来てくださいました。
まず、採血の見学。その後、持参した超音波検査機で腹部を見せてもらいました。最後に体温測定。
アシカの状態やハズバンダリートレーニングの出来によって検査のスケジュールが来まります。
ハズバンダリートレーニングとはリラックスした姿勢でじっとしているトレーニングです。犬や猫の様に抱っこができませんから、合図でじっとしていてもらうことが必要になります。リラックスした状態でじっとしていてくれる事が理想です。徐々に時間を延ばしていくのですが、目標は採血の間またはエコー検査の間。治療のために点滴が必要になればもっと時間が必要になります。
失敗して出来なくなるのより、時間をかけてでも失敗しないで練習を進める事が大事です。飼育員さんはトレーニングのプロでもあるので、個体の特性に合わせて薦めていきます。
そのあと、室内で質問タイム、飼育員さんはそれぞれトレーニングや日常の管理の事。私たちは、麻酔や解剖・眼圧・血液検査の事。
いかにアシカ・飼育員と獣医師の連携が大事かを改めて実感しました。また、どのように連携を取るべきか、細かく確認していく必要を感じました。
アイちゃんやラブちゃんの健康に貢献できるように頑張ろうと心を新たにしました。
おまけ:イルカのショーをみて、子供に戻って楽しみました^0^
南知多ビーチランドの皆様、ありがとうございました。
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